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2022年3月~4月 子供と夫と一時帰国1

今日は今年の3月・4月に子連れ一時帰国をした時のことを書こうと思います。
国際結婚に限らず子供連れで国を越えての旅行や移動をする方もいると思いますので参考までに。

日本への一時帰国は子供が生まれた2020年5月から考えていましたがコロナの状況が全く読めず、当時は年内にも治まるだろうと楽観視していましたが予想のはるか斜め上を行く現状となってしまいました。

それから2年後の2022年1月、ワクチン接種済みでしたが家族3人とも感染。症状は幸い軽症でしたが、もうかかりたくはありません(^^;

再検査で陰性になった2月半ばから帰国の準備を始めました。
コロナ禍での外国人配偶者の為のビザ申請等については今回省かせてもらいます。

※ビザ申請の必要書類などは状況により都度変わるので居住国の大使館に問い合わせるのが確実だと思います。

まずは日本までの帰路を簡単に図にまとめました↓

居住国から日本までの道のり

2ヵ国3空港を経由、2つの航空会社を利用して成田空港に到着。トランジットを含めた合計時間は45時間。

当時息子は1歳10ヵ月だったので飛行機の座席購入は必須ではありませんでしたが、B国国内と日本までの移動(3時間半と13時間のフライト)は同じ航空会社ということもあり2フライト分座席を購入しました。

※補足ですが、当時の息子の身長は85cm、体重は11.5kgという体格。どのフライトも中長距離の移動で座席はあったほうが楽でした。
飛行機の座席幅や規格によるところがとても大きいですが、中距離のフライト(2~6時間)は膝の上でもなんとか大丈夫でした。


1歳後期の荷物について


用意した3人分の荷物はこちら
預け入れスーツケース:2つ
機内持ち込み用手荷物:3つプラス身の回り品の入った鞄にマザーズバッグ 
以上です。

預け入れ荷物(スーツケース)には主にお土産と3日分程の着替えと余分なオムツ(30枚程)を詰め込みました。旅路では基本取り出さない物です。

私の機内持ち込みの手荷物はパスポートなどの身の回り品を入れたショルダーバッグ。
それとデイパックリュック(40L程)に下着1セットやパジャマ、靴下、タブレット、軽食、メガネケース、各空港に必要な提出書類(ファイルにまとめて)などを詰めました。
そして子供の世話をする為の物が入ったマザーズバッグです。

フライト時間が約2日という旅路に用意したマザーズバッグの中身はこちら

・オムツ:3日分(15枚程)
・オムツ替えシート
・おしりふき
・着替え:ボディスーツ3枚、上着2枚、ズボン2枚、靴下2足
・ブランケット(綿)
・カラトリー:子供用のスプーンとフォーク
・シリコン製の食事用ビブ
・ストローマグ
・薬類
・歯ブラシ
・ビニール袋小:汚れた衣類や使用済みオムツを入れる用
・市販のゼリーや家で作ってきたバナナケーキ

以上がマザーズバッグの中身です。

一応おもちゃやポケットサイズの絵本をデイパックリュックに詰めて持って行ったのですが、この頃の息子はそれらにあまり興味を示さなかったので取り出して使う場面がありませんでした。
絵本やおもちゃはかさばってしまうので持ってこなくてもよかったかなと思っています。

どこでも授乳ができたものの、突然のぐずりに対応するために用意したゼリーなどのお菓子も案外必要なかったように思えました。お菓子よりも空港内の売店で売っているフルーツのほうが息子は大喜びでした。

おまけに機内で配られる幼児食は航空会社にもよりますが数時間おきにクッキーなどのお菓子をくれて、日本に着く頃には配られたお菓子のストックで鞄がパンパンになってしまいました。


機内や乗り継ぎの空港内での子供との過ごし方


とてもラッキーなことに息子は気圧に弱く、離陸のタイミングで寝ることが多かったです。
耳抜きの心配もあって一時帰国を終えるまでは授乳を続けようと考えていたので離着陸時には膝の上で抱えて授乳。授乳に伴い入眠。気圧も相まって授乳後はどのタイミングでも眠っていました。

起きている間は事前にリクエストしていた幼児食(フルーツやパスタ)を食べたり、座席に備え付けてある画面でゲームをしたりオムツを替えたり身の回りのお世話をするぐらいだった気がします。
機嫌が悪くなると授乳もしくは通路をお散歩、その繰り返しで一番長かった13時間というフライトもなんとか乗り越えることができました。

そんな模範的な過ごし方をしてくれた息子ですが唯一私にとってストレスになったのは食事です。これは乗り継ぎで過ごした空港でも同じで、どうしてもテーブルとイスの高さが1歳児には合わなかったり機内の折り畳みテーブルと座席の距離が遠すぎたりで汚れる心配が私には常にストレスでした。

空港でのトランジットで5時間半過ごしたりしましたが、これはもうひたすら空港内を夫と交代で行ったり来たり歩きまくりました。
乗り継ぎの飛行機に乗る頃には親子共々ぐったりです。

初日の全フライトを乗り終えた後は翌日のフライトまで11時間のトランジット。
この日は空港内にあるホテルで一晩過ごしました。

翌日、フライト3時間前にはチェックインと保安検査を済ませてターミナル内で日本行きの飛行機を待ちました。
待ち時間に5年ぶりのマクドナルドでフィレオフィッシュが食べられたのもいい思い出です。


ここで一つ注意しておくべきことがありました。

私達は旅行代理店ですべてのフライトチケットを購入したので一連の旅程がEチケットにも反映されていたはずなのですが、居住国の空港でこの(日本行きのフライトが出る)空港までのチケットしか発券されませんでした。

理由が分からないまま日本行きのチケットを持たずにB国b州まで来ました。(空港内のホテルで一晩過ごし)念のため早めにチェックインカウンターへ行き手続きへ。

日本行きのチケットが発券されなかった理由は、(当時)日本政府が特定の外国人へのビザ発給をストップしたり大幅な入国制限をしていた時期でどの様な形で日本へ入国するのかビザの種類などが確認できるまで日本行きのチケットは発券できないとのことでした。

チェックインカウンターで夫のビザが配偶者ビザであることを伝えたのですが、「Bad newsだけどそれを証明できる物が確認できないと・・・」という旨の応えが返ってきました。

ですが私達は居住国が出す婚姻証明書のコピーを事前に発行してもらい必要書類と一緒に持ってきていたのでそれを元に日本行きのチケットを発券してもらえました。

※念の為、英語翻訳の公的な資格を持った知人にスペイン語から英語に訳してもらった書類も用意しました。


5年ぶりに成田空港の外に出られた瞬間は安著間で胸がいっぱいでした。
肌寒い空気がまだ漂う2022年3月5日に無事家族3人で日本に帰ることができました。

これから少しずつ日本滞在中の出来事を書いていく予定です。

それではまた、Hasta pronto!


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