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本屋活動日記

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自分が本屋として働く中で考えたことや、読んだ本から学んだことを書いています。
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#本屋

庭のように本棚を手入れする(『本の長屋』退店のお知らせ)

高円寺『本の長屋』にて、「桶屋書店」名義で箱店主をさせていただいていましたが、8月いっぱ…

ずるい大人になりたい。 〜高円寺「本の長屋」共有書店スタートに寄せて

「桶屋書店」として活動を初めて約10ヶ月。 この度、東京・高円寺のコクテイル書房が企画する…

古本屋1年生の、2022年イベント出店記

今年は「桶屋書店」の屋号で、初めて自分の本屋業を始めました。 お手伝いなども含めると5つ…

本屋、初めて手売りで古本を売る。

本屋になっておよそ半年が経ちました。 本を売ることには慣れてきたつもりですが、先日、また…

平和を知っていても、戦争がなくならないのはなぜ?【考える人におすすめの本3選】

戦争が始まりました。 今この瞬間を、私は本屋として迎えました。 日本でも最近、平和の大切…

本屋で食べていきたい!いつの時代も必要とされる書店の形を考えてみた【新米本屋のセ…

先日、本屋になった報告noteを書きました。 いま、新米の本屋として現場に立ちつつ、たくさん…

図書館もいいけど、本屋もいいぞ。

小学生で図書館に通い、中学生でラノベにはまり、大学生で海外の図書館や書店を知って、最近はビジネス書の要約もしている私。 思えば本好き歴20年、このたび、本屋さんになりました。 11月から塩尻市にある地域の本屋さん、中島書店でお世話になっています。 本屋に向かう理由かねてから本屋に憧れはあった私ですが、もしやるなら古本屋よりも、新刊書店がいいなぁ、と思っていました。 というのも新刊は、今、同時代に生きている人が出版する本です。 新刊書店では、本の並びを眺めるだけで、今世の