学生は多くの授業について「静かな退職」をしているのかも
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ビジネスリサーチラボの伊達さんの講演で,「静かな退職」のことを聞いた.最低限の仕事しかせず,辞めない.燃え尽きたためにそうなってしまった社員ばかりではなくワークライフバランスや他の関心事のために静かな退職状態を選んでいる社員もいて,その人たちのことを指すようだ.伊達さんの説明を聞いていると,意図的に組織的離脱をしている(静かに退職している)社員たちは,多くの授業について意図的離脱をしていて,たまに見つけた面白そうな授業にコミットしているだけの学生と酷似しているように思えた.「静かに退職」している授業からは単位だけをもらって着々と卒業証書取得に近づいていく.卒業証書が給与の代わりではないのか.
大学は企業のような組織ではないというのが違う点なのかしれないが,自発的にコミットしてくれる学生の多い授業は,コミットメントが授業期間が終わった後にもボランティアやTAとして続いたりするので,そういった授業自体がかなり組織に似た面を持っており,違いは意外に小さいように思う.
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