見出し画像

カンザス州立大訪問記(10/10)総括

夕方に帰る間際にさりげなく渡された封筒を,帰宅してから開けてみると,facultyからの寄せ書きがあり,おもてにこんな一言もあって感激しました. 最近訪問した米国の大学ではどこにでもリーダーシップ・プログラムがあり,一つの大学に複数あるところも珍しくなかったので,リーダーシップ教育はもはや米国ではコモディティ化しているのではないかという印象を持ち始めていましたが,カンザス州立大のここを見学して,組織づくりやリソースの調達・配分についてまだまだ工夫することはあるんだと思わされました.特に,学内数箇所で思い思いのやりかたでリーダーシップ教育を行なって互いに連絡も共有もしないよりも,もっと共有し,できれば1箇所に集まって組織を作り日常的に議論しながら研究と教育を行なっていくことに大きな意義があることを再認識できました. 収穫の多かった今回の出張でしたが,帰国便搭乗日が偶然にもDaylight Saving Time(いわゆるサマー・タイム)への切り替え日にあたることを認識しておらず,1時間遅れて乗り損ない,ダラスにもう1泊するというハプニングがありました.米国人にとってspring breakは,大学を含め学校が一週間一斉に休暇になるという一大イベントで,その始まりの日曜(3月第2日曜)がサマータイムの初日であることを知りました.そういえばニューヨークやシドニーに長期滞在したときも3月には現地滞在していなかったのでした. (この項終わり)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?