見出し画像

暑中見舞い申し上げます

昨日は休み、半年ぶりに会う男と難波で酒を飲んだ。
暑さは少しましであった。
にもかかわらず、私の知る難波の活気は無かった。
遅れている大阪のワクチン接種が影響しているのだろうか、それとも連休明けでみんな仕事にいそしんいるのであろうか、と二人で会話しながら眠眠で餃子を食い、正宗屋でカステラをつついた。

でも、年々異常さが常態化するこの夏の暑さ。 
本来ならばこの時期にしかできない野外での活動も阻害し、その熱さに拍車をかけるように流行り病は、今なお合気道の稽古もしにくくさせる。

この連休に帰省や旅行で高速道路が渋滞したとニュースでみた。
これからくるお盆休みにも渋滞する高速道路を走り家族で帰省して、ジジババと共に時間を過ごすことが出来るのであろうか。
子どもの相手をしてあっという間に終わり、クタクタに疲れ果てたまま休み明けに出社する常に戻るのであろうか。 
それはそれで大変ではあったが、楽しみでもあった。 

そして、暑さに強弱があったように思うが、流行り病の加勢するこの熱さは『強』ばかりである。 

四季のあった日本の、夏の朝夕は涼しかった。 
今耳にする風鈴の音は虚しい。 
出来ればクーラー無しで夜は寝たい。
にじり寄る暑さで朝に目を覚ましたくない。 
たまたまの事で、ひと時のことであるならば仕方ないとも思うが、そうではないのだろう。
流行り病も気になるが、この異常な熱さの方が今は気になる。
どんなに暑くともいつも熱いコーヒーで通して来たが限界が近づいているかも知れない。 
たまたまやらねばならない事があるから大阪ででジッとしているが、そろそろ郷里愛知の山あいの河童の出てきそうな深い淵にドボンと飛び込んで心臓が止まってしまうほど冷たい思いをしてみたいものである。 
どうなることやら、先の見えない不安をも忘れさせるこの異常な熱い日々である。

みなさん、くれぐれもじゅうぶんご自愛いただき、この熱い暑さを無事に乗り切ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?