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飲み屋に恋する男のはなし

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酒抜きで語れぬ私の人生、そのほんの一部をお聞きください、、
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#大阪

恋のおわりは

今日から私が以前、恋の病に取り憑かれたように始めた『立ち飲み屋』の話を綴りたく思います。 多くのお客さまに足を運んでいただきました。 多くの友人も日本中から集まってきてくれました。 やんごとなき事情で再び方向転換をするまでの一年半の時間をともに過ごしていただいた皆さんとのお付き合いの話が中心となります。 今日は簡単に店の周囲の雰囲気をご理解いただければと思います。 私は大阪の人間ではありません。大阪は人に優しい街だと思います。 その中でもこの『阿倍野』って街が、素敵に優しい

飲み屋で考える

若い頃には一人で飲み屋に入るなんてことはありませんでした。 必ず誰かと一緒でした。 やはり仕事の関係の飲酒の席が多かったですね。 お客さんをタクシーに乗せてドアを閉めた後の記憶が無いなんてことがよくありました。 気は張っていますし、もともと弱くはない酒です。 酒に飲まれることはめったにないのですが、体調の悪い時の席や宴席の続いた時には記憶が無いってことがしばしばありました。 今はそんなことは無く、気楽ですね。 飲酒の時間を楽しめるようになったって感じです。 一人で飲んでよ