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日々考えることのはなし

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毎日考える何か、何かが引き金になり考える何かを綴ってみました
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2024年3月の記事一覧

風邪ひきの思考

なんと、不覚というか、珍しく風邪を引いてしまいました。 熱は出るは、咳は出る。身体は重くやる気は失せ、仕方なくずっと寝ていました。自分でも驚くほど寝ていました。深く深く寝ていました。 飼い猫のトラが、まだ愛知で近所の番町猫だった頃に犬と喧嘩して、大けがをして帰って来ました。傷をブーニャンが舐め、トラは死んだように眠り続けました。そして二日後には復活しました。そんな二匹の姿を思い出しながら深い眠りに落ちていました。 精神論を健康に結びつけることはしないのですが、適度の緊張は

人を待つ時間

昨夜の関西はぐずぐずの雨模様だった。 たまってしまった仕事を朝から片付け、夕方人と会うためにとある場所まで足を運んだ。久しぶりにお会いする方、遅れるわけにはいかず余裕を持って出かけたが、あまりに早くついてしまった。初めて降りる駅であった。 初めての町に行ったら必ず駅の周辺をウロウロすることにしている。ゼネコン営業マン時代からのクセである。町にはそれぞれの特性がある。歴史があっての町の成り立ちがある。住んだ人たちによって作られるのが町であろうが、町が住人を育てるようにも思う。

一日の終わりに私が思ったこと

昨晩は寒かった。 休みなのに珍しく酒を飲むこともなく、部屋でパソコンに向かい出してのことだった。 明日は始発に乗る用事がある。出来るだけ早くベッドに入ろうと思ったがなんとなくテレビが気になり、スポーツニュースだけ見ようと思ったのであるが、たまたま合わせたチャンネルで「天使にラブソングを」をやっていた。 テレビではあるが久しぶりに映画に見入ってしまい気がつけば10時となり、あわあわとパソコンにまた向かったのである。 ああ、こんなことが昔はよくあったな。日曜洋画劇場で淀川長治の

あの頃見上げた青空

もう四年も前のことである。 コロナがやって来る前のことだった。 何もないことが幸せであると振り返り気づかせてくれる時期であった。 合気道の稽古を行っているのは大阪市阿倍野区にある大阪市が再開発を行ったエリア内に建てられた市が分譲した住宅棟の隣の商業棟のレンタルスタジオである。本来であれば、畳の道場で皆に稽古をしてもらいたいが現在では各区に設けられた大阪市のスポーツセンターの道場を定期的に使うことは不可能になってしまった。レンタルスタジオを借りることができただけ幸せなのである