レンズ側Fnキーの存在 ・絞りリングの互換性

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パナソニックのカメラでも、オリンパスレンズのL-Fnキーが有効に使えるよ、という議題と交えて、もう半ばユーザーからは呆れられて諦めかけられている絞りリングの互換性問題を取り上げます。

https://twitter.com/mharuka1/status/1408684248005890052

https://twitter.com/mharuka1/status/1408684251034181634

実は、パナソニックの200mm F2.8 というレンズに L-Fnボタンがあるそうですね。

私は所持していないので、ツイッターのリプライで教えていただいたのですが、それにしても、L-Fnボタンが付いているProレンズを発売したのはオリンパスの MZD 12-40mm F2.8 だったと思います。

ただ、パナソニックが先行するオリンパスとは別の独自規格にせず、オリンパスが当初から採用しているものと同じ規格の通信系を利用したことによって、パナソニックカメラにオリンパスレンズを取り付けた際にも、L-Fnボタンが有効にカスタマイズ通りに動くことに感動を覚えました。

詳しくは分かりませんが、マイクロフォーサーズマウントの規格制定時から予定されていたボタン通信規格なのだとしたら、当時マウント規格を制定したメンバーに拍手だし、後発のパナソニックが独自でなんとか同じ規格に使用と合わせ込んだのだとしたらパナソニック開発者に拍手だし、あえてオリンパスにマイクロフォーサーズの将来を見据えて共通化するために通信規格を教えてくれと頼んだとしたら、教えたオリンパス陣営にも拍手喝采となるわけです。


話題は絞りリングの話に移ります。

実はこんな問題がありました。
パナソニックレンズにはフォーサーズ時代からレンズ側に絞りリングが備わっており、オリンパス機ではこれが動作しない。(認識しない)

この問題は、CP+などのたび、ネット民は両社のブースに詰め寄って、共通マウントなのに共通で使えないのはおかしい、相互利用できるようにしてくれ!と懇願していたのにもかかわらず、私が認識しているかぎり、いまだにオリンパス機ではパナソニックレンズの絞りリング情報をボディ側が認識してくれません。

L-Fnキーが共通で使えるのであれば、同じように絞りリングも共通で認識させることができるはずです。

フルフレームミラーレス一眼とパイの奪い合いになっている中で、将来残っていく規格となるためにも、両社の歩み寄り、よりユーザーがシームレスに使えるマウントシステムの存続と開発を説の願い申し上げる次第です。


まとめ
・パナソニックカメラでオリンパスレンズのL-Fnキーがカスタム運用できることは素晴らしい。
・オリンパスカメラでパナソニックレンズの絞りリングが使えるようにしてください。


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