エイプリルフールを日本では「嘘をついてもいい日」とよく言われます。けれども、海外ではエイプリルフールの「嘘」は、ジョーク(joke=冗談)、トリック(trick=いたずら)、プランク(prank=悪ふざけ)という単語で表現されているようです。
その由来は諸説あるようです。そこで、起源を確かめようと、生成AI君に尋ねました。それが可笑しかった、という話です。お付き合いください。
「笑い祭り」から始まった?
初めにGeminiに尋ねると、米国での事情を教えてくれました。
そして、
それでは、なぜ4月1日なのか。その起源は古代ローマにまで遡ると言うのです。
とのこと。そして、中世ヨーロッパになると、
これらの回答に、笑わないでくださいね、私はすっかり騙されました。
「笑い祭り」と呼ばれる祝日などなかったし、「愚者の日」という呼び名も怪しいのです。
最も有力とされている2つの説?
そこでChatGPT-4に尋ねました。回答です。
「複数の説があり、正確な起源ははっきりしない」という慎重な言い回しは好感がもてますね。ただし、グレゴリオ歴導入と関係がある、というのはいささか怪しい感じがします。
それで、あらためてClaude3opusに尋ねると、
シャルル9世が新年を1月1日としたのは事実のようです。各地で新年を祝う日が違っており、バラバラだった新年を統一したのだそうです。
グレゴリオ歴説なのかシャルル9世の変更説なのか???
「ヒラリア」とはどんな祭りだったのか?
さらにいろいろと尋ねてみましたが、判然としません。なんだかAI君に揶揄われているような気分にもなったのでした。AI君もエイプリルフールを楽しんでいるのだろうか、と。
ヒラリア「Hilaria」
春分前後に古代ローマにはいくつか祭りがあったようです。ヒラリアとはどんな祭りだったのかClaude3の説明をご紹介します。
ポワソン・ダブリル(Poisson d'avril)
AI君とのやりとりで初めて知った言葉です。本当にこんな言葉があるのだろうか、と疑心暗鬼になりながらも、その説明が面白いな、と思ったのでした。ご紹介します。
お前さんは「釣られた魚」なんじゃないかい?、ということでしょうか。かつて1990年代の懐かしのチャットで出会い、今でもSNSで遭遇する「釣り」言葉にまんまと釣られる私のことだ、と思ったのでした。
ここまでです。お付き合いくださり有り難うございました。