iPad、私のためのアクセシビリティ -その6-
高橋洋之著『iPadがあなたの生活をより良くする』(以下「本書」と呼ばせていただきます)を読んで、僭越ですが本書を紹介させていただきながら、私にとってのアクセシビリティの話をさせていただいています。
今回は その6になりますが、前回からの続きで「アクセシビリティタグを手繰(たぐ)ってみる」のパート4としたいと思っていました。けれども予定を変えて、本書で印象に残った言葉を一つご紹介させていただくことにします。お付き合いください。
iPadを置いてもらえれば、操作しなくてもコミュニケーションできる
この言葉は、6-1 『突然の入院で家族も面会禁止 そこでiPadが活躍』に書かれています。
アクセシビリティタグは「身体」「言語」「便利 」です。
「家族がかける一声が大きな力になります。」
著者の実感かと思います。しかし、コロナ禍で面会が出来ない状況が続きましたし、今も不自由の続いておられる方もいらっしゃることでしょう。
ご本人が携帯電話を自由に使うことができれば面会できなくても家族と話ができます。けれども、突然の入院であったり、ご本人が携帯の操作がしにくい事情を抱えていると、難しいですね。
そんな時でも、病院の理解を得て枕元に、あるいはベット用のスタンドを用いてiPadを置いてもらえれば、操作しなくてもコミュニケーションできる、というお話です。
電源に繋がっていればiPadでもiPhoneでも、特定の相手からの通話だけを着信し、着信時に自動的に通話開始に設定をすることでそれが可能とのことです。
電話かFaceTime Audioを使って自動専用回線が出来上がります。
手順は本書に詳しく書かれています。ぜひお読みください。また、大切な注意事項も記されています。
更にFaceTimeを活用すれば、声を出せない状況であっても瞬きの合図などを使ってコミュニケーションが可能となります。
これは便利な使い方ですね。入院時だけではなく、平時でも活用できそうです。
一人暮らしの高齢者や、手がふさがっている時などに便利です。使いたいと思います。
本書は懇切にアクセシビリティが使えるようにと親切にくださって案内してくれます。
ぜひお買い求めださり、お読み下さい。お薦めします。
お付き合いくださり有り難うございました
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