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iPad、85歳の義兄への勧め

義兄がiPad mini6に興味を抱き始めています。後押しするつもりで、iPadについての予備知識をここに書き留めたいと思います。義兄に読んでもらいたい。

お付き合いください。

大病を経てつい2年ほど前に仕事から離れた義兄

仕事熱心で活発なアイデアマンであり優れて活動的ではあったが単に「仕事人間」という形容は当てはまらない。持ち味のリーダーシップを発揮して社会奉仕にも取り組み、趣味においてもその能力を発揮していた。

楽器演奏や指導、写真や絵画、車の運転とスケッチブックを持参しての旅など、多彩な楽しみを持っていた、それらは仕事や社会奉仕においても活かされて、義兄の人生と存在を彩っている。

そんな義兄も大病を経たのと、年相応とは言え少し身体に不自由を抱えるようになった妻(私の姉)とともに老いを生きるために仕事から退き、社会的な活動を縮小して、家で過ごすようになった。

おそらく現在の状況に、後悔はしていないけれども歯痒さや物足りなさをいささか感じてているのではないかと思う。少しでも何かのために役立ち、意味のあること、そして楽しいこと、そんなことを探しているように思われる。

そのような義兄を見ていて娘婿がiPadを勧めているようだ。そして、これまで馴染みのなかったiPadに興味を抱きつつある。

私は義兄の娘婿を応援しょうと思う。

iPadはネットに繋ぐ彩り豊かなコミュニケーション・ツール

人間は社会的な生き物。人と人とが繋がって生きている。自分自身を表現し、他の人のそれに触れて、つまり情報を交換しあいながら自分の属するコミュニティーを育み、そこに生きる。

歳を重ねると関わる人々の輪がどうしても小さくなり、コミュニケーションの糸も細くなる。

経済的な利益を追求する利益共同体(Gesellschaft)から離れて、家族や友人や隣人と共に在るための共同体(Gemeinschaft)にあっても、同様だ。それが老いるということだろう。

しかし後者は、過去から未来へと連なる繋がりの中にあり、遠く離れていたとしても心で繋がっている。文化的と言っても良いかと思う。

かつては手紙でやり取りがなされていた。特別な人でない限り、それが精一杯のことであった。もちろん、言葉による交流は素晴らしいものだ。しかも、それは残る。それを読む人の内に、決して会うことができないとしても、その人との交流が生み出される。

同時に、現代においては、音声や画像、さらに動画のようなビジュアルな手立てが誰にも与えられている。それらも時と場所を超えて伝わりる。

文化的な交わりがかつてよりも豊かに共有されている。iPadはそのためのツールだ。文のみならずビジュアルなチャネルが提供され、インターネット経由でそれらを披露することができて、他の人の作品に触れることも可能にしてくれている。

もちろんいつまでも残るものではない。けれどの、その交流は永遠と接する営みだ。

iPadは彩り豊かなコミュニケーションを可能にしてくれる素晴らしいインターネット端末。ぜひ義兄には手にしてもらいたい。

器用な人なので、すぐに使いこなし、良い使い方を見つけることができると思う。

情報の出し入れのために特に2つのアプリを勧めたい

NotionとCraft

もちろんお絵描きやスケッチのためのアプリ、写真や動画を編集するためのアプリも必要だけれども、それらで編集作成した多様なメディア作品を組み合わせて、容易に、見栄えよく、賢く整理収納し、インターネット経由で必要に応じて公開・共有することもできる。それがNotionでありCraftだ。

ぜひ使って欲しい。

iPad mini6も良いがもう一台あったらもっと良い

娘婿はiPad mini6を勧めているとのこと。それは良い。スケッチブックを持ち歩いていた義兄だからサイズ感がひったたり。

新たにデジタル・スケッチブックを手にすることになる。つねに持ち歩いてスケッチを楽しんで欲しい。そして、ネット経由で見せてもらえたら嬉しい。

スケッチ+写真や文も楽しそう。ライブ旅日記だって可能。ただ熱中しないように気をつけてもらわないと、、、それが心配だ。

家ではiPadPro13インチを勧めたい

家での編集作業のために勧めたい。ストレスフリーとは言わないけれども、iPad mini6での作業よりもストレスは確実に軽い。

それにApple製品の連携機能でデータのやり取りなど快適にできる。きっと多用することになると思う。

さあ、iPadライブを始めよう

娘婿が近くにいるのは助けになるに違いない。多彩な使えるiPad.その使い方を教えてくれるはず。すぐにはじめて欲しい。iPadライフを楽しもう。

ここまでです。お付き合いくださり有難うございました。













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