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iPad、M1Pro11とM1Air

同じM1チップを搭載している2機種、私の保有している11インチiPadPro第3世代(2021年)とiPad Air第5世代(2022年)を比較して両者の違いをご紹介します。お付き合いください。

スペック表にみる相違

Apple公式ホームページでスペックを比較することができます。おもな違いを見てみたいと思います。

ディスプレイに関して

サイズが10.9インチと11インチ。0.1インチだけProが広いですね。僅かな違いですからほぼほぼ同じと言っても良いでしょう、

それでも、2台を並べてみると、なるほど、少しの違いがあるな、とわかります。その程度のことです。

また、ProMotion technologyがProには搭載されています。リフレッシュレートが120、Airが60。その差の違いはあると言えばありますが、私には気になるほどのことではありません。

カメラについて

カメラには大きな違いがあります。ProにはAirにはない10MPの超広角カメラが付いています。フロントカメラしか使わない私には関係がありません。が、

万が一使うことがあれば、その時にあらためてレポートしたいと思います。

スピーカーシステムとマイクについて

Airが横向きで左右に一つずつのステレオスピーカーシステムなのに対して、Proは4スピーカーオーディオと呼ぶのだそうですがスピーカーが横向きに4つ配置されています。

音に関してはかなり違います。私にもその違いが分かります。Airはパワーのある良い音を出しますが、Proは解像感が違います。

マイクもAirが2つなのに対してProは5つのスタジオ品質のマイクが採用されています。

コネクターについて

コネクターに大きな違いがあります。AirがUSB‑C  、Proは形状が同じですがThunderbolt に対応です。データの転送スピード等が違います。

ロック解除について

ProはFace ID 、AirはトップボタンにTouch ID が搭載されています。慣れもありますが、右手でしか操作できない私にとってはトップボタンのTouch ID は使いずらいです。

ストレージとメモリーについて

Proは128GBから2TBまで5段階で選択可能なのに対して、Airは64GBか256GBの2つです。メモリーですが私の持っている2台はともに8GBです。ストレージが大きいProの場合はメモリーが16GBだそうです。

筐体について

ほぼ同じですが厚さがAirのほうが0.2mm厚いです。とは言え、私のAir5はカラーがブルーだからでしょうか見た目に軽やかさがかり、厚みの違いを感じさせません。

おおよそこんなものでしょうか。では実際に使ってみて、スペック比較では分からない違いがあるかどうかについてです。

実は、あるのです。

スペック比較では分からない違い

実際に使ってみると、スペック表には現れない違いが見られます。それは液晶の画面表示の良し悪しです。

具体的には、ProはAirに比べて黒がよりくっきりと表示されます。12.9インチのようにmini LED は採用されていませんが、それに匹敵すると言っても過言ではないと思います。

先にご紹介したスピーカーの違いと相まって映画を鑑賞したり、映像付きの音楽を視聴する時に違いが明確に現れます。高いレベルでの話ですが、差異があります。

バッテリーの持ちにも若干の違いが感じられます。Proのほうがバッテリーコントロールが良いのでしょうか、長持ちするな、と感じます。

ご紹介したいことは以上です。Airも良い製品ですがProはさすがにProです。

どちらを購入しますか?

どちらを購入したら良いでしょうか、という質問を受けたら、私は尋ねてきた人がFinal Cut Proでヘビーな動画編集を行って、かつ、大量のデータを本体に保存するというのでなければAirで十分ですよ、とお答えすることでしょう。

Airも素晴らしいiPadです。おおいに楽しむことができます。最良の選択だと思います。

ここまでです。お付き合いくださり、有難うございました。


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