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iPad、chatGPTとCraftで小冊子作成・お遊び

3月からiPadでAIに触れています。「AI遊び」と称しているのですが、約4か月が経ちました。そして、chatGPTに小冊子を作らさてみようか、という欲望が起こったのでした。

「やりすぎ」ですよね。でも、遊びと割り切ってトライしてみたのでした。そして、中身は整いました。編集・製本すれば完成とあいなります。

iPadでAI本の作成、果たして可能なのか、という話しです。つまらない話ですが、笑ってお付き合いください。

書名は「ラテン語習得への手引き」

私のAI遊びには日課が2つあります。そのうちの一つはchatGPTにラテン語を習うことです。毎日短い日本語のフレーズをてラテン語に翻訳してもらい、文法的な解説をしてもらいます。

例えば、「ギリシャ語をマスターするのは簡単だ」というフレーズを翻訳してもらうと、以下のような回答をえます。

ラテン語では、「ギリシャ語をマスターするのは簡単だ」というフレーズは「Graecum discere est facile」のように表現されるでしょう。

この翻訳の文法的な解釈を以下に示します:


1. "Graecum": ギリシャ語を意味します。これは目的語として使われており、"discere"という動詞と結びついています。
2. "discere": これは「学ぶ」や「習得する」を意味する動詞で、無人称構文の主要部分を形成します。
3. "est": これは第三人称単数現在形の「be」動詞で、英語の "is"に相当します。
4. "facile": これは「簡単な」を意味する形容詞で、"est"と組み合わせて「〜は簡単だ」という述語を形成します。

したがって、全体のフレーズ "Graecum discere est facile" は「ギリシャ語を学ぶことは簡単だ」という意味になります。

これをCraftに収めます。そして、ラテン語の翻訳文に登場する単語について詳しい説明を求めます。
こんな感じの回答が出力されます。

「discere」はラテン語の動詞で、「学ぶ」、「習得する」を意味します。元々は第二接尾辞の動詞「disco, discere, didici, discitum」の現在不定形で、この動詞は「学ぶ」や「理解する」などの意味を持ちます。

以下にその活用を示します:


1. Present: disco, discis, discit, discimus, discitis, discunt
2. Imperfect: discebam, discebas, discebat, discebamus, discebatis, discebant
3. Future: discam, disces, discet, discebit, discebimus, discebitis, discent
4. Perfect: didici, didicisti, didicit, didicimus, didicistis, didicerunt/didicere
5. Pluperfect: didiceram, didiceras, didicerat, didiceramus, didiceratis, didicerant
6. Future perfect: didicero, didiceris, didicerit, didicerimus, didiceritis, didicerint

その他の形もありますが、基本的な活用は上記の通りです。「discere」は多くの場合、学びたい対象(学びたい事物や学びたいスキル)を直接目的語として受けます。したがって、「Graecum discere」は「ギリシャ語を学ぶ」という意味になります。

他の単語も同じように説明してもらい、興味抱いた単語についてはその単語が含まれるラテン語でよく知られたフレーズを抽出してもらいます。こんな回答がもらえます。

ラテン語のフレーズで「discere」を含むものはたくさんありますが、以下にいくつかの例を挙げてみましょう。


1. "Non scholae, sed vitae discimus." - "私たちは学校ではなく、生活のために学ぶ。" このフレーズはセネカのもので、教育が実生活のためにあるべきだという彼の見解を示しています。
2. "Discere docendo." - "教えることによって学ぶ。" 教えること自体が学習の一部であるという考えを示すフレーズです。

これらのフレーズは古代からの知恵を引き継ぎ、教育と学習に関する普遍的な真実を示しています。

さらにdiscereから派生した単語を教えてもらったり、古代ローマの教育システムについて教えてもらったりします。

根掘り葉掘り質問を重ねるので、深掘りできます。深掘りの仕方はケースバイケースですが。

ちなみに、「discere」に由来する代表的な英単語は「disciple」(弟子):です。その関連で「discipline」(訓練・規律):や、「didactic」(教訓的な)と言った単語が紹介されます。

chatGPTからの回答は人気のライティング・エディターCraftに収めて整理します。こんな具合になります。

こんな遊びを毎日続けているのです。

そこで、「ラテン語習得への手引き」と言う書名の小冊子をchatGPTで作ることが出来るのではないかと思い立ったのでした。

まず目次から、そして章ごとの記述へと進み

最初に目次を作ってもらいました。そして、その目次に従って中身を書いてもらいます。

こんな具合に整理されていきます。(すみません、中身をご紹介することはできません。)

このようにCraftに収めたもの、本の体裁に編集したら出来上がりとなります。

私は実はCraftの形式のままでも良いなと思っています。印刷・製本を考えていないからです。

ただし、万が一にもそうはなりませんが、公開の必要があればデジタル・データのまま、Craft文書として公開すれば良いかな、と考えます。

もちろん、その場合でも、読み易いように編集・校正作業は必要になるでしょう。

真面目に本を作ってみたくなりました

こんな遊びをしてみて、要領が分かったので、自分が責任を持てるテーマで、chatGPTを用いて真面目に本を作ってみたくなりました。

差し当たり、書名は『iPad、72歳からのChatGPT』です。

ここまでです。お付き合いくださり、有難うございました。


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