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私のAI君、抜きつ抜かれずですね、ワクワク

WWDC24でApple社も満を持して自社のAI戦略を告知し、堂々と参戦しましたが、AIの開発とサービス競争が多様な仕方で激しく展開されています。その話しです。お付き合いください。

身近なところでも

私の親しんでいる身近なところだけでも、すでにMicrosoftのブラウザEdgeにChatGPT4oをベースとするCopilotが組み合わされ、GoogleのGeminiがGemini1.5へとアップグレードされています。強力なパワーアップでした。
また、無料でサービスを提供してくれているリートンのことも付け加えておくべきかと思います。組み合わされて連携する生成AIサービスが最新のものになっています。

さらに、Copilotを搭載したWindowsPCがMicrosoft社から近々発売されるようです。

そして、6月21日には一歩遅れをとっていると思われていたAnthropic社からClaude3.5Sonnetがリリースされました。それは無料版なのに有料版のClaude3Opusよりも現状では優れたものになっており、さらにChatGPT4oやGemini1.5よりも高性能だとか。

もちろん使い始めています。しかも.今年度中にはOpusも3.5にアップデートされる予定のようです。Sonnetよりもさらに強力なものになるのでしょう。他社も次々と進化向上を図っているに違いありません。

私の個人的な体験ですが2000年代のデジタル一眼レフカメラの新製品開発競争に似ている感じがしてそれを思い出しています。ユーザーとしてはワクワクする楽しい事態です。

AIのサービスの抜きつ抜かれずの競争はさらに続くと思いますが、これらのサービスから2つを取り上げて簡単な感想や紹介を書かせていただきます。

Apple Intelligence

まだ実際に日本語で使えるのは先のことのようですが、OS内に小規模なAIが組み込まれるApple Intelligenceは画期的だと思います。Apple製品の連携機能と相まってユーザビリティに際立った向上が期待できます。

秋には英語で利用可能になるようです。

そして、大規模なAI言語モデルを必要とする作業には個人情報保護に配慮された独自のシステムによってOpenAI社のChatGPTに接続されるとのこと。見計らって将来的には他の生成AIサービスにも接続される?ようになるのかも知れません。

このようにApple Intelligenceは二段階の組み立てになっており、OSの機能の一部として働くのでアプリを横断して利用可能になるようです。楽しみです。

Claude3.5Sonnet

AIのインテリジェンス向上が図られたのと、プログラミングに便利な他社にはないFeature Previewという便利な機能か組み込まれました。

以下のようなものですが、プログラミングの途中でそれがどのように表示されるのかあるいは動作するのかを確認することができるようです。

iPadでも専用アプリではなくてブラウザ経由であれば機能します。ブログサイトを作ってもらいました。作業の初期段階での様子です。

Feature Previewについてはこんな説明がなされています。

インテリジェンス向上に関してはこんなデータが公表されています。

これを見る限りでのことですが、処理できるデータ量と処理スピードが他のAIサービスよりも向上し、かつ生成される情報に対する信頼度か他に比べて優れているということのようです。

以前から私はClaude3を愛用してきたので嬉しい進化です。抜きつ抜かれずの競争を肌で感じながらAI君たちと遊んで、おおいに楽しもうと思います。

ここまでです。お付き合いくださり有り難うございました。


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