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私のAI君、Perplexity Pro、私の選択

Perplexityを使いこなせたら良いな、と思って積極的に使い始めています。どんなところに良さがあるのか、どのような使い方をしようとしているのか、そんな話です。お付き合いください。

Perplexity Pro の魅力

なぜ使いこなせたら良いと感じているのか、Perplexity Pro の魅力をお話しします。

「テキスト生成が中心+α 」それが魅力

Perplexityは基本的にテキスト生成用のサービスです。それで私の用途は80%満たされます。さて、それを前提としてPerplexity Proを見てみると次のような+α(良い特徴)があります。以下、ご説明します。

Web情報と優れたAIモデルの双方に対応し、必要に応じて選択できる

PerplexityはWeb上の良質でリアルタイムの情報を上手に取り込んで賢くテキストを生成することができる生成AIサービスです。

Web検索に強いと言えば良いでしょうか。キビキビしていて動きが気持ち良く、良質な回答を生成してくれます。

そして情報源が明示されるので、情報源に関して安心感が得られ、ファクトチェックも可能です。また、ハルシネーションが起きにくいような配慮が感じられます。

それがPerplexityです。無料でこれを楽しむことができます。

有料のPro版は無料版に加えて、優れたAIモデルを必要に応じて選んで使うことができるようになっています。選択肢は
・Default(無料版と同じと考えれば良いと思います)
・Claude 3.5 Sonnet、
・Sonar Large (Llama 3.1 70Bです)、
・GPT-4o、
・Claude3 Opus、
・Sonar Huge (Llama 3.1 400Bです-少しシステムに馴染んでいない感が-)

フォーカス機能

上記のようにWebへのアクセスとAIモデル対応の二面性を併せ持つのがPro版です。その組み合わせの仕方がいろいろあって選ぶことができます。

その関連でフォーカスという選択設定があって、おもにどのような情報源にフォーカスするかを決めます。

・Web全般から(Defaultです)、・学術論文に絞って、・AIモデルのラーニングデータに限って、・Videoを見つける等々、それがフォーカス設定です。その中には私にはまだ理解できていない設定もあります。

例えば、AIモデルをClaude 3.5 Sonnetにし、フォーカスをDefaultにすると、Defaultが全面に出て、背後でClaude 3.5 Sonnetが動いて補うという感じです。

また、AIモデルに限るにフォーカスすると、Web情報は背後に隠れて、Claude 3.5 Sonnetでテキストを生成しているのと同じような感じになります。

このように組み合わせ方によって回答の内容に違いが生じるようです。

さらにPro Seachという設定があって使い方に変化をもたらせてくれます。

Pro Seach

ご説明するのが億劫なので、Perplexityの説明文をお見せします。分かりにくいかも知れません。Perplexityに変わってお詫びします。

「クイック検索」とあるのは無料版のSeach機能に近いものだと思います。「バーブレキシティ コパイロット」という言葉も見受けられます。Microsoft Copilotのような使い勝手が加味されるということでしょう

ややっこしい文章になってしまいましたが以上のようなことを指して、先に「テキスト生成が中心+α 」と表現しました。そのようなPerplexity Proに私は魅力を感じています。

私の設定

私はAIモデルをSonar Large (Llama 3.1 70Bです)で、フォーカスはラーニング・データに限ってにし、Pro Seachをオン、を基本としてPerplexity Proを使っていくつもりです。(もちろん臨機応変に設定を切り替えますが、、、)

理由はWeb情報よりもラーニング・データのほうが頼りになるはずだと思われるような事柄に私は関心があるからです。そして情報源も知りたいのでPro Seachをオンにします。オフにするよりも堅実な情報源に接することができる、そんな感じを受けているからです。

この設定で一例ですが、先ほどこんな回答をもらいました。

古代ローマの情報伝達手段は、広大な帝国を効率的に管理するために高度に発達していた。以下の点が特に重要である。

### 1. ローマ街道と交通インフラ
古代ローマの交通システムは、帝国内の迅速かつ効率的な移動を可能にするために設計されていた。ローマ街道はその中心を成し、軍隊の迅速な展開、商業活動の活発化、そして行政の円滑な運営を支えた[1][7][8]。
- **主要な街道**: アッピア街道、フラミニア街道、アウレリア街道などが挙げられる。これらの街道は堅牢な石畳で舗装され、多くの橋やトンネルが建設されることで、険しい地形でも移動が容易だった[1][7]。

### 2. 信書と信使
情報伝達の主要手段としては、信書や信使が利用された。
- **信書**: 粘土板やパピルスに書かれた文書であり、封印されて運ばれた。これらの文書には、軍事命令、行政指示、商業契約などが含まれていた[1]。
- **信使(クーリエ)**: 官用のメッセージを運ぶために活躍した。信使は馬や駅馬車を利用し、定期的に設けられた宿駅(マンシオ)で乗り換えながら迅速に移動した[1][2]。

### 3. 駅伝・郵便制度(クルスス・プブリクス)
アウグストゥスが創設した駅伝・郵便制度は、主要幹線道路(軍用に作られたローマ街道)に馬や馬車などの輸送機関と、食事や宿泊施設を提供する駅などを設置することで、情報の迅速な伝達を可能にした[2]。
- **駅伝のスピード**: 通常の郵便の配達速度は1日約60kmから120kmほどだったと記載されている[2]。

### 4. その他の通信手段
古代ローマでは、視覚的な情報伝達手段として水を利用したシステムも存在した。
- **水圧通信**: 離れた丘の上に水瓶を用意し、水の減少量によって情報を伝えるシステムが使われていた[6]。

これらのシステムは、古代ローマ帝国の広大な領土を統治し、情報を迅速に伝達するために不可欠な役割を果たした。

情報源
[1] 古代ローマの交通・通信 https://rome.europa-japan.com/economy/transport_and_communication/
[2] 郵便制度 ―古代ローマ以前からアウグストゥスの創設まで https://anc-rome.info/cursus-publicus/
[3] [PDF] 第5章 古代ローマ帝国時代の旅行事情 - Biglobe http://www7b.biglobe.ne.jp/~aki141/t1chap5new.pdf
[4] [PDF] 歴史地理的にみた交通・通信・情報の諸問題 http://hist-geo.jp/img/archive/028_005.pdf
[5] 古代ローマの石版から現代のSNSまで、広報の歴史をひもとく https://www.sophia.ac.jp/jpn/article/feature/the-knot/the-knot-0115/
[6] 通信技術の歴史 - Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E4%BF%A1%E6%8A%80%E8%A1%93%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2
[7] ローマ街道 物流と軍事活動を支えた巨大ネットワーク - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO69096940V10C21A2000000/
[8] 通信の歴史 - 依佐美送信所 https://yosami-radio-ts.sakura.ne.jp/contents/history_communication.html

ここまでです。お付き合いくださり有り難うございました。

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