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iPad、12.9iPadPro第二世代でKindle、本を読む

最近マイブームとなっていることをお話しします。お付き合いください。

iPadで本を読む理由

私はiPadで印刷物を読み、Apple Booksやi文庫HDをはじめiKindleで読めるものを積極的に探して読んでいます。ことに印刷物でじっくり読まなければならないものはスキャンして上記の文庫に収めてiPadで読んでいます。

それは私の身体的な事情によることです。

実は5年前に脳出血を発症し、左片麻痺になってしまいました。最近は机の前に座って作業をする時間が増えてきましたが、以前はそれができませんでした。加えて使えるのは右手だけです。
泣き言を言うわけではありませんが、いや泣き言を言いますが、麻痺した半身を引き連れて生活するのはけっこう大変です。お奨めできません。70を過ぎた爺さんには正直きついです。えらく疲れます。
ベッドに横になる時間が多かったのはそのためです。

そんな私にはiPadが大変便利なのです。スタンドを利用してベッドの頭上にセットすることができるので、横になったまま使えます。幸い右手指が動くので操作することが出来ます。

ソフトウェア・キーボードも早く打てるようになりました。

そんなことで、すっかりiPadで本や書類を読むようになりました。メモアプリでメモも取ります。

12.9インチでゆったりと読むと心地よい

ベッドの頭上にセットできるのはせいぜい11インチまでです。現在はiPadPro9.7とiPadAir3を左右にセットしています。

有難いことに、最近は身体のコンディションと体力が向上し、机の前に座ることができる時間が増えました。

PCはもとより、iPadも12.9インチを使えるようになり、Booksやi文庫HD、ことにKindleも大きな画面で読めるようになりました。

12.9で読むと、気分がゆったりし、心地よく読めます。私が老眼だからというだけではないと思います。液晶画面との距離にゆとりがとれるからでしょう。眺める、という感じで読めるからだと思います。

それが心地よくて、すっかりハマっています。

今ハマっているKindle本

いろいろと読んできましたが、今私のブームは白水社の初心者向けの外国語案内シリーズです。

スペイン語、イタリア語、ベトナム語、韓国語など現代外国語だけではなく、古典ギリシャ語やラテン語の案内書もあります。

よく知られている身近な知識を手がかりに、興味深く平易に案内してくれます。

ちなみに、古典ギリシャ語は
植田かおり著『古典ギリシャ語のしくみ』です

ラテン語は
小倉博行著『ラテン語のしくみ』です。

若い時にこんな本に出会うことができたら良かったのになあ、と思いながら語学の苦手な私は楽しく読ませていただいています。

その他、『チェーホフ短編集』『人間の建設』『霊性の哲学』『ヴァレリー、芸術と身体の哲学』などを最近読みました。スキャンしてBooksに収めて読み直しているのは『ケンブリッジの哲学する猫』です。iPadPro12.9第二世代で読むと、ゆったりと心地よく読めます。

眠っている古いiPadPro12.9があれば、ぜひ試してみてください。
私のような片麻痺はお勧めできませんが、読書はお奨めします。

以上、最近のマイブームの話でした。お付き合いくださり、有り難うございました。



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