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iPad、ながら族

「音楽を聞くなど、他のことをしながら勉強や仕事をする習慣をもっている人」のことを「ながら族」と呼んだ時代がありました。新人類出現だったのでしょう。

今では「ながらで仕事や勉強」が、特異でも新奇なことでもなくなったので、「ながら人間」はいても「ながら族」という言い方は消えました。

ところが、「iPadながら族」が出現しているのではないでしょうか。そんな話です。お付き合いください。

iPadは 究極のながら機器

ラジオやテレビ、オーディオ機器など、かつてはサイズの大きく一家に一台であった機器が、小型化・多様化し、パーソナルな空間でパーソナルに利用できるようになったことが「ながら族」出現の大きな要因の一つでした。

最初はラジオでしたね、特に深夜番組。私も聴きながら勉強「も」した学生時代が懐かしく思い出されます。

テレビの小型化、オーディオ機器の多様化がさらに後押ししてくれました。

そして、パソコンとネットが「ながら」の形態を変えました。本やペンやノートなどの勉強道具の役割がパソコンに組み込まれるようになり、楽しいむための映像と勉強や仕事のための素材や成果が同一画面に並ぶようになりました。一体化です。

そして、iPadによってその一体化が徹底されました。iPadは厄介なことに😆、たった一枚の板で全てに対応してくれます。究極の「ながら機器」と言えるでしょう。

それがiPadにマルチタスク機能が搭載される必然だったのではないかと思います。

iPadは 究極の「ながら機器」です。

iPadながら族、増殖中

究極の「ながら機器」が「ながら族」を産み出さないはずはありません。

少なくとも私はその一人です。

AbemaTVの藤井聡太の棋戦やYouTubeに流れる長時間ポットキャスト番組やYouTubeMusicでの連続演奏をステージマネージャーを利用して流しながら、様々なタスクを実行します。今も、YouTubeで報道番組を聴きながらこの記事を書いています。

生成AIでのタスクも「ながら」に相性がぴったりです。良い使い方を考え出す必要が有りますが、そう思います。

教育現場でタブレットが使われるようになった今日、iPadながら族が増殖しないはずはありません。

ここまでです。

お付き合い下さり、有難うございました。

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