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iPhone&iPad、日本語OCR 一太郎Pad

OCR(Optical character recognition [reader」)の精度が10年ほど前に比べると素晴らしく良くなりました。

そのOCRをスマホやタブレットのカメラ機能と結んでwindowsPCのワープロソフト一太郎に連携させるアプリが一太郎Padです。

私はiPhoneとiPadにインストールして使っています。その話です。お付き合いください。

あらためて一太郎Padとは

言葉でご説明するよりも動画で見ていただいたほうが良いと思いますのでYouTibeで見つけた動画をご紹介します。

少し長かったかも知れません。メモアプリであり、かつ、印刷された日本語文章を読み取って、デジタルの文章に変換できるアプリであるということがお分かりいただけたかと思います。

読み取りが可能なのは印刷された文章だけではなくカメラで撮ることができる文字列、つまり写真に写り込んでいる文字列も認識し変換できます。

これは基本的にはiPadOSに組み込まれている機能を用いているのですが、それに一太郎Pad独自の工夫が加わっています。

そして、一太郎Padで変換作成された文章をパソコンのソフト一太郎に手間のかからない方法で転送できる仕組みになっています。

だけれども、、、

WindowsがPCのプラットフォームとして広く普及し始めたころから一太郎は徐々に使われなくなり、いつの間にかマイナーな日本語ワープロソフトになってしまいました。

そんなことで、一太郎Padもあまり知られていないようです。ですが、私は便利に使っています。

印刷物からの読み取りによるデジタル化

iPadOS純正のメモアプリは優秀で扱い易く、一太郎との連携は別ですが一太郎Padと同じようなことができます。

ですが純正メモアプリは、OCRしたい部分の取り込み範囲がせまいです。けれども、一太郎Padは大きく(広く)写して、いっぺんに変換できます。例えば本を開いて2ページをいっぺんにカメラで取り込んでも大丈夫です。

スマホのカメラの解像度が高くなっていますから大丈夫なのでしょう。読み取りと変換の効率は非常に高くスピーディーです。

変換された文章は一太郎Padの一つのメモとして、保存されます。

そのメモをいろいろなアプリに書き出して、もちろん個人使用の範囲ですが、活用します。時には自分の作成中の文章の中に引用文(句)として、挿入することもあります。

純正メモへ書き出す

取り込んだ文章は純正メモアプリに書き出して保存するようにしています。一太郎Padの場合は、スマホやタブレットの本体にデータが保存される仕組みになっているからです。

純正メモへの書き出しは手間いらずです。例えば、10ページの冊子を2ページずつ写しとって変換すると5つのメモが一太郎Pad内に作られます。けれども、それらを純正メモに書き出すと、一つの文書として認識され10ページ分が一つのメモとして収まります。

そんなこんなで、一太郎Padをよく使います。

ここまでです。お付き合い下さり有り難うございました。






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