iPad、OS16のまとめ
WWDC22で発表されたiPadOS16に興奮し、嬉しくなってしまったのですが、冷静になって自分なりに「まとめ」のつもりでこの記事を投稿します。お付き合いください。
紹介動画から
最初にYouTube動画はいかがでしょうか。Yuka Oishiさんの動画です。WWDC基調講演を現地でお聞きになって、滞在しているホテルで収録されたもののようです。コンパクトに、よくまとめておられます。
公式HPのiPadOS16プレビュー
次にAppleの公式プレビューです。画像とともにビジュアルに新機能が紹介されています。読んでいて楽しいプレビューです。
文字による新機能すべての公式説明
文字で全ての新機能が紹介されています。
「iPadOS 16には、iPadをより直感的で、よりカスタマイズ可能で、より有能にするための新機能があります。」と謳って、新機能で強化された部分がプレビューよりもいっそう丁寧に紹介されています。
さて、iPadOS16の最大の特徴は、チップ性能によって新機能に差別化が計られていることではないでしょうか。そう私は思います。
トッピング方式?チップ性能に対応して差別化が
これまでも微小な差別化が見られましたが、iPadOS16になってチップ性能にあわせて大きく差別化が計られています。
トッピング方式と命名したいのですが、A9チップ端末にも対応しているベーシックなOSにM1チップなどの高性能に対応する高機能が上積みされ、組み立てられています。そう感じられます。
それによって古い端末も使い続けることができて、かつ最新の端末もその性能が遺憾なく発揮されるようになっています。
今回のiPadOS16の最大の特徴だと思います。
それで、ベーシックiPadOS16と呼びたいと思いますが、それが対応するのが以下の端末となります。iPadOS15に対応していた端末で、一部対応しない端末もありますが、多くは対応してくれていると言えましょう。
iPad mini (5th generation and later)
iPadr(5th generation and later)
iPad Air (3rd generation and later)
iPad Pro (all models)
ですね。
個人的には、愛用のiPadPro9.7も引き続き使えるので嬉しいです。2016年発売ですから6年前の製品ですね。iPad5やiPad6も同様です。
差別化を仕分けすると
こうなります。
① M1チップ+mini LEDdisplay搭載端末
iPadPro12.9第5世代
② M1チップ搭載端末
iPadPro11第3世代、iPadAir5 ですね。
③ A13以降のチップ搭載端末
iPadAir4、iPadmini6、iPad9 ですね。
④ A12チップ搭載端末
iPadPro12.9第4世代、iPadPro12.9第3世代、iPadPro11第2世代、iPadPro11第1世代、iPadmini5、iPadAir3 iPad8 ですね。
⑤ その他
iPadPro12.9第2世代、iPadPro12.9第1世代、iPadPro10.5、iPadPro9.7、iPad7、iPad6、iPad5 ですね。
となります。
①と②はM1グループです。①にはminiLED Displayを活かしたNew Display modesと呼ばれる機能が追加されています。このグループにだけ対応する新機能がPCとの融合を感じさせており、華やかで目立ちます。
③と④が次のグループです。このグループはM1対応の新機能ほどではありませんが、Intelligenceで有用な機能が含まれています。
⑤がベーシック グループです。
こんな記事を先日投稿しました。
ベーシックと言っても実用的で利便性の高い新機能が豊富に含まれています。
私の結論
iPadOS16により
M1チップによってiPadにPC並みの高機能を期待していた人に対して、PCとiPadとの融合を具体的に実感できるファーストステップとなったと思います。それによって、iPadProは高度なお絵描きと動画編集用の端末というだけではなく、一般コンシューマーにも利用価値の高いものとなりました。
私のように古い端末を使い続けている者は、それを使い続けることができるという安心感を得ると共に、iPadProの実用性をより身近に感じるようになるでしょう。
まさに、「iPadOS 16には、iPadをより直感的で、よりカスタマイズ可能で、より有能にするための新機能があります。」です。
ローエンドからハイエンドへとiPadユーザーを誘います。
今秋、液晶の大きなiPadProが発売されたら買ってしまうかも。
お付き合いくださり有り難うございました。
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