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20240317 もう半分

4月14日、はんげつであえたらのアーカイブ期間が終了してしまった。
書きかけで全力で未完成だが感想をアップロードする。

アイドルマスターの思い出

アイドルマスターを認識したのは2010年頃だったと思う。
はっきりとしていないのはいつの間にかに好きになっていたからだ。
なんだか愛の理想みたいだね。

高校時代にアイドルマスター ワンフォーオールを購入し、深夜にプレイしていた。
その結果、高校に全く行かなくなったので出席日数が足らなくなり高校卒業が危うくなった過去を持つ。
ホームルームの出席数が足りなくなりそうだったのには流石に笑ってしまった。
出席した時も誰と話すわけでもなく、放課後はアイマス曲を聴きながら勉強していた。

振り返ればほら 思い出達 私の宝物だよ。

人は10代の頃に聴いていた音楽を一生聴くという話がある。
自分にとってそれはアイマス楽曲だろう。

最近は熱心にアイマスを追いかけていなかったが、アイマス史上初のツインライブ、それも自分が好きだった765ASの真と雪歩のライブが開催されるということだったので参加してみた。
2日間で3公演開催されるうちの2日目の悲藍と純藍に参加した。

悲藍

1日目は知っている曲ばかりだったけれども2日目も同じようなセトリになるとは限らない。
若干の不安を抱きながら臨んだ。
アイマスに一生懸命だったのもう6~7年前だし……

『relations』
杞憂だった。
特徴的なrelationsのイントロが聞こえた瞬間、不安は全て吹き飛んでいった。スッパーン
このイントロは忘れたくても忘れられねぇぜ……

イントロを聞いて「テーマが『悲哀』だったらrelations歌うよな~~~~~」と納得しながら跳ねるように立ち上がる。
この曲コールが面白すぎる。

そして雪歩と真がステージ上で歌って踊っている!!!!!!!!!!
確実にステージ上に2人が存在していた。
凄い存在感だった。
着ている衣装の質感とか揺れ方とかが本物過ぎて脳がおかしくなりそうだった。暗転しているステージ上に2人が立っているときは本当に人間がいると見紛うほど。良い時代になったな……

『Inferno』
relationsから間髪入れずに繰り出される煉獄。
イントロでこんなに気持ちよくなれるライブあるかよ。
オタクたちとdiscordでセトリの予想をしていて冗談交じりに「悲藍というテーマだったらInfernoやるっしょw」なってことを言っていた。
本当にやるんだ……
だって野暮なことをいうと真と雪歩の音源ってないはずじゃん…
データキャラだったら「バカな…私のデータ上この楽曲が披露される可能性は0%のはずなのにいいいい!」って言いながら爆発しているところだった。

オレは今からデータを捨てる!

悲藍は全く書きあがっていないのでここで終わりです。
『静かな夜に願いを』のイントロが流れた瞬間に「マジか…」と小さく呟いたり、物語パートでは入水自殺が仄めかされたりいろいろあった。


純藍

『First Stage』
『アマテラス』
『キミはメロディ』

友藍・悲藍で既に披露済みの楽曲3連発。披露済みということもあり、そこまで歓声は上がっていなかった。
はんげつ以前だったらありえない状況だ。常識改変?
後々のために力を貯めている予感があった。何が飛び出してくるのだろうか……

MC
ここのMCで真と雪歩の名前をでっけぇ声で呼べたの嬉しかったな。
真と雪歩のライブに来ているんだ……という実感を持つことができた。

雪歩「もしよければ歌の中で雪歩って応援して貰えたら嬉しいです」

この一言で会場にいるファンが全てを察する

ざわめく客席

暗転するステージ

中央に移動する雪歩

披露されるのは

萩原雪歩の完全な───

『ALRIGHT*』
流石に号泣してしまった。
MCのALRIGHT*確定演出からアニマス3話再現の「いええええええい!!」はさぁ…ズルじゃん。

周りも号泣していた。
なんなら自分含めてMCの時点で何を歌うかわかってしまったのでそこから泣いていた。

歌の中の
例えばいつか今日が懐かしく思う日が来ても
この気持ち色褪せないでずっとずっと忘れないで

ここの歌詞でさらに泣いてしまった。
観客の涙腺はもうボロボロ。

『待ち受けプリンス』
泣きながら待ち受けプリンス聞くことなんて今後ないだろうな。
何を思ってALRIGHT*の後に待ち受けプリンスを持ってきたんだ。
休ませてくれ。

ここで自分から黄色い歓声が出た。
黄色い声援は女の子だけの特権じゃねぇぜ!

『キミ*チャンネル』
まさかの選曲。
イントロが流れた瞬間の会場のどよめきが凄かった。
喜びつつも困惑しているような雰囲気だったがそれも当然、調べてみたら今回がライブ初披露だったようだ。9年前の曲ですよ。9年前!?!???
本当にとんでもないライブだ。もう何が飛び出してきても驚かねぇぞ。

MAKOTO IS KAWAII


『i』
あっ、ああああああああ~~~~~っ!!!!!!!
イントロの鼓動のような音が聞こえた瞬間、涙腺の蛇口が壊れてしまったかのように涙が飛び出してきた。
本当に1番好きな曲なので……歌詞がほんとうによくて……やさしさにあふれていて……
今までライブで歌われる機会がほとんどなく、これからも歌われることはないだろうと諦めていた。そんな曲がさぁ……
最後にライブでフルバージョンが披露されたのは2007年とのこと。
17年前って意味が分からん。アイマスにハマる前の話じゃん。
えぇ……マジ?
今でも信じられないな。

幸せ

『9:02pm』
泣きながら9:02pm聞くことなんて今後ないだろうな。
別公演で披露済みだったのでだいぶここで落ち着くことができた。

MC
ここの菊地団・萩原団のくだり、自分含めて客席が『紅白応援V』か!?!?マジか!?!?ってなってたの面白かった。
今考えればそんなわけなさすぎる。
いやでもこのセトリだったら本当にやるかもしれないという「凄み」があった。

『The world is all one!!』
いやざわわんなんか〜〜い!っていう雰囲気になりつつもキッチリコールは入れる観客たち。
心がふたつある~~~

『おもいでのはじまり』
他の公演でも披露済みの曲。
それにしても選曲が渋い。知らない人も多かったんじゃないだろうか。

夕焼け空がライトで表現されていた。良い演出。

『チアリングレター』ここまで来ると全員泣かしてやるぞという気概を感じる。

当然泣いた

近くの女性ファンが事件性のある嗚咽を上げていた。わかるよ……

MC
チアリングレターの後に雪歩が真に向けて書いてきた手紙を読み上げる。
こんな美しい流れが存在するのか。

かしこまって直立する真


真の涙声で普通に泣いてしまいました。
アーカイブ見返していて気付いたがここのMCで「未来に向かって」ってワード出してるな。

『edeN』
もともと4人曲だったのにはんげつであえたらの三公演で完全に2人のものになったな。美希が泣いてるぞ。

ライトぴっかぴかでカッコよかった

『Halftone』
この公演のための新曲。
今後披露される機会はおそらくないだろう。

『KOSMOS, COSMOS』
あまりにもここまでのセットリストが濃すぎてこの曲の存在を忘れていた。
半月モチーフなんだからやらないわけないじゃんね。

雪歩の曲だが当然のように2番から真も歌い始める。データキャラの心はもうボロボロ。

MC
「輝きの先へ」というワードが出たので客席が「んんwwwそしたら次の曲は劇場版アイドルマスター輝きの向う側へのM@STERPIECEしかありえませんなwww」という雰囲気になっていた。

『VOY@GER』
まさかの選曲。
完全に不意を突かれたがイントロの最中に拍手が起こっていた。
なぜか拍手をしたくなる不思議な魅力があった。
あったけぇ会場……

イントロが終わって曲名が表示された瞬間、ありえないぐらいにテンションがぶち上がった。

演出がキマりすぎ!!!
今まで曲名表示がされていなかっただけに破壊力が凄かった。

KOSMOS, COSMOSの後に、そして「はんげつであえたら」という公演においてこれほど相応しい曲はないな……と納得させられた。
素晴らしい選曲だ。

粋な演出だねェ!(江戸っ子)


『まっすぐ』
まっすぐ万能説が証明されちまったなァ!
こんなセットリスト(褒め言葉)を組むぐらいだからラストは「まっすぐ」なんじゃねぇか?と思っていたら本当にそうだった。
エンディングにふさわしい曲なんだけどどうしてもニコマスがちらつく!
アイマスとニコニコ動画は切っても切り離せない関係だから……


公演後に真と雪歩のお見送り会があった。
何を言っているのかわからないと思うが本当なんです。
真と雪歩が観客を見送っていたんです。本当です。
目の前の女性二人が持っていた真のうちわに対して真が「僕のグッズだ!ありがとう!」というようなことを言いながら指ハートを作っていた。

その瞬間、女性二人はトゲピーみたいな声を上げていた。
そらそうなるわな。

会場の外に出るとオタクたちが空を見上げていた。
この日は半月だった。もちろん自分を空を見上げた。
会場から出てきた人間全員が空を見上げている光景、知らない人から見たら異様すぎる。

前日に公開されたラジオによると半月の日にライブすることを決めてから空いている会場を探したらしい。本気すぎる。

全体の感想

いいライブだった……掛け値なしに。

初のツインライブということで情報が全くなく、何が起こるかわからないライブだったが、軽率に参加して本当に良かった。
菊地真と萩原雪歩のライブに参加できたという事実。本当にうれしい。

とにかく不意打ちが多いライブだった。
何が来るか全く予想できないので暗闇の中、あらゆる方向から殴られつづけている気分になる。

キービジュアルが発表されたときは強火の同人誌の表紙だと囃し立ていたが、蓋を開けて出てきたのは全てを焼き尽くし浄化する煉獄の炎だった。

『i』が聴けたので自分の中の亡霊が成仏したのを感じる。
見てるか高校の頃のオレ……『i』をライブで聴けたぞ……

高校の頃の自分「お前まだアイマス好きなの!?!??」


インターネットを見る限り、かなり好評だったので今後も同じようなライブをやってほしい。準備とかいろいろ大変だろうけど……
千早で同じようなライブを……何卒……そのライブを見るまで死ねねぇ……
『約束』『細氷』『Just be myself!!』を3公演のそれぞれで歌ってすべてをめちゃくちゃにしてほしい。
今回の形式だったら『眠り姫』のアニメ再現もできるんじゃないだろうか。
そして最後には『Destiny』をやって終わらせてほしい。
本当やってほしい……頼みますよ……

新しい亡霊が自分の中に生まれてしまった。


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