禁止制限解除ヴィンテージを妄想してみた


執筆者はあくまでも外野から発言してるだけなので妥当性は何もないと思います。
また、この記事は2020年5月31日に執筆したものです。

ヴィンテージには現在、禁止カードが38枚、制限カードが50枚存在しています。また、定形のカードだけを使用します。じゃあこれらの縛りを極力緩めたらどうなるか?とりあえず考えてみました。

まず現在の禁止カードの取り扱いから

1. アンティに関するカードは禁止カードにしないと成り立たない(アンティありだと法的に問題あるし、アンティがなければ取り除かれるのでその点でも問題)
2. 策略カードのうち、秘策・両策を持つものは禁止カードにしないと自由に指定した組み合わせでほぼ間違いなく壊れる(ドラフト前提だから、そもそもカード指定自由にしてしまうとどうにもならない可能性が高い)。その他の策略カードは特に問題はない
3. カードを物理的に投げるカード(Chaos Orb・Falling Star)は、ゲーム性を破壊するため、適切とは言えない。オンラインでの画面対戦で実現不可能なので、禁止カードにしないとオンライン不可能(対面対戦の場合はありかもしれない。オールドスクールでは使えるし)。
4. Shahrazadはルール処理上問題ないし、カジュアルなのだから何の問題も起きないから解禁する
5. 夢の巣ルールスは問題ない。ルール処理も問題ない上に、ぶっ壊れ同士をぶつけるわけだから、こいつはどうにでも処理できるはず

次に現在の制限カードについては、全部解除してしまいましょう。パワー9も含めて。ワクショ→三球とか、デザイアからデザイア連鎖とか、何が起きてもそういうものなので割り切ります

次に、計略・次元・現象・ヴァンガード。こいつらは全部OKでしょう。

最後に銀枠カードの扱いについて。まず銀枠を導入する積極的な理由は、からくりですね。蒸気打ちの親分を活躍させたいですよね?(活躍できるかは知らん)
ただ、なんでも入れてしまうとルール処理で間違いなく止まってしまうので、あまり入れたくはないです。なので、以下のカードに限り入れられるようにしましょう。

1. アーティファクトタイプが「からくり」であるカード
2. からくりに言及しているカードのうち、Crafty Octopus・Garbage Elemental・Very Cryptic Commandを除くすべてのカード(Crafty Octopusは宿主という拡張メカニズムと関係があるため、拡張までは入れたくないから、残り2枚は同じカード名で複数のルール文章の種類があるカードなので、許可してしまうとデッキリストをうまく作成できないなどの不具合があるため)

からくりは専用のからくりデッキを使います。からくりカードが戦場を離れる場合、それは屑置き場領域に移動します。その他細かいルールは適宜調べてください。

デッキに入れられる枚数の制限は以下の通りです。

1. 通常のカード(策略含む) メイン・サイド合計して同じ名前のカードは4枚まで。策略カードはサイドボードにのみ入れられる。基本カードを除き、チーム戦の場合、同じ名前のカードは1人のデッキにのみ入れることができる。デッキの最小枚数は基本60枚
2. 計略カード 同じ名前のカードは2枚まで。デッキの最小枚数は20枚
3. 次元カード・現象カード 同じ名前のカードは1枚まで、現象カードは2枚まで。デッキの最小枚数は10枚
4. ヴァンガード・カード 1枚
5. からくり 同じ名前のカードは1枚まで、デッキの最小枚数は15枚。からくりを使わない場合はデッキを準備しなくてよい

ゲーム開始時の手順は以下の通りです。

1. ヴァンガードを公開する
2. 相棒を公開する(公開は同時に行う)
3. 策略カードを統率領域に移動する
4. 次元デッキ・計略デッキ・デッキ・からくりデッキをシャッフルする
5. 先手後手を決める(策略カードにより決定している場合がある。また、ゲームを再び開始する場合はCR 719.1aにより再び開始させた呪文や能力のコントローラーである)
6. マリガンチェックまで進める
7. ゲーム開始時に公開するカードを公開する(大長・力線など)
8. 最初の次元カードを決める

2人対戦、もしくは双頭巨人戦の先手第1ターンのドローステップは飛ばします。計略の実行は、戦闘前メインフェイズのターン起因処理です(英雄譚と同じタイミング)。実行により誘発した誘発型能力はスタックに乗ります。

果たしてこれで楽しめるのか、私はやってみたくてもできないのですいません。誰か試せる人いたら…。

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