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【小谷】第57回JBCF東日本ロードクラシック2Days

◆第57回JBCF東日本ロードクラシック Day1,Day2
カテゴリー:E3
日時:2023年4月29日〜30日
コース:群馬サイクルスポーツセンター(両日ともに反時計回り6km*11周)
1日目天候:晴れ、2日目天候:曇り(雨上がり)
1日目リザルト:28位/66(完走36人)、2日目リザルト:DNF(出走100人、完走34人)


私にとって今年のJBCFの開幕戦として走ってきました!

最初に簡単に、1日目は残り2周のところで先頭集団から千切れ、5人の集団でローテーションしてなんとか完走し、2日目は2周目の下りで集団からドロップし、7周目で足切りDNFでした。


◆レースの概要
まず今回のレースですが、タイトルにあるように2日開催となっておりまして、エリートクラスの中で唯一E3だけが2日開催です。両日参戦する人もいればどちらか1日だけ参戦する人もいるのですが、小谷は両日ともエントリーしました。冷静に考えれば2日連続でレース強度は無理があることに当日気づきました。

会場は横浜から3時間程度の場所にある群馬CSC。修善寺にある日本CSCと同じくサイクルスポーツセンターと名前にあるものの、こちらは車が走っていたこともあり、路面は少しがたがた。コースプロファイルとしてはよくある周回とは逆回りとなっており、ヘアピンコーナーの心臓破りの坂から高速で下っていき、1号橋からじわじわじわと駐車場横まで登っていきます。


過去に順周りでは何回か走ったことがあったのですが、今回の逆回りは初めて。あまりがっつり登るようなコースではないので私向きではあるのですが、前回の修善寺がボロボロだったので、目標は先頭集団での完走を目指して走りました。

◆1日目の試走でのトラブル
ヘアピンから長い下りでハイスピードコーナーの連続なので時間の限り路面チェックしたいと思い3周目に入るところで違和感があり下りて確認してみるとパンク...駐車場まで戻って確認してみるとタイヤのサイドから切れてました・・・
遠征時には予備のタイヤも持っていくようにしていたので問題なく走れたのですが幸先の悪いトラブルでした。


◆1日目のレース展開
サイドカットして、これ以上悪いこと起きたら笑うしかないなって気持ちが吹っ切れてリラックスして召集位置へ。スタートしてすぐに落車が起こりそうなヘアピンコーナーがあるので前にいてもあまり美味しくないと考え、スタート位置はほぼ最後尾に。リアルスタートの位置までずっと下っているので楽に前の方に出れるだろうと考えていたのですがうまくはまりました。

リアルスタートは長い坂の手前から、いつものようにガンガン強度があがると思いきや、比較的穏やかにスタート。速度が出ていてドラフティングのおかげ、とはいえ全然楽じゃない強度で心拍が今年最大をマークして変にテンションがあがって今まで一番綺麗にコーナーを抜けれて、やればできるじゃんと。これは自信に繋がる経験でした。

ただ、テンション高めで雑だったせいか、4周目の駐車場横を登っていく箇所で足攣り。ギャップができて審判カーに抜かされてしまいましたが、なんとか気合で持ち直して集団復帰。

そのまま周回数を消化していきますが、残り2,3周のところで先頭がペースアップしたところで集団から千切れてしまいました。
同じように千切れてしまった選手が4人ほど。その中にウィンディー筑波の知り合いがいて、うまく協調して5人の集団でローテーションしてなんとかフィニッシュ、無事にFADにもならず完走できました。


今回のレース、マネージャーミーティングの際にも落車には気を付けてと言われるほどで、ヘアピンコーナーで注意はしていたのですが、自分が見た範囲だけでちょっとよくわからないところで落車が数回。翌日もあったのでよりセーフティを心がけるあまり、消極的な走りになってしまったかなと反省です。



◆2日目のレース前
午後からは雨が止む予防でしたが、なかなかそんな気配がなく落ち着かない心持ちで待ちました。
試走予定時間になっても雨は降り続けていましたがスケジュールが遅れたおかげもあってか試走開始前には雨が止んでくれました。
ただ、今度は風が強くバックストレート、ホームストレートは特に風が重い区間でした

◆2日目のレース展開
連日レース強度の練習していなかったのでなんでエントリーしてしまったの後悔しながらまた最後尾につけてスタート。
前日より人数が多く、年齢層も学生っぽい若い人たちが多めという印象。若い人たちはなにかあってももすぐさま反応して回避できそうですが私にそんな自信はなく、後方でステイ。足もないので序盤の上げ下げには緩やかにパワーの出し入れで対応しようと考える。

リアルスタートは前日よりきつめなものの、斜度が緩むと先頭のパワーも落ちるのかついていくのは難しくない。しかしスタートしてから間もなく、まだまだ油断できないと思っていると前方で落車が発生。
巻き込まれなかったものの、後ろにいたので先頭と大きなギャップが出来てしまいダッシュで追いかけます。駐車場横の登りでの大きなギャップは、スピードが出るバックストレートまでにはなんとか追いつくものの、1周目から既に心拍が怪しい。

2周目下りをこなし、登りでまた強度があがったところで足が回らなくなり2日目のレースは20分もしないうちにドロップ・・・
それからは少し休んでから1周でも多く走ろうと前から落ちてきた人たちでローテして、7周したところで足切りDNF。



◆まとめ
よかった点
・苦手意識のあるコーナー、E3でもなんとか走り切れる力など小さなことだが自信に繋がった
・ハイスピードゆえに、エアロポジションを積極的に行い下り基調のセクションは省エネで過ごせた
・最近取り組んでいるペダリングの改善がはまってきた
・レース前の時間でいろいろな人と話ができたこと
・有酸素運動能力の低さを再認識できた
・レース経験を積めた

改善点
・1日目は木陰で20°前後とはいえ、自分にとっては暑くてやや水不足だった(日焼け止めも忘れて腕がヒリヒリする)
・後ろの方でひらひらしすぎてスピードが出る下りで無駄にブレーキをかける場面が多かった
・足攣りの対策が不十分だった
・2日連続のレース強度に耐えられるトレーニング積んでいなかった
・平坦、下りで踏めるが登りで踏めないので遅れてしまう

1日目はレース前のコンディションも悪くない状態で望み、結果は先頭集団についていくことができず、今の立ち位置を再認識できました。今の自分に何が足りていないのか課題が明確になったので次のレースまでに改善するだけです。
2日目はレースというレースが全くできずに終わってしまいました。2日連続で強度の高い練習を積んでいなかったので当然の結果ですが、もし1日目に明日のために温存しようと考えていたら2日とも中途半端になってしまっていたので1日目に全力を尽くせたのはよかった。また、路面はそこまで濡れていなかったものの、雨上がりのレース経験というものを積めたのも今後を考えるとよかったです。


◆最後に
まず、社会人ライダーの常として落車なく終われて良かったです。自分が見た範囲だと落車やトラブルは2日あわせて4回。見たり聞いたりした話だとどれも他のライダーと接触かはすって起きていたようでした。落車に巻き込まれた際によく聞くセリフとして「巻き込まれる位置にいたのが悪かった」というものがありますが、周りをよく見ることの重要性を肌に感じました。
またJBCFの特性上、選手登録してチームに加入しないと走れないのでホビーよりも同じ人と走る機会が多く、徐々に知り合いが増えていくのもJBCFならではの楽しみかなと感じました。

次回のレース日本最大のヒルクライム、富士ヒルでシルバー目指して頑張ります!


◆使用機材と装備
使用機材
フレーム:S-WORKS SL7
ホイール:ROVAL ALPINIST CLX
ハンドル:AEROFLY2 400mm
サドル:S-WORKS POWER ARC
コンポーネント:アルテグラ(ギア比52-36*11-34,クランク長165mm)
ペダル:ASSIOMA DUO (LOOK)
Fタイヤ:MICHELIN POWER CUP 25c
Rタイヤ:specialized Turbo Cotton 28c
チューブ:REVOLOOP、スペシャの赤箱
ボトルケージ:T-RACE CARBON

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