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「恐い間取り」

こんにちは!平団員の岸本です。

何を隠そう、私はホラーが苦手です。
怖い話を聞いたら、一人でお風呂に入れなくなる、トイレもこわくなる、無駄に後ろを振り返ってしまう(怖いくせに)などの弊害があらわれるため、ホラーを遠ざけて生活してきました。
そのおかげでセンサーが研ぎ澄まされ、ホラー映画は開始10秒でしかも音声だけでホラー映画かどうかを判断できるようになりました。

しかし、この松原タニシさんの「恐い間取り」という本を読んで、自分のことをより深く理解しました。
私はホラーが苦手なのではなくて、驚かされることが苦手だったのです!!!

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「恐い間取り」

事故物件住みます芸人の松原タニシさんの著書。
自身が住んだ事故物件で起きた体験談や、
知人から聞いた恐い体験談などを、
その現象が起きた間取り図とともに紹介していく本。
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ホラー映画の嫌いな部分は
・音楽で驚かそうとしてくる
・うしろから急に現れて驚かそうとしてくる
・カットの変わり目で急に現れて驚かそうとしてくる
・なぜか逃げられないところに隠れて見つかって驚かそうとしてくる
・突然叫んで驚かそうとしてくる
・暗がりにして驚かそうとしてくる
ホラ!!驚かそうとしてばっかり!!
何なら、自分のためにこっそりパーティーの準備してたよ、とかサプライズパーティーでさえ苦手です。バラエティのドッキリ企画とかはめちゃくちゃ苦手です。

「恐い間取り」はそういう驚かそうとしてくるところが…割と少ないです。(全くないとは言えない(笑))
淡々とした語り口なので、冷静に読めます。読みながら「こわーーーーー」とかつぶやいたりはしますが。
ただ、ご本人の体験談は淡々としているのですが、聞いた話などはやはり「~らしい」がはいるだけで怖さが増します。

用意されているビジュアルのほとんどが間取り図というところもいいです。
具体的なんだけど、リアルすぎない。
すごく怖いけど、普通にお風呂に入れます。
数枚だけ写真があるのはいただけないけど(笑)

とにかく、こわいものみたさでとても面白かったので
2も読んでみようと思います。

筆者の松原タニシさんには、長生きしてもらって、
事故物件に住んだり霊現象にたくさん触れても死なないってことを
証明してもらいたいです!!
ただ、事故に遭ったみたいな体験記もあったので、
気を付けて生活してほしいです。
とにかく、元気で長生きしてください!!!


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