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♪【着物】お召し

こんばんは!
じめじめとした日が続きますね。
靴下は立ったまま履けます!平団員の岸本です。

今日は着物歴一年未満の岸本が着物について語る、怖いもの知らずのシリーズです。

今日は前回紹介したこの青い着物について!
この着物は「お召し(御召し)」という種類の着物です。
そのまま、「おめし」とよみます。

なぜ、「お召し」という名前かというと将軍徳川家斉が好んでお召しになっていたからだと言われていますよ。
こういうネーミングセンス大好き。。(名付けたわけではないにしても)
もし私がやんごとなき身分の人で、毎日食パンを「うましうまし」と言って食べてたら、食パンの名前は「うまし」になってたかもしれん・・・笑

どういう着物をお召しというのかというと使っている糸のより数によります。

http://www.tokyo-knit.com/pdf/nit4.pdf

1mあたりにどれだけいとをねじってあるかで
甘撚糸、中撚糸、強撚糸とわけられますが、
このなかでも、「強撚糸」の「お召緯(おめしぬき)」を横糸に使います。
先ほどの資料では、1mあたり1000~2500回のよりで強撚糸ですが、
お召緯は2000~3000回のよりがかけられます。
50gの糸作るのに、3日かかるんだって!どっひゃ~~~

めっちゃかみ砕いて言うと?
①ある程度糸をねじねじ
②そこにのりをつける
③さらに沢山ねじねじして、ねじねじが元に戻らないようにする
④その糸を使って織る
⑤できてから湯につけてのりをおとす
⑥ねじねじされてた糸が元に戻ろうとする!
⑦イイカンジのお召ができる✨

どういい感じなのかは?次回~~

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