60歳のぼくへ
こんにちは。倉増哲州です。
40歳を過ぎるとやっぱりだんだんと体力の低下を感じることが多くなる。
これはもうどうしようもない。
気がする。
そこに抗うつもりは僕にはそもそもそんな気がない。
お芝居のことでいうと若いときは技術的な面が経験とともに身に着くので、
そういう意味でテクニカルな部分はぐんぐんと伸びやすいし、それを自分でも実感しやすい。
そしてそれが楽しい。
でもやっぱり今ぐらいの年になると、そういう意味で技術的な成長というのは、
どうなんだろう。
まだまだ行けるんだろうか。。
と思うことがある。
もちろん、僕なんてまだまだ技術も経験も豊富というには程遠いので、これからもっともっとという気持ちもある。
でも一方で、もう下降の一途をたどるしかないのではないだろうかと不安になることもあったりする。
もし、60ぐらいまでまだお芝居を続けられていたら、その時この文章を僕が読んだら「なんてことを想っていたんだ。まだまだ青二才だなぁ」って思うかもしれない。
まぁ、そんな技術うんぬんのお話はわからないけど、
結局は昔も今もそしてこれからもそうだけど、その時その時誠実に作品や、役と向き合うしかないのよね~
特に何があったわけでもないけど、ふとそんなことを思ったのでここに書いておこう。
60歳になった時の僕がこれを読んだら、どう思うんだろね。
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