言葉のナイフ
どうも、ビブルです。
今回の記事は殴り書きの記事です。
Twitterのつぶやきのような、でも140字じゃ書けないような・・・
そんなことを書いていきたいと思います。
キーワードは「誹謗中傷」です。
結論など何もない、ただの嘆きに近い投稿ですが、よろしければお読みください。
★ 誹謗中傷ってどんな意味?
困ったらウィキペディア!ということで、調べてみました。
誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)は、根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つける行為である。
引用:Wikipedia
思ったよりシンプルですね。
シンプル過ぎて、「要は・・・」ってことも書けないくらいです。そのままの意味になるでしょう。
近年この「誹謗中傷」は恋リア界隈でも問題になっています。
番組の公式SNSから注意喚起が出されるくらいには、小さくない問題になっています。
出典:ドラ恋公式インスタ
「人が傷つくことは言ってはいけない」
結局はこんな当たり前のことなんですが、それが大きな問題となってしまっている背景には、
① 誹謗中傷の範囲の曖昧さ
② SNSの普及による、発言の容易さ
があると考えています。
① 誹謗中傷の範囲の曖昧さ
誹謗中傷という言葉の意味を知っていても、その範囲はすごく難しかったりします。
誹謗中傷と似た意味の言葉に、「批判」や「非難」があります。
ウィキペディアでは、その違いを次のように説明しています。
批判とは「相手の行動に対する評価か相手の主張への反論」という法的・倫理違反者への言動自体へのこのように直すべきとした建設的な指摘やアドバイスである。
非難はアドバイスなど提案的な内容無しに根拠がある落ち度や過失などを取り上げて責めることである。
引用:Wikipedia
これもわかりやすいですね。違いがはっきりとわかります。
でも、実際にはこんな風にビシッと線引きをすることはできません。
恋リアでは特にそれが難しいです。
例えばあなたがオオカミを見ていて、「A君は前回まで喋ってなかったのに、いきなり手繋ぐとか馴れ馴れしくて無理だし、止めた方が良い」と言ったとしましょう。
「前回まで喋っていなかった」という背景があり、それが女性にとっては馴れ馴れしいと感じる行いである。
ですから、しっかりとした批判に見えるのですが、これだって誹謗中傷だと捉えられかねません。
「馴れ馴れしくて無理」
もしこの言葉を見たA君本人が傷つき、番組を辞退したり、最悪な展開が起きたりしたら。
それはもう誹謗中傷の意見としてみなされるでしょう。
そしてもう1つ。
我々は、前回の話から今回話までの間に起きたことの全ては知りません。
実はカットされた1日があって、その1日でボディタッチが出来るくらいの仲になっていたとしたら。
その批判はただの悪口へと変わってしまいます。
でも、視聴者としては見てないんだからどうしようもない。
このように、恋リアにおける誹謗中傷の範囲って曖昧にならざるを得ないと思っています。
② SNSの普及による、発言の容易さ
そしてもう1つの原因が、誰しもが簡単に発言できるようになったことにあります。
Twitterやインスタを中心に番組の感想を呟くことは最早当然の行為になっていますし、番組側としても宣伝になるという得があります。
このような環境が生まれたことは、双方にとってWin-Winだったでしょう。
しかし、誰しもが発言できるようになったら、その分問題だって起きます。
これを取り締まることはなかなか難しいですし、大群となってしまったが故の害だと思うしかない部分はあるでしょう。
もちろん、だからといって誹謗中傷が許されるわけではありません。
だからこそ、番組側もきちんと声明を出しているのだと思います。
★ 誹謗中傷の二次被害
誹謗中傷が生み出す被害者は、そのターゲットだけではありません。
応援しているファン同士の争いも起きてしまうからです。
例えば誰かがキワドイ発言をした時に、別の誰かから「こうやって○○を傷つける発言をしない方が良い!!」とリプが来たとします。
するとそれを見た誰かが、「発言は自由だ!」と言い、また別の誰かが「誹謗中傷だから自由とかじゃない!」と言います。
こうなったらもう泥沼です。二次被害が発生しています。
こんなの、解決できるわけがないんですよ。
人の考え方なんて違って当然ですし、先述の通り誹謗中傷の線引きなんて曖昧なものです。
出演者を守りたいという想いは素晴らしいですが、だからと言って個人の意見を直接咎める権利は、少なくとも視聴者には無いと僕は思っています。
(もちろん、「ウザイから消えろ!」みたいに直接的かつ明らかな誹謗中傷に対しては別ですが。)
僕もこのnoteで「こうやって恋リアを楽しもう」みたいな記事を出していますが、別にそれは個人の意見であって強要するつもりはないですし、別の考え方を持ってる方に直接コメントしたりなんてことはありません。
本当にそれがダメだったなら本人や事務所、制作側から止められるでしょうし、ファンが出来ることは「一個人の意見として呟くこと」か「運営に報告すること」くらいじゃないでしょうか。
SNS上でファン同士が言い合ったって解決なんてしません。
そもそもの価値観が違うのですから。
★ 結局どうするのが良いのか?
簡単です。
書いた後に一度読んでみれば良いのです。
それで、自分の発言が誰かを傷つけることにならないか。
冷静になって考えてから投稿すれば良いだけです。
言論を統制される必要なんてないし、耳障りの良い言葉だけを並べる必要はありません。
感想は自由だし、違うと思ったことはちゃんと言ったら良いと思う。
ただ、その言葉は必ず本人に届くことになるんだと想定して、その時に本人が悲しまないかどうかは考えて投稿する。
これしかないと思います。
それでも、傷つけるような発言をしてしまうこともあるでしょう。
そこに悪意が無かったとしても、結果そうなってしまうことはある。
だから、そうなってしまったのであれば、心の底から「ごめんなさい」を言うしかないです。
誹謗中傷を無くすためには、こんな当たり前のことを続けていくしかないと思います。
★ 最後に
でも、実際には誹謗中傷は無くならないと思っています。
なぜなら、誹謗中傷をしている方は、ここに書いているようなこともわかった上で、その行為を楽しんでいるからです。
誰かを傷つけることで自分が満足感を得ているんです。
最低ですよね。
でも、それが実態だって僕は思っています。
「人の気持ちを考えて」とか、そもそもそんなことは無理な人が誹謗中傷をしてるんですよ、きっと。
自分の発言で人が傷ついても、何とも思わないんです。
自分さえ傷つかなければ。
はぁ・・・
ほんと、どうしたら良いんですかね。
悩んだところで何にもできないですが、出演者がそういった「言葉のナイフ」に悩んでいる投稿等をしているのを見る度に、心が痛みます。
そんなこともあり、ちょっと吐き出してみました。
ファンとして、せめてそれ以上の応援の言葉を届けていきたいと思う次第です。
ビブル
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