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『ドラ恋』は進化し続ける恋リアだということを熱弁したいという話

お久しぶりです。ビブルです、
最近かなりご無沙汰だったnoteの更新。書きたいこともあったのですが、日々の忙しさに追われ、どんどん執筆から遠のき・・・

と、そんな状況ではあったのですが、現在放送中のドラ恋シーズン9を見ていた時に「ドラ恋やっぱやべえわ!」となったので、その勢いのままに書き始めました。(ドラ恋ありがとう)

ということで今回は、ABEMAの恋リアの中でもエース級の人気を誇るドラ恋の進化について熱く語っていきたいと思います!

これまで同様、一視聴者がただただ書きたいことをつらつらと書き留める記事ではありますが、よろしければ一緒にドラ恋の歴史と進化をお楽しみください!

S1~S2:ドラ恋創成期!キスから始まるという斬新な恋リア!

ドラ恋S1が放送発表された当時、「なんだこの番組は・・・」と驚いた覚えがあります。
それまでに自分が見ていた主な恋リアは「オオカミくん」と「恋ステ」で、メインとなる出演者は女子高生でした。
オオカミくんも初期のころは、女子高生と男子メンバーの物語って感じでしたからね。
だから、いくら若手とはいえ役者がメインの参加者になるということにびっくりしましたし、さらにはドラマを演じながら恋愛をするというルールに驚かされました。

そして何よりも「キス」がゴールじゃなくきっかけだということが、一番あり得ないと思ったルールでしたね(笑)
オオカミくんも恋ステも、昔に遡ってあいのりとかでも、キスはしたとしてもカップル成立後で、それが恋するためのツールとして使われるなんてことはありませんでした。
それをドラマの中でという部分をうまく使い、キスをきっかけに恋が始まるかという点に目を付けたドラ恋に、素直に関心した覚えがあります(何様だ)

恋愛ドラマを演じる役者は好きになったりしないのかな?って疑問は誰もが抱えるところですからね。
そこに目を付けたドラ恋は開始時からすでに、世間の人々の好奇心を大きくくすぐってくれる画期的な恋リアだったと言えるでしょう!

S3~S4:ドラ恋挑戦期!男女不均等にしたことで起きた切ない展開に涙!

S3が始まるころには、ドラ恋もABEMAの人気コンテンツとして定着していました。
3シーズンできたらレギュラー化したと言ってもいいくらいですからね。
この時点で人気があったのは間違いないです。
ただ、そんな中でもテコ入れを行ったのがドラ恋のすごいところです。
S3にして早くも動いてきたその内容が、メンバーの数を男女で不均等にし、必ず1人は選ばれない人が出てくるという展開を作り出しました。

これには当時、賛否が分かれたように記憶しています。
やはりオーディションに挑むことすらできないのはかわいそうですからね。同情の声も挙がっていたかと思います。
しかし、ドラ恋はどこまで行っても恋リアです。
ただただお芝居を頑張ったって、恋愛をしていなければ本筋からは逸れてしまいます。
そのバランスを取るという意味では、かなり良いルールだったように思います。

ただ、これを取り入れる際にはかなりの勇気が必要だったと思います。
軌道に乗りかけている番組に変更を加えるのって、下手したら失敗して取り返しのつかないことになるかもしれませんからね。
結果的には、選ばれないメンバーの様子に切なさを感じたり、三角関係が起きやすくなって注目度が大きくなったりと、大成功だったのではないかと思われます。
これは本当にスタッフの英断だったと言えるでしょうね。

加えて、S3とS4の間には2週間しかブランクがなく、ドラ恋ロスを感じることなく新シーズンを楽しめたのも大きかったです。
しかもS4では、指名かぶりをOKにしたことで必ず複数を相手にする男子が生まれ、より緊張感のある展開が繰り広げられました。
そうしたマイナーチェンジも加えながら、S3とS4でドラ恋は大きな変化を遂げたように思えます。

S5:追加メンバーに連ドラ制度!ドラ恋が大きく変わった改革期!

そして迎えたシーズン5。
ドラ恋が大きく変わりました。

ドラマが連続ドラマとなり、追加メンバーは2人も現れるという大きな変更ぶり。
見ている側としても驚きが隠せませんでしたよね。

さらに、このシーズンはメンバーもかなり個性的で、そういった意味でも話題となったのを記憶しています。
たすくくんの破天荒ぶりやはづきちゃん、みことちゃんをはじめとした演技力が既に高いメンバーに、経験豊富だったはずなのに主役争いに勝てなかったちわちゃんの涙など、数えたらきりがありませんね。

思えば、「若手俳優」「役者の卵」という括りでまとめられそうなメンバーから、経験豊富な俳優・女優が参加するという流れになったのも、このシーズン5がポイントになっていたのではないでしょうか。

実際に連ドラ制度や追加メンバー制度には反対のリアクションも出ていたようですが、こうした変化を加えることで、視聴者も飽きることなく番組を楽しめていたのは事実です。
挑戦なくして、成功なし。
結局連ドラ制も追加メンバー制もこの1シーズンのみと現状はなっていますが、それはやってみたからこその成果であり、ドラ恋の引き出しを増やすためにも重要な改革だったと思います!


S6~S8:ピンチをチャンスに!コロナ禍を逆手に取ったナイスアディアで掴んだ最盛期!

シーズン6は試練の中で生まれた名シーズンだと思います。
コロナの影響で放送は延期され、ファンはすごくヤキモキした気持ちになっていました。
人との距離を保つように推奨される世の中で、キスシーンを演じるドラ恋を続けていくことは果たして出来るのか。
もしかしたらドラ恋というコンテンツは無くなってしまうのではないか。
そんな不安を抱いていたのは、決して僕だけではないと思います。

そうした中で発表されたシーズン6。
共同生活に同棲ハウスという新ルールを聞き、ドラ恋再会の喜び以上に、1本取られたという気持ちになったのを覚えています。

不特定多数で合うことが感染の危険性を生むのであれば、メンバーを同じ場所で生活させ、いわゆる隔離状態でまとめて撮影してしまえばいい。
この発想はさすがになかったです。
しかもそれを恋愛面でのイベントにも繋げ、同棲ハウスという人気イベントを生み出しました。
また、リビングではメンバーの素に近い姿を見ることもでき、それによって視聴者もメンバーに親近感を抱き、感情移入をこれまで以上にしながら番組を見ることが出来ていました。

そうした結果、S6のけいまなやS7のわくのの、S8のルイアユなどの超人気カップルが誕生し、ドラ恋自体の注目度も歴代で最高潮まで高まったのではないかと思います。

さらには、視聴者に原案を委ねるという試みも忘れてはいけません。
これによってドラ恋ファンはもちろん、脚本家を目指している人や、物語を書くことを楽しんでいる人にもドラ恋の存在が知られることとなりました。
また、SNSで原作者を見つけて感想を送るなどのファン同士の交流や、その原作者に主役を演じたメンバーが御礼を言うなどの交流が生まれ、造り手・演者・視聴者の三者が一体となって「ドラ恋」というコンテンツを作っているという実感を得ることがこれまで以上に出来るようになりました。

ちなみに僕も原案募集にチャレンジをしていますが、未だ選ばれることはなく・・・(笑)
供養の意味でこちらにリンクを掲載させてもらいますので、よろしければお読みいただければと思います!

このように、放送出来るか出来ないかという中から、起死回生のアイディアで掴んだドラ恋最盛期。
S6~S8の3シーズンは、ドラ恋の歴史の中でも特に注目されるシーズンになったと言えるでしょう。


S9:良い所をまとめつつ、さらに上のステージへと!ドラ恋がリスタートを切った!

そして、この記事を執筆している今現在放送されているシーズン9。
これまでのドラ恋の良い所を集約しつつ、さらにおもしろい恋リアへとステップアップするような、そんなシーズンとなっています。

前3シーズンで大人気だった共同生活と同棲ハウスのルールは無くなり、男女別れての生活という形で始まりました。
初期の「通い」スタイルに戻しつつ、男女それぞれは共同生活を送ったり、同じ地域には住んでいたりと、完全に前の通りとはなっていません。
それでいながら、会えない時間を作ることで恋愛をする際に必ず起きるいろんなモヤモヤも大きくなり、恋愛模様の中にちょうど良いスパイスを加えてくれているように感じます。

ただ、それだけでは終わらないのがドラ恋の凄い所。新たにお忍び稽古というルールを設け、同棲ハウス以上にドキドキする時間を2人きりで過ごすことが出来る場を用意しました。
しかも、アクションを起こせるのは基本男子で、女子はそれを断ることもできるというのがポイント。同棲ハウスの時も一応のお伺いはありましたが、まあ指名されて断るなんて展開はなかったですからね。
この辺もどうなるのか楽しみな所です。

そして、序盤からアドリブでのオーディションを行ったり、まともなペア決めをせずに黒塗りオーディションをしたりと、これまでだったら中盤以降の盛り上がりに一役買っていたような展開を序盤に持ってきたのもポイントです。
これにより、中盤以降にはもっとすごいことが起きるのではないかと、期待が高まっています。

こうして、一部分では原点回帰の様子を見せながらも、これまでのシーズンで得た良い部分もしっかりと取り入れているシーズン9。
そこに、さらに新たな試みを加えるなど、「ドラ恋、君は一体いつになったら落ち着くんだい?」と聞きたくなるくらいに、挑戦を続けています。
この記事が公開される日にシーズン9の第4話が放送されますが、まだまだ先の読めない展開が続くでしょうし、今後が楽しみなシーズンとなっています!

まとめ

僕がドラ恋を見始めたきっかけは、S1に出演していたりぽぽでした。
元々りぽぽファンだったので、「キスシーンとかまじかよ・・・」と、怖い物見たさで見始めたのを覚えています(笑)
しかし、そこで目にしたのは目を瞑りたくなる推しのキスシーンなどではなく、年齢は自分と同じくらいの若手俳優や女優が、必死に悩み考え、恋をしながら主役を取るために全力を尽くしている姿でした。
そんな姿を見守れることが楽しくないわけがなく、どんどんドラ恋の世界にハマっていったのを覚えています。

ドラ恋はただの恋リアじゃありません。
そこには主役争いという、若者たちの人生を賭けた戦いも組み込まれています。
そんな舞台をより刺激的でおもしろいものとするために、制作の方々もきっと全身全霊で取り組まれているのだと思います。

そんな演者と制作の方々、そして一緒にドラ恋を盛り上げているファンの方々と共に、これからもドラ恋を熱く応援していきたいと思います。

「進化し続ける恋リア」である『ドラ恋』で、今後どのようなドラマが生まれるのか。
ドラ恋が続く限り、僕は一生この沼から抜けられない気がします。
でもそれは皆さんも同じですよね・・・?

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ビブル

画像出典:ABEMA

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