下鴨納涼古本まつりに行くなり。

2021年8月15日

下鴨納涼古本まつりに行くなり。

昨晩、突然浮上したある考えのせいで、このプランを確固たるものから位置選択肢にすぎないものにしてしまった。そのせいであまり眠れなかった。本当に自分は何故こんなことでこんなに悩むのか本当に嫌になる。

突如浮上したアイデアというのが、本を買わないということ。図書館へ行って会員証を作れという神からのご宣託があったのだ。何故だかこっちに惹かれた。このごろ、本が増えていくことに少しうんざりしていたのだ。好きな本は手元に置いておきたい。でも買う前に好きな本か嫌いな本かは分からない。なので結果、なんてことない本も沢山ある。そういう状況に少しうんざりしていた。でも、と思う。大きな部屋で壁一面本だらけにすることが夢だ。今はせまい部屋だから圧迫感はあるけれど、来たるべき日までの我慢だ。それに本を買わず図書館を利用することのデメリットの方が多い。①電車賃が高い(片道¥400ほど)②時間制限がある③お風呂で読めない(しわくちゃにするから)③ぐっときたページを折れないand書き込みできない etc. 逆に思いつくメリットは、部屋の本が増えないということだけだ。調子に乗って沢山借りたら返却時思いというのもデメリット。そんなことを湯船の中で思いつき(本当に湯船というのはヤッカイな場所だ)、本気で一晩中悩んだ。下鴨納涼古本まつりに行かないという選択・・・ずっとコロナで中止になり、2年ぶりの開催で、この日をずっと待ちわびていたのに・・・?泣いても笑っても、この日を逃したらまた一年後・・・その一年後だって、保障されたもんじゃない、だって、もう何が起きたっておかしくない時代。テスト前に(しかもこんなコロナの状況で)遊んでばかりいて一応は罪悪感もあったので行きの電車ではネットで模擬試験をひたすら解いた(これが無意味だと分かったのはこの約6時間後)。出町柳駅を出て異例の涼しさに沸く。道はなんとなく覚えていたけど思ってたより遠かった。そして前来たときより出店している古本屋さんの数も少なかったからかして、すぐ見終わってしまって、欲しい本も見つからず、あっけなかった。密にずっとおびえていた。でも来れなかったら絶対後悔したと思うので、満足だった。出町ふたばの豆餅も買えたし。

ところで、図書館利用案は中々魅力的だ。

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