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在宅や子連れでも活躍!マタニティフード協会が体現する「ママの新しい働き方」

私たちマタニティフード協会は「ママさんの食を快適に・ストレスフリーにしていこう!」「ママさんの活躍の場をポジティブに創出していこう!」という2点に取り組む一般社団法人です。

2021年に夫婦2人で立ち上げて、2024年現在50名のスタッフと共に活動しています。スタッフの9割以上が妊娠中や子育て中のママさんですが、これまでに自ら仕事を離れたスタッフの割合は10%以下ということで、周りの企業様によく驚かれます。

というのも、妊娠や出産を機に優秀な女性社員が会社を離れてしまったり、仕事を続ける場合でも家庭との両立に悩む女性社員が多かったりと、女性のライフステージの変化とキャリアに関して課題感をお持ちの企業様が多いのです。

当協会ではこのような課題に対して「ひとつの答え」を見出すべく、在宅勤務や子連れ出勤、個人の希望に応じた勤務時間や業務内容の調整など「柔軟な働き方」を提供しています。その結果、販売スタッフ以外は全員在宅勤務で活躍中です。

私たちの取り組みが「ママの新しい働き方」のひとつのモデルとして、キャリアに悩むママさんや女性雇用に課題を抱える企業様の参考になればと思い、当協会での女性スタッフの働き方を紹介させていただきます。


ミーティングや商談に子ども同席!?抱っこしながら接客!?

当協会は主に「マタニティフードマーク認定事業()」と妊産婦向け食品専門店の運営を行なっており、営業や事務、店舗での接客など協会運営にかかる全ての業務で現役ママさん(妊婦さん含む)が活躍しています。


*「マタニティフードマーク認定事業」とは?
妊婦が避けるべき原材料や成分が含まれていない商品であるかを専門家が審査し、食べてよい食品のみを認定しています。「ハラール認証」や「ヴィーガン認定」のマタニティ版です。
▶︎マタニティフードマーク認定事業の詳細


「本当はこの業務がしたいけど子どもがいるから…」と希望のキャリアを諦めてしまうことがないよう、子育てと両立しやすい環境を整えています。具体的には以下の通りです。

⭐️営業スタッフや事務スタッフ

  • 稼働時間は自由。

  • 子どもと一緒に社内ミーティングに参加OK!

  • 営業スタッフは、相手の了承を得たうえで商談に子どもを同席させることも可能。

  • 子どもとの時間を大切にしつつ、担当業務の目的や目標を達成できれば問題ない。

⭐️店舗での販売スタッフ

  • 自己申告のシフト制なので勤務日時を選べる。

  • 子どもを抱っこしながらの勤務OK!

  • 店舗の隣にある託児所を無料で利用可能(料金は協会負担)。

  • 子どもの体調不良など急な欠勤の際は他のスタッフがフォロー。

このように柔軟に働ける環境ではありますが、もちろん成果は重視しています。とは言え、「家庭と両立しやすい働き方を追求してほしい」という思いから、管理職から各スタッフへ業務の進め方について事細かに指示することはしていません

ただ、各スタッフには限られた時間の中でも最大限のレベルで業務に励むことを期待していますし、実際に多くのスタッフが素晴らしい成果を上げています

⭐️実際のスタッフの成果・実績

  • 取引先との連絡窓口スタッフ
    在宅でのメール作業だけで月200件以上の打合せをセッティング!

  • ECサイト運営担当のMさん
    体の弱いお子さんに寄り添いながら、サイトのデザインや利便性を改善し、売上を30倍に!
    当協会が運営する妊産婦向け食品オンラインショップ

  • 店舗スタッフ
    お客様目線の接客により、1年間で売上を2倍に!お客様のお子さんとスタッフの子どもが一緒に遊ぶこともあり、子連れのお客様が来店しやすい雰囲気づくりにも貢献している。
    当協会が運営する妊産婦向け食品専門店

  • COO(最高執行責任者)の鷺谷
    在宅で子育てをしながら協会の運営全体を管理。鷺谷(さぎや)が当協会に参画してから1年間で、協会全体の売上は20倍に!

どのスタッフも家事や育児との兼ね合いで稼働時間は限られていますが、その限られた時間の中で最大限の努力を重ね、目標達成や成果を出しているのです。

条件に合う仕事がないなら、一緒に条件をすり合わせていこう

当協会がこのような柔軟な働き方を取り入れるようになったきっかけは、代表の山本の妻が産後に「条件に合う仕事が見つからない」と悩んでいたことでした。

また、協会の活動を通じて出会った多くのママさんたちも同様な悩みを抱えていました。「この勤務時間だと保育園の送迎が間に合わないから…」と諦めるしかなかったり、「経験やスキルを活かせるポジションがない…」と希望のキャリアを築けなかったり、「主婦歓迎の求人って時給がけっこう低くて…」と応募すらためらってしまったり。

働く意欲やスキルは高くても、育児と両立しやすい労働環境が整っていないがゆえに思うように働けないでいるママさんが多いことを痛感したのです。そこで私たちは、現役ママさんに協会の運営スタッフとして携わってもらうことにしました。

ただし、社員やアルバイト・パートなど勤務条件がある程度固定される働き方だと「この条件での勤務は現実的には厳しい…」と諦めるしかないママさんが出てしまいます。そのため私たちは、「家庭と両立して働いていくためにはどうしたら良いか」を本人の希望や事情を踏まえて一緒に考えることから始めました。

「条件に合う仕事を探すのが難しい…」というママさんの声を受け、企業側が一方的に条件を提示するのではなくお互いの条件をすり合わせることで、ママさんに長く活躍してもらえると思ったからです。

具体的には、どんな業務がしたいか?勤務できる時間はどれくらいか?在宅勤務が良いか?どれくらいの期間働きたいか?などについて、お互いの求める条件をすり合わせながら決めています。その結果、双方の同意のもと社員やアルバイト・パートではなく「業務委託契約」の形をとるケースもあります。

このような取り組みによって、実際に「働きやすさ」を実感しているママさんはとても多いです。

「地方でパートを探しても最低賃金ギリギリの求人がほとんどで踏み切れなかった」「子どもの事情で迷惑をかけてしまうかもしれないと思うと応募するのもためらっていた」などと悩んでいたママさんは、協会スタッフになってからは「地方のパートの時給よりも高いし、何よりも自分の好きな時間に働けるので助かっている!」と言ってイキイキと活躍しています。

他のスタッフも家庭と両立しながら活躍しており、「家で子どもを見ながら隙間時間で仕事ができること」や「自分のライフスタイルに合わせて柔軟に働けること」は、ママさんにとって本当に価値の高いことなんだと改めて実感しています。

「不利な状況から助けたい」のではなく「本来の力を発揮してもらいたい」だけ

私たちがこのような取り組みを行っているのは、決して「不利な状況にあるママさんを助けたい」という考えからではありません

むしろママさん達はスキルや経験値がとても高く、「そんなママさんの活躍の場が制限されているなんて勿体無い!」「働く機会や環境さえ整っていれば本来発揮できるはずの能力を発揮してもらいたい!」という思いから来ています。

また、「家事や育児の合間の仕事が良い息抜きになっている」というスタッフもいて、ママさんにとって家庭以外での活躍の場があることは非常に重要であるとも感じています。

男女関係なく仕事を通して社会との繋がりや自分が活躍できる機会を持てている人は多いと思いますが、女性の場合、妊娠や出産を機に仕事を離れ、生活の場が一気に家庭だけになることで気持ち的な変化を感じるケースは多いでしょう。

実際に「子どもとずっと二人っきりだから話し相手が欲しい」「社会との繋がりが減って孤独を感じる」「育児に忙殺されて自分の人生と向き合う時間や気力がない」といった声をよく聞きます。

そのため私たちは、妊娠中や育児中でも難しい縛りなく短時間や隙間時間でも携われる仕事をしながら、達成感を感じたり、取引先に貢献できたり、社会にインパクトを出せたり、自己成長できたり・・・。そんな機会をママさんたちに少しでも多く提供していきたいのです。

キャリアが止まりがちな産前産後の時期でも社会と関わり価値を提供していくママさんたちの存在は、日本社会の「閉塞感」のようなものを打破していくエネルギーになるのではないでしょうか!

東京の有明ガーデンにある妊産婦向け食品専門店「Tokyo Family Marche」で子連れ出勤するスタッフ

せっかく一緒に働くなら価値ある時間を共有したい

ここまで熱く語ってきましたが、当協会の働き方がスタンダードになるべきだとは決して考えていません。それぞれのママさんが「自分の意思」と「幸せの追求」に基づいて決定すべきであり、私たちはあくまでも選択肢の一つを提示しているのです。

ただ、仕事も生き方も無限の選択肢があるなかで当協会を選び、せっかく一緒に時間を過ごすのであれば、今後の人生にとってより価値のある時間を共有したいと考えています。そのため、本人がチャレンジしたいのであれば責任ある仕事もしっかりとお任せしますし、仕事を続ける中で家庭やその他のことを優先したくなったのであればそれを応援します。

このように各スタッフが自分の人生と向き合いながら働くことができているのは、スタッフの家族、お客様、取引先など多くの方々の理解と協力のおかげです。この場を借りてすべての関係者の方々に心から感謝申し上げます。

これからも多くのママさんに関わっていただきながら、お客様や取引先への貢献を続け、法人としてさらなる成長を目指していきますので、今後ともマタニティフード協会を何卒よろしくお願いいたします!


一緒に働く仲間を募集中!

マタニティフード協会では新規スタッフとして、子どもや家族との時間、自分だけの時間を大切にしながらも、社会に新しい価値を生み出したい!という方を募集しています。

既存のスタッフも最初は仕事と家庭の両立や今後のキャリアに不安を抱えていましたが、今では未経験の業務にチャレンジしたり、リーダーを任されたりとイキイキと活躍しています。また、家庭の事情も業務の課題も「自分事」として寄り添ってくれるメンバーばかりですので、安心してトライしていただけると思います。

子育ても頑張りたいけど仕事も諦めたくないママさん、ぜひご応募お待ちしております!あなたが活躍できる環境や条件を一緒に考えていきましょう。お気軽にお問合せくださいませ。

⭐️一般社団法人マタニティフード協会⭐️
公式HP:https://maternity-food.org/
TEL:045-900-5310
Mail:contact@maternity-food.org



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