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アルコールを中途半端に飲むと、飲みながらした会話や、飲む前の仕事中のヘマが、整理されずに混然一体となって雑音として脳内に逆流する感じがよくない。
飲むなら記憶をなくすまで、吐く寸前まで、体の隅から隅までアルコールでヒタヒタになるまで。そこまで飲めば変な雑音は聞こえてこないからまだマシ。体は辛いが、現実と向き合わなくて済むからいい。
プライベートではほんの一口、350ml缶の半分くらいかな…それくらい飲めば満足するので、私にとって飲み会と称されるものは、完全に仕事のためのツールだと改めて思う。前職の時は3時4時まで飲んで、9時にはスーツを着て会社にいたのが信じられない。若かったとはいえ不健康。
今は、夜の飲み会では遅くても22-23時には解散するし、同僚と時間を合わせて昼に飲みだしても、16時過ぎには解散するから平和。私自身も行きたくない・行っても楽しくないことが明確な二次会はサラッと帰るように変えたのもよかった。代わりに雑音と向き合わないといけないのが面倒だが。

出張がまた増えてきた。管理職が考慮してくれたのか、あるいは休職した前科をいまだに引きずってしまっているのか、ド遠方のプロジェクトは離脱したので宿泊前提の出張はないものの、ちょこちょこと移動するので微妙に疲れる。出張が終わり家に帰る前に、一杯飲みたいな、と思う時があるけど、それは大体酒ではなく、冷たい飲み物であればよくて、飲食店特有のざわめきの中で一人椅子に座って冷たいお茶を飲めたらそれでいい。そう最近気づいた。
駅近くでお茶を飲み、自宅の3ー4駅手前で下車し、40分くらい歩きながら頭を整理して帰る。頭の中で、出張先で得た成果と次のtodoがずっとリフレインしているので、早めにipadに書き出して頭を空にする。

ああそうだ、最近ipadでタスク整理してない。だからか忙しさの中で立ち止まる余裕がない。また休職前のメンタリティに近づいている気配がして、恐ろしい。
自分の業務量プリセットは、激務当時から更新が止まっている箇所があるので、心の内側では「大した仕事もしてないくせに何を大変ぶってんだ、全部余裕だろうがこんな程度の業務は、会社に貢献する売上を立てるまでお前に発言権はない」と思う時がある。業務的にはコストセクションなので売上もクソもないが、売上に繋がらないコストは自分の人件費も含めて容認できないよな、と思ってしまう。

子供が鬱陶しい。しかし養育の義務がある。可愛いなと思うが、次の瞬間に産んでなければどんな人生が待っていたんだろうと思う。一人になりたい、と常に思うが、子供が成人後にこんなことを思ってた時のことをかなり後悔するんだろうなという予感もある。無理な時は子供の呼気の音だけで本当に無理なので、子育てが一番自分に向いてない。仕事も向いてない。自分に向いてるのは浪費だけ。
最近買ったマルジェラのシャツは可愛いけど、気候が微妙で出番がないのが残念。イッセイミヤケを買い足したいけど夏服いっぱいあるしな。カバンもいくつか買い足した。アクセサリーも、ヴィンテージ・フェラガモ・個人作家の陶器製のものなど色々増やした。

ipad miniに書き出そう。正体不明な雑音を整理して見えるものに落とし込むことから。嫌なものからは逃げたり人に相談したり、自分が考えるべきtodoだけに着目して、自分の手元に持っておかなくてもいいボールをさっさと誰かに渡して楽になるべき。



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