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みやざき自主映画祭2024

第30回宮崎映画祭は、11月2日より本祭を開催しますが、その開始前日11月1日は18時より「みやざき自主映画祭2024」を実施します。

県内の自主映画作家の皆さんにスクリーンでの上映機会を作ってきた「みやざき自主映画祭」。コロナ禍で数年、お休みしていたのですが、昨年度復活、大盛況のうちに開催されました。
Miff - みやざき自主映画祭 Miyazaki Independent Film Festival (bunkahonpo.or.jp)


多くの方はご存じないことでしょうが、今、宮崎における自主映画界は活況を呈しており、実は昨年の宮崎キネマ館で、もっとも集客した作品は『おわりなき聲』という宮崎県の聴覚に障がいをもった方々を扱った自主映画でした。
(参考)
映画「おわりなき聲」公式(@owarinaki_koe_movie) • Instagram写真と動画

また筆者の耳に入ってくる話しでも、県北で現在第一線で活躍されている映画監督を招聘して映画のワークショップを開催、その作品を映画館で公開するように段取りが進められているとか、宮崎市在住の有名キャスターが作品を作っているであるとか、児童館の凄腕館長が再び作品を手掛けだしたとか。いずれこれらの作品は皆様の目に触れるような状況になると思います。

さてそんな中で開催される「みやざき自主映画祭2024」ですが、何といっても宮崎県内、および宮崎出身者の方々による新作(もしくは第一作)の上映が魅力的となっております。今回はこのようなラインナップとなっております、

『marks』

(2023年、24分) 監督 伊達忍
監督の伊達氏は宮崎在住の映画監督、映像作家。県内各地で製作される映像作品や自主映画の多くに関わり、活躍の場を広げている。宮崎キネマ館で作品上映前に、挿入される県立芸術劇場のCMは同氏によるものである。
(参考)
映画監督・伊達忍。「宮崎、もっとカオスになればいいっすよね」 | Re:Ink-miyazaki- (re-ink.jp)

『CLOSEST TO YOU』

(2024年、30分:編集中) 監督 那須立馬、土屋昌平
監督の那須氏は宮崎大学在学、共同監督の土屋氏は大阪芸大在学。

『スカーティハーレム』

(2024年、15分:編集中) 監督 森萌杏
監督の森氏は宮崎出身、現在東京の学校に在住している。

『Strangers』

(2024年、製作:jumpcut、上映時間未定) 監督 田部祐徳
監督の田部氏は宮崎在住の映像作家、プロデューサー。上記の伊達氏とともにjumpcutの構成員。
(参考)
映像 | My Site (localartproject123.wixsite.com)

いずれも宮崎に関わりの深い方々の作品を取り上げております。またそれぞれの作品の製作過程をおったドキュメンタリー作品も作成しております(各10分ほど)。現在における宮崎の映画製作の現場を垣間見える貴重な機会となっておりますので、興味深くご覧いただけるものと確信しております。

また各作品の終了後には監督の登壇とQ&A、全作品終了後には、宮崎の映像製作関係者とそれにリンクするアート活動をされている方々のクロストークも実施し、現在の宮崎の映像を含めたアート活動の可能性についてお話していきます。

さらに現在(というかこの期に及んで、というべきでしょうか)、オープニングムービーとして、「みやざき自主映画祭」オリジナルの劇場マナーCMを製作中。内容は聞いておりませんが、アクションものになるということ、主演俳優は今その為に身体を鍛えているという、二つの情報をもらいました。大丈夫なのか、大丈夫でなかったのかは当日にならないと判明しないとのことです。期して待ちたいと思います。

みやざき自主映画祭2024

開催日 11月1日(金)
    18時開場 18時30分開演(終了予定は21時ごろ)
場 所 宮崎キネマ館
入場料 1500円(全て当日券、イベント作品をすべてご覧になれます)

ご来場、心よりお待ちしております


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