支払調書の出力はここまで楽になる!~支払依頼から自動で作成
マネーフォワード クラウド経費、マネーフォワード クラウド債務支払でカスタマーサポートを担当している中山です。
私たちのサービスを好きになっていただけるよう、便利機能や運用方法などをご紹介していきます!
待望の「支払調書を出力する機能」をリリースしました!
2021年12月、クラウド債務支払にて「支払調書を出力する機能」をリリースしました。
※お知らせはこちら(支払調書を出力する機能をリリースしました)
「支払調書」の作成って、経理の方にとっては、毎年1月にやってくる大仕事の1つですよね…。
作成だけでも大変なのに、提出期限は1月末と準備する時間も少ないです。
そんな経理の方々のお悩みを解決するためにリリースされたのが、クラウド債務支払の「支払調書」の作成、出力機能です。
クラウド債務支払を使い、支払調書出力のための設定を行えば、支払いデータから自動で集計を行い、簡単に支払調書を作成することができます。
どのくらい支払調書の作成が楽になるのか、マネーフォワードの経理担当者が、今年実際に利用してみた感想もあわせてご紹介します!
支払調書の作成ってこんなに大変…。
支払調書の作成で大変なことは、まず支払いを行った金額や内容を、報酬区分ごとに全て記録しておかなければならないことです。
どの取引先における、どの内容の支払いであれば、支払調書に含める対象になるかがわからないため、全てを記録しておく必要があります。
また、同じ取引先でも報酬区分によって、金額に含めたり含めなかったり、とても細かい決まりがあります。
クラウド債務支払を使えばこんなに楽になる!
クラウド債務支払を使って支払調書を作成することで、業務が楽になるポイントは大きく3つあります。
1. 支払調書の作成のためだけに、支払い情報を管理しておく必要がない。
2. 提出対象を自動で集計し、支払調書に反映することができる。
3. 必要最低限の操作で設定が完了する。
まず1つ目は、支払調書の作成のためだけに、日次や月次で支払い情報を管理しておく必要がないことです。
クラウド債務支払では、取引先から受け取った請求書の内容を入力した「支払依頼申請」のデータから支払調書を作成します。
そのため、支払調書を作成するための支払い情報を別途管理しておく必要はありません。
クラウド債務支払の「支払依頼申請」への入力で、支払い用の振込データの作成、支払調書の作成、そしてクラウド会計への仕訳情報の連携まで行うことができるので、一石三鳥です。
2つ目は、提出対象を自動で集計し支払調書に反映できることです。
これにより、どの支払いを支払調書に記載すべきか、一件ずつ判断する必要がなくなります。
※支払金額が合計5万円以下の場合は、自動的に提出の「対象外」として集計します。
※対象外の支払いを、手動で集計対象に変更することも可能です。
3つ目は、支払調書作成のための設定箇所が少ないことです。
支払調書に反映する「報酬区分」は、クラウド債務支払に設定している「経費科目」に紐付けることが可能です。
また、支払調書の「支払を受ける者の住所」や「法人番号」は、「取引先」の設定に追加した内容を反映できます。
※「マイナンバー/法人番号」は、「従業員一覧」画面で「閲覧できる」と設定されている従業員のみ閲覧可能です。
支払調書のために新たに設定を行う必要はなく、日々の「支払依頼申請」の作成に必要な設定に紐付けるだけで設定が完了します。
また、作成した支払調書はCSVデータ・PDFデータから選択して出力が可能です。
「PDFデータ(2枚出力、内1枚のみマイナンバー表記あり)」を選択した場合、このように出力ができます。
支払調書を出力するまでの手順はこちらをご覧ください。(支払調書を出力するまでの流れ)
マネーフォワードの経理チームに聞いてみた!支払調書機能を使用してみての感想
-どのくらい楽になった?
昨年まで支払調書の作成に1週間以上かかっていましたが、今年は、100件を超える取引先の支払調書を、設定も含めて数日で作成することができました。
来年は設定の工数がほとんどなくなるので、10分程度で完了できるのではないかと思います!
-特に楽になったポイントは?
同一取引先に対する同年の支払金額の合計が5万円以下の場合は、「提出範囲」が自動で「対象外」となることなど、諸々のルールの上で自動で集計してくれることが本当に楽でした!
適用や細目など、出力して修正する箇所は基本的にありませんでした。
支払調書の出力後、内容を調整しなくてはならないポイントが少ないのも、業務がとても楽になったポイントです。
-これからクラウド債務支払を利用される方に向けて、「この設定をしておいたら支払調書の作成が楽になるよ!」という設定はある?
あらかじめ「経費科目」の「報酬区分の設定」や、「取引先」の「法人番号/マイナンバー」などの設定を行っておけば、1月の準備期間は設定の手間がなく支払調書の出力のみを行えるので、もっと楽になると思います!
まとめ
請求書払いに必要な「支払依頼申請」をクラウド債務支払に入力していくだけで、毎年1月の支払調書の作成がとても楽になります。
ぜひクラウド債務支払の支払調書作成機能をご活用ください!
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今後ともマネーフォワード クラウドをよろしくお願いいたします。
次回もお楽しみに!
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