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どんな仕事も人気商売

私は複数の仕事をしていて、うち一個はほぼ遊びに行ってお金をもらうようで非常に楽しい。
toCの仕事なのだが、いくつか問題を抱えている。従業員の定着度もとい、まず採用のこともあるのだが、それより深刻なのは人気がない従業員がいることだ。お客様からの評判が悪い。とにかく悪い。

どんな仕事か、と言われるとぼかして書かざるを得ないのだが、少々特殊性が強いので(、という言葉で片付けてしまうのは簡単なのだが)人気のない従業員に共通しているのは、どこか相手のことを見ているようで、見ていない、という印象がある。


仕事とはする上で、抑えなくてはいけないツボがある。
抑えた上で、どう工夫していくかということが大切なのだろうが、自分が気持ちよくなったり、やっているフリになったりしているのは、見ていて大変に気持ちが悪い。

要はこの状態を引き起こしているのは、先日書いた発達課題の長期化に見られるように感じる。いつまでもモラトリアム、いつまでも自分探し。いつまでも責任感がない……。それを許容してきた側にも問題はある。

しかし、人気のない従業員を見ていると、自分の数少ない世界観を維持するため、相対的に立場の弱い人間に対して、比較優位の状態に立つことで、自我を保っているとも言い換えられそうである。客観的に見れば非常に恥ずかしいことだと思うが……。
内省ができないから、そういう結果に至っているのも間違いない。


とはいえ、人気のない従業員がどうして人気がないのか、と外から判断するよりも、本人がどう感じているか、そして、その仕事の向き合い方、その仕事を通して、何を達成したいのかと言う部分をより深掘りしていく必要はあるのかもしれない。
例えば、嫌なことがあったのかもしれないし、働くの自体が何らかの理由でストレスになっている可能性もある。

最も、それをお客様に感じさせている点で失格だと思うが、引き上げていくことをこちらも考えてこなかったので、反省すべきなのかもしれない。


いずれにせよ、それで不利益を被るのは自分を含めたボードメンバーになる。つまらない(といっても本人たちには何よりも大切で守るべき規範なのかもしれないが)プライドを捨てて、仕事をしてほしいものだ。
人気があるか、相対的でかつ、肌感覚で理解してもらいたい。おかしなことを言っているのだろうか?そうではないと信じている。

これらを鑑みるに、やはり人間関係は難しく、生きるのは難しいにまた帰結してしまった。

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