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ネット騒然「願書提出ミス」で不満続出 子どもは悪くないと怒りの声 対策方法はあるか

ネット騒然「願書提出ミス」で不満続出 子どもは悪くないと怒りの声
なんてタイトルを見てクリックする人間の愚かさについて、書いた記事である。クリックした各方は、最後まで読んでほしいと思う。

写真は、知恵の実を食すエバとのこと。


先日、福岡市の私立中学校で、教員の勘違いによって願書を出し忘れた事による受験トラブルが問題となった。

この記事内で説明されている通り、説明会では以下のように話があったそうだ。

(中略)
参加した保護者によると、校長や教頭らが謝罪し、ミスが起きた経緯や再発防止策について説明。保護者からは、受験できなかった生徒への対応や、在校生へのケアなどに関する質問が出された(以下略)

読売新聞. "中学校が願書提出ミス、生徒3人が公立高受験できず…保護者説明会で校長ら謝罪", 読売新聞オンライン. 2024/03/03, https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20240303-OYT1T50076/ , (2024/03/05確認)

また、別記事によれば被害のあった家庭に対して、和解金として50万円(当初30万円)を提示したとのことである。この和解金としての50万円が金額として見合ったもので、果たして適切かどうかということについては、本稿では触れないこととする。以下の動画が詳しいので、別途確認してほしい。


タイトルを見てクリックした諸氏に聞きたい


これが我が子であったら、友人の子どもであったらのどちらでも良い。

『再発防止には何が必要だろう?』

まず自分の頭を使って、3分ほど考えてほしい。それから以下、読み進めてもらいたい。









といっても、読み過ごしてここを読んでいる人もいるだろう。
それも一つの問題であるが、何より自分の頭を使って考えずにここまで読み進めているのであれば、あなたに大いに問題がある。前の段落に戻って読み返してほしい。

こんな考えをしていないか

ここで、最初から具体的な施策として

  • 各個人に願書を(ネットなど電磁的方法を使用して)提出させよう

  • (願書を受け付けなかった)高校に(あるいは市、上部機関に)抗議しよう

  • (願書を受け付けなかった)高校が(一定条件下では)願書を再受け付けできるようにしよう

  • (教師の罪が重くならないように)負担を分散させよう

  • 教師の免許を剥奪しよう

  • 次の進路を見つけるようサポートを手厚くしよう

  • (政府機関や文科省、県知事などの首長が)特例で救済しよう

などと考えた人がいるのではないだろうか。事実、Xを見る限りこのような議論に終止している。(無論、140文字で書くには限度があるためこの様になるのは仕方ない点もある)
申し訳ないが、このように何が問題かを議論することなく、打ち手を中心に論を展開するのは、はっきり言って、バカである。

[愚かな皆さん、こんにちは。そう、あなたのために書いた記事ですから、怒って閉じるなんてナンセンス。先まで続けて読みましょう。読まない限り、少なくともお前も同じだ!と、私を批判できませんから]


考えるとはこのようにしたら良いのではという提案

まず、考えるべきは本件の問題である。それを分解する必要があるが、以下のように分ければよりわかりやすいと思う。

(A)なぜこの問題が起きたか
(B)この問題の原因をどう捉えるか
(C)その問題を解消し、かつ実現可能性が高く実行しやすいものはあるか

では、以下上記の手順で検討していきたい。



(A)なぜこの問題が起きたか

さらにこの要素を分解していくと、以下のような論点が出てくる。必ずしもみなさんと一致しない可能性があるが、一例としてみてほしい。

(A1)「願書出し忘れ」が発生する構造は何であるか
・他県で出し忘れたという事例があるか
・他国では「願書出し忘れ」が発生しているか
(A2)「願書出し忘れ」が発生しないように、どのように対策を講じているか
・受験生とその家族の場合
・受験生が所属する学校側
(A3)出願期限を延ばしたとして「出願出し忘れ」は解決するか
・どこまでが許容されるのか?「今回のように2時間過ぎまで」「1日過ぎ」「受験前日」
・私立中学校側と、高校組合委員会側で上記に関してどのように考えているか
・世間一般的に、どの程度までが許容されうるか


(B)この問題の原因をどう捉えるか

(B1)受験する高校の組合教育委員会の組織として硬直性が高く、柔軟に物事を検討することができないことが問題ではないか?
(B2)そもそも出願期間を学内でわかりやすく明示しておく仕組みがなかった、私立中学校側の問題ではないか?
(B3)私立中学校において、出願を担当する教師に(出願を忘れてしまうほどの)多量の仕事があって、そもそも無理な働かせ方をしていたのではないか?
(B4)受験生個人が自発的に申し込む形にしたら良いのではないか?
・ではなぜその形になっていないのだろうか?伝統?願書に必要な「内申書」や「願書」が生徒の手に渡って『開けちゃった』『失くしちゃった』が問題になるから?
(B5)そもそも受験生たる子どもにお願いすると言っても、実際は「親が申し込む」。その時間が親にはあるのだろうか?『子どものためなら時間を惜しまない』が全員に通用するのか
・では親が申し込み忘れたらこの問題は発生しなかったのか?
・個別に親が願書を提出に向かって、それを受け入れることのできる体制になっているのか


(C)その問題を解消し、かつ実現可能性が高く実行しやすいものはあるか

(C1)私立中学校といっても「サラリーマン」よりの「公務員」。組合教育委員会という「バリバリの公務員組織」。上意下達の意図が強い組織をどのように変える事が必要になるのか
(C2)過去、何らかの制度変更があったときにあった、ハードルはなにか。それをどのように乗り越えたのか。
・それが転用できる可能性はあるか。


ここまで考えて、もっと良い案を提示できるのではないかと思う。
そして実際は、
(A1, B3, B4, C2)は実際に各都道府県の教育委員会などを通して正式ルートから問い合わせて調査し、その後の対応まで調べる。(特に実際に願書出し忘れ校がその後、どのように対策したかは最も大切な情報となり得る)


まあこれらが面倒なので、あれこれ具体的な施策を提示するだけのバカが生まれてしまうわけだが。
ということで、これを埋めて初めて解決策を提示できるのである。以下、実際にネットで調べた限りの情報と私見を記載して提案として本稿を終える。






実例


Aについて

(A1)「願書出し忘れ」が発生する構造は何であるか
・他県で出し忘れたという事例があるか

→2020年 北海道 道立釧路江南高校(処分例不明, 学校推薦の関係書類を資料の棚に置いたまま)

→2018年 兵庫県神戸市 高校 (進路指導部長、教諭の2名を戒告処分, 提出期限が必着か消印有効かを確認せず送付)

→2018年 滋賀県立安曇川高 (担任教諭と進学担当教諭の2名を減給10分の1(1ヶ月)の懲戒処分、賠償金約192万円で2021年に和解 , 進学担当教諭が不在のため担任教諭が願書を個人ロッカーで保管、そのまま失念)

→2017年 埼玉県羽生第一高校 (2018年に担任が減給10分の1(1ヶ月)の懲戒処分、2019年3月に県へ50万円の支払いを命じる, 推薦入試の願書を提出し忘れた担任が「書類に不備があった」と提出期限の4日後に嘘をついた。専門学校に家族が問い合わせて発覚し、一般入試で入学)

→2013年 富山県高岡市 中学校(処分例不明, 校名の誤記に気づき、翌日に郵送すべきところ、忙しくなり別人に郵送を依頼したが郵送されず。受験票がないことに気づき発覚)

→2012年 栃木県町立野木第二中学校 (処分例不明, 担当者が出願日を確認せず)

→2010年 熊本県立熊本北高校 (処分例不明, 願書提出の期間より前に生徒が担任へ渡したため、担任は進路指導室金庫に願書を保管。生徒が期限前に確認したが担任は「出してある」と回答。合格日に通知が来ず、未提出が発覚。進路指導担当と担任が双方で送ると思っていた)

→2010年 名古屋市の学習塾「西塾」(営利企業のため不明, 私立中学校の受験を希望する児童から預かった願書を送付する際に封入し忘れた)

→2008年 東京都立小松川高校 (処分例不明, 願書を生徒から受け取ったものの、他生徒分は送付したが当該生徒分の送付を失念)


このように見ると、推薦入試、越県の受験などで発生しやすい傾向にある。(余談だが、今回ここまで炎上しているのはなぜだろうか?と考えれば、いかに許容度合いが減ってきているのかというさもしい人間の根性が見え隠れするようでならない)

なお、いづれも校長が説明したり、謝罪したりしているが、一件たりとも再度受け付けた例はない。これらから考えるに、
(B1)受験する高校の組合教育委員会の組織として硬直性が高く、柔軟に物事を検討することができないことが問題ではないか?
は、他県の例を見る限り正当な判断と言え、これは少なくとも願書を受け付けなかったという観点からのみで判断すれば、正鵠を得ない指摘であると言えよう。


参考


・他国では「願書出し忘れ」が発生しているか
[各自調べてほしい、分かる範囲で調べた限りこのような問題は起きていない] 

アメリカ
小学校→ミドルスクール、下級ハイスクール
ミドルスクール、下級ハイスクール→4年制ハイスクール、上級ハイスクール
4年制~→大学

イギリス(イングランド)
初等学校→中等学校
中等学校→シックスフォーム
シックスフォーム→大学

イタリア
小学校→中学校
中学校→高等学校等
高等学校等→大学

韓国
初等学校→中学校
中学校→普通・教育高等学校
普通・教育高等学校→大学

中国
小学校→初級中学
初級中学→高級中学等
高級中学→大学

ドイツ
基礎学校→ハウプトシューレ、ギムナジウム等
ギムナジウム等→総合大学(アピトゥアの資格)

フランス
幼稚園(3歳から義務教育!)→小学校
小学校→コレージュ
コレージュ→リセ等
リセ→大学、グランゼコール等

参考


(A2)「願書出し忘れ」が発生しないように、どのように対策を講じているか
・受験生とその家族の場合
一般論として、大切な書類を第三者を介して提出するなら、以下のように対応するのではないだろうか。
出願受付の期限前に学校に提出しているのであれば、出願開始後に提出したか、いつだれがしたか?を確認する必要があるだろう。出願期間中でも同様で、いつだれが実施予定なのかまで把握しておくことが必要と言える。

それを本人が実施するか否かは別として、家族がサポートできる体制になっていればベストである。もちろん口頭では言った言わないの問題にもなりかねないので、書面で回答してもらうことがベストである。

とはいえ、実際これがベストだとしてやっている話は往々にして聞いたことがない。強いて言えば、提出してくれましたか?と聞いて終わりだろう。

・受験生が所属する学校側
誰が願書を受け取るか、受け取った願書はどのように保管するか、いつ受験予定の学校に届けるか、またその方法は、受験生に対して報告の機会はあるか
あたりが論点になるかと思う。


(A3)出願期限を延ばしたとして「出願出し忘れ」は解決するか
・どこまでが許容されるのか?「2時間過ぎ」「1日過ぎ」「受験前日」
少なくとも、各都道府県の事例を見る限りでは、公平性の観点から1分1秒たりとでも遅れた場合は受理されないようである。

・私立中学校側と、高校組合委員会側で上記に関してどのように考えているか
上記を見れば分かる。

・世間一般的に、どの程度までが許容されうるか
問題はここである。
例えば、以下の例ではどうであろうか。

(イ)受験生自身が担任の先生へ提出を忘れてしまった。
(ロ)受験生自身が担任の先生へ提出を忘れてしまった。担任の先生は確認してくれなかった。
(ハ)受験生自身が担任の先生へ提出を忘れてしまった。担任の先生は確認してくれなかった。そもそも、担任の先生とは仲が悪く、他の先生からも心配されるほどだった。しかもその日は体調が悪く、それによって朝から憂鬱な気分で学校に来たものの、とても授業を受けられるような状況ではなかった。登校中に雨が降ってきて全身ずぶ濡れだったのも影響している。

さらに、以下ではどうだろうか。

(ニ)願書を提出しなければならない担当教諭が、日付を勘違いしていて忘れてしまった。
(ホ)願書を提出しなければならない担当教諭が、日付を勘違いしていて忘れてしまった。そもそも、出願期限の日時が他と異なり、ここだけが特別だった。
(ヘ)願書を提出しなければならない担当教諭が、日付を勘違いしていて忘れてしまった。そもそも、出願期限の日時が他と異なり、ここだけが特別だった。勘違いの理由は、着任したばかり、1年目の学校であったこと、そして何よりパートナーとの死別が影響している。忌引をもらって復帰し始めたばかりの頃に願書を受け取ったため、まだ本調子でもなかったし、うっかりと言ってしまえばそうだが、つい確認を忘れてしまった。申し訳ないことをしたと思っている。パートナーとの死別はつらく、今でも仕事中に突然涙してしまうことも多い。心理状態は不安定で、産業医(学校医)にも休職を勧められている。

恐らく、(イ)<(ロ)<(ハ), (ニ)<(ホ)<(ヘ)の順番でこれなら仕方ない、と許容してしまうのではないだろうか。
このように、人間は理由づけすることで問題解決を図るわけだが、全て(イ)、(ニ)に書いた事実は他のパターンと全く一緒である。それが、理由づけすることで許されるというのは、全く合理性を欠いているのである。

極論「殺す理由があるなら、殺人は肯定され、故に罪に問われない」という論と同じになってしまう。起こした罪(に対して酌量余地があるかもしれない)は、何れにせよ(起訴)事実がある限り、罰されるのである。信賞必罰。

どんなことがあるにせよ、願書が提出されなかったという事実を以て、本来受け取る側が、理由の如何を問わず、態度を変容させる必要は一切ないといえるだろう。


Bについて

(B1)受験する高校の組合教育委員会の組織として硬直性が高く、柔軟に物事を検討することができないことが問題ではないか?

そもそも柔軟に検討すべき事項かどうかでいえば、提出しなかった側の問題を提出する側に求めること自体が、責任転嫁である。
第一に、報道の限りではそのような組織かどうかでさえ、判断がつかない。仮にそのような組織形態だとしても、本件には一切関係ないといえる。

ただし、一般論として「(理由が理由だし、受け入れたいけど)公平性の観点からダメだ」という発表の方法があれば、ここまで炎上しないともいえる。それを求めるのも酷というものだが。


(B2)そもそも出願期間を学内でわかりやすく明示しておく仕組みがなかった、私立中学校側の問題ではないか?

こちらも報道の限りでは不明である。
例年、ある程度受験校は決まっているだろうから、最低限事前にリストアップしておくなど対策を取ることは可能である。

いつまでが出願期間、いつが受験日、いつが合格発表日かを誰でも見れるようにしておくこと、確認しやすい体制を取っていたかはたしかに論点として存在するといえる。


(B3)私立中学校において、出願を担当する教師に(出願を忘れてしまうほどの)多量の仕事があって、そもそも無理な働かせ方をしていたのではないか?

こちらも報道の限りでは、判断できない。
ただし、昨今問題となっている長時間労働、低賃金による教師不足の影響は公立・私立どちらにせよ確かにあるだろう。それだけ夢をもたせることのできない職場となっているのもまた事実である。


(B4)受験生個人が自発的に申し込む形にしたら良いのではないか?
・ではなぜその形になっていないのだろうか?伝統?願書に必要な「内申書」や「願書」が生徒の手に渡って『開けちゃった』『失くしちゃった』が問題になるから?

こちらも詳細な調査が必要である。
なお自発的に申し込むが、塾を通して申し込んだ例でも同様なトラブルが発生している限り、自発的に申し込むことでのリスクは不変である。
また中学校受験、高校受験でその責任を子どもに負わせることとなった場合、仮に申し込み忘れたとして、そのショックな気持ちはどうやって処理できようか。
12~18歳がその気持ちを簡単に処理できるとは思いづらく、また相対的に誰かを加害者のように仕立てることで「溜飲を下げる」ことは誰でもやることである。このように感情面に配慮すると考えれば、教諭が矢面に立つというのはある意味必然といえるのではないか。



(B5)そもそも受験生たる子どもにお願いすると言っても、実際は「親が申し込む」。その時間が親にはあるのだろうか?『子どものためなら時間を惜しまない』が全員に通用するのか
・では親が申し込み忘れたらこの問題は発生しなかったのか?
・個別に親が願書を提出に向かって、それを受け入れることのできる体制になっているのか

上記にもある通りだ。また親が個別に願書を持ち込むとしたら、受験人数の多い学校では到底さばききれない。こちらも現実性を欠いているといえる。


Cについて

(C)その問題を解消し、かつ実現可能性が高く実行しやすいものはあるか

(C1)私立中学校といっても「サラリーマン」よりの「公務員」。組合教育委員会という「バリバリの公務員組織」。上意下達の意図が強い組織をどのように変える事が必要になるのか

確かにルールを変える「受験生や親が自分で出願する」は一見良さそうだが、双方の学校で受け入れ態勢を整える必要があるので、特に公務員組織でこのように変えるのは相応の期間が必要になるだろうと考える。

最も簡単なのは、先に書いた通り、

出願受付の期限前に学校に提出しているのであれば
・出願開始後に提出したか
・いつだれがしたか?
を確認する必要があるだろう。

・出願期間中でも同様で、
・いつだれが実施予定なのか
まで把握しておくことが必要と言える。

それを本人が実施するか否かは別として、家族がサポートできる体制になっていればベストである。もちろん口頭では言った言わないの問題にもなりかねないので、書面で回答してもらうことがベストである。

(中略)

受験生が所属する学校側
・誰が願書を受け取るか
・受け取った願書はどのように保管するか
・いつ受験予定の学校に届けるか、またその方法は
・受験生に対して報告の機会はあるか

(以下略)

先に書いた文章から、一部改稿

これらを学校と受験生側が双方でチェックする体制を整えることが、もっとも楽でかつ効果があるといえる。
またいつまでに誰が何をするべきかを誰が見てもわかるようにしておくことは結果的に、学校が責任の所在を明確化する、ということにもなる。今回、学校側がダブルチェックします、という解決策を提示しているかどうかはわからないが、少なくともダブルチェックなどという低俗な案は出てこなくなる。

その上で、ネット出願や一定条件では再出願を認める(ただし一般論として認められる程度。ガイドラインを制定し、文科省が通知を出す)などの議論を推し進めていくことが良いのではないだろうか。もちろん、そこは首長や教育委員会がリーダーシップを取って、いつまでに結論を出すということを明示した上で進めていくべきである。(例えば10年単位でかかるとなれば、流石に理解を得られないだろう)
その結論を出すまでの期間は短い方が良いが、導入トラブルがないよう、移行期間を設けるなどとして、時間をかける必要がある。

むしろ、処罰を拡大する、大臣や首長が働きかけるといったことはより人手不足に拍車をかけたり、特例の特例をつくることとなり、却って逆効果となることは想像に難くない。


(C2)過去、何らかの制度変更があったときにあった、ハードルはなにか。それをどのように乗り越えたのか。
・それが転用できる可能性はあるか。
要調査である。

このように考えれば、凡そXで論じられている内容はいかに薄く無駄なことか……。と思ってならないのである。

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