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良いものは良いと伝えること

先日とある歴史番組を視聴した時の話。
この番組は、様々な視点を示してくれるだけではなく、私の知らない歴史の場面を教えてくれて、非常に面白かった。

正確に言うと、過去にやっていた番組と演者・内容が少し変わって続いている番組なのだが、今までXで呟いたことはなかった。

ふと思い立って、書いてみて驚愕。
番組の司会者からわざわざメッセージを頂戴したからだ。


良いものを良いと伝えること、これをどれだけの人がやっているのだろう。悪いものを悪いと伝えることは恐らく多くの人がやっているように思う。事実、悪い話は平均して12人に伝え、良い話は3人に伝えるだけ、という研究を聞いたことがある。
(出所は今手元にないので、後ほど探して追記したい)

では、なぜ日本人は良いものを伝える、ということをしないのだろうか。
これは藤田田に言わせれば、鎖国の影響下で外国人と会うこともなく、また江戸という豊臣秀吉が徳川家康に命じて作らせた街に数百万人が住むことで、互いに言えばわかる環境を作り上げてしまったこと、また悪いことを言えば角が立つ、ということから出てきているのではないか、ということだ。
あえて、藤田田のどの著作と挙げないのは、Den Fujitaの商法にせよ、勝てば官軍にせよ、この話が繰り返し繰り返し出てくる点にある。

この考えには私も共感する部分があり、伝えるということは努力していかないと思った通りに伝わらず、気持ちが離れるということはよくある。
なるほど、藤田田と比較して私の商売がうまくいっていないのは、この考え方の違いにあるということを私は強く思い知ったのでもある。


これも散々伝えてきた、愛と想像力によって解決できる問題でもあるのだ。
愛と想像力は無限の力を持っていると思うと同時に、できなくなってきた人間が増えてきたからこそ、重要な力を有してきているのだとも思う。

将来のあなたが、今日に戻ってきたとして何をしたら良いというのだろう。
その視点から、伝えるという努力をし始めても良いのかもしれないと思うのであった。

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