「自己肯定感を高めて、なりたい自分になる」

今のあなたは、「自分がなりたい自分」ですか？　そもそも「理想の自分」自体がわからない、見つからないという人も多いと思います。では、どうすれば「理想の自分」を見つけ、実現することができるのでしょうか？　そこで今回は、なりたい自分を内面外面共にサポートするトータル美容プロデュースサービス「SHEbeauty」事業責任者を務めるSHE株式会社小池彩加さんと、女性に自信を提供し人生をサポートする株式会社Jocy代表鈴木みずほが、自己肯定感を高め、なりたい自分を手に入れる方法について対談しました。

まずは自分自身のネガティブな部分と向き合う

鈴木　SHEさんは今まで、女性のキャリアをサポートする事業「SHElikes（シーライクス）」を主軸に運営されていたと思います。今回、なぜビューティ領域のサポートをする事業をスタートされるのでしょうか？

小池　創業から3年間、SHEは女性のキャリアスクール事業を通して、約2万人の女性のお悩みに触れ、さまざまな固定概念にとらわれる姿を見てきました。そのなかで、「固定概念からの脱却によって自分らしく生きる人を増やす」ために、まだまだできることがあると、私たちは考えました。そこで2021年以降は、キャリアだけでなく多様な方面でサポートできるような伴走者になることを目標として掲げ、ブランドのポートフォリオを全方位へ拡大していきます。まずは、ステレオタイプで画一的な固定概念に苦しんでいる方が特に多いビューティの領域を第一弾に選びました。

鈴木　そうなんですね。実は、Jocyが掲げているビジョンとSHEさんが掲げているビジョンは、非常に近いと感じているんです。私たちはただ「髪がキマる」ことを提供しているのではなく、「今を頑張る女性に、髪を通して自信を提供することで、人生を切り拓いていくサポートをすること」を目的としています。だからこそ、SHEさんが考えるメッセージにとても共感しています。SHEbeautyでは、具体的にどのようなサポート方法を取るのでしょうか？

小池　SHEでは、コーチングとコミュニティをとても大切にしています。美容×コーチングというのはまだ世の中に例の少ない新しいチャレンジなので、これまで２万人以上の女性のキャリアと向き合う中でSHEが培ってきた知見を生かして自社で独自のプログラムを開発中です。今モニターさんに体験していただいているのは自分に対するネガティブなセルフトークの書き換えです。たとえば「目が小さいから」「内気だから」などのコンプレックスに感じている言葉を書き出し、まずはそれと向き合う。そして、それぞれの言葉に隠された背景、「なぜ自分は自分のことをこんな風に思ってしまうのだろうか」ということをコーチと一緒に洗い出していくんです。そこに隠された本当の意図、「なにを守ろうとしているのか」を考え、ポジティブな言葉に書き換えた上で目標とアプローチ方法を考えていきます。

日本人女性の美徳でもあるとは思うのですが、「私なんて…」という謙遜心は、自分に対する固定概念。そこの部分をSHEbeautyが伴走しながら、「なりたい自分」を見つけ、導いてあげる。

ネガティブな言葉を「なりたい自分に変換する」

鈴木　とても素敵な事業ですね。なりたい自分を「こうです」って言える人って、とても少ないと思います。ただシートを渡されても、自分のネガティブな部分を書き出すところまではもしかするとできるかもしれませんが、さらにそれをポジティブに変換し、なりたい自分にまで落とし込む作業はなかなか一人でできない。それをコーチングを通して引き出してあげるってSHEさんならではですね。ちなみに、目標設定をしてからどれくらいでゴールに到達するのでしょうか？

小池　まだ最終のサービス設計は検討中ですが、ご自身で目標期間を決めていただき、ご自身が「変わった」と感じたタイミングで卒業する、などその方にあった方法で決めていただく予定です。自分のペースでなりたい姿を目指していけるようサポートしていきたいと考えています。

目標達成を繰り返し、自己肯定感を高めていく

鈴木　自己肯定感って、結果の積み重ねだと思うんです。SHEbeautyのプログラムを通して目標を達成することで、一つずつ自己肯定感が高まっていく。それでいうと、MEZONは髪が綺麗になるという価値ではなく、「今日の自分、素敵かも」という自己肯定感を、少しづつ積み重ねていくことをサポートをしていきたいと考えています。

美容師さん探しをサポートするのはもちろんですが、ただ自分に合った美容師さんに出会ってもらうだけでなく、その一段上、理想の自分になるためのサポートをしていきたいと考えています。やっぱり髪型も、明確に「こうなりたい」というイメージがないと、理想の自分はいつまでも手に入らない。その「なりたい私」を言語化していくことで初めて、理想の髪型が手に入ると思うんですよね。以前の対談でもお話しましたが、私自身が自分に迷った時、「どんな言葉で形容される（褒められる）自分になりたいか」を20個書き出し、それを美容師さんに伝えることで理想の髪型を手に入れることができたんですね。まずはなりたい自分の棚卸しをする作業がとても大切だと実感しました。

小池　髪も、自分で理想を言語化することがとてもむずかしいですよね。色や形、アレンジの仕方など変数が多いので、自分に合ったヘアスタイルを導き出すのが大変だと私も感じます。なりたい好みの髪型が自分の中で明確でないので、どう美容師さんにお伝えすればいいかもわからない。

鈴木　SHEbeautyのプログラムを受けた方は、すでに「なりたい自分像」が明確になっているわけだから、MEZONはそのなりたい像を具体化にするためのサポートが出来ると思います。今回、SHEbeautyのモニターさんにシャンプー・スタイリングをご体験いただき、さらなる自信を纏って撮影に挑んでいただきましたが、来春のSHEbeauty本ローンチの際は、さらなるサポートをしていければと思います！

▼SHEbeautyの情報をいち早く知ることができるイベントはこちら
https://shelikes.jp/events/346/

小池 彩加 さん

SHE inc. PRマネージャー/SHEbeauty事業責任者
1990年生まれ。京都大学卒業後、2013年にオルビス株式会社に入社。マーケティング部門広告企画チームにて会報誌の編集/新規獲得広告ディレクションを担当。その後PRチームに異動し、ブランドの象徴商品のPR・商品発表会などに従事。ポーラ・オルビスグループの社内研修にて出資先であるSHEと出会い、目指す世界観に共感。2019年4月にSHEにジョインし、PRマネージャーを務める一方、新規事業である「SHEbeauty」の立ち上げを推進。

鈴木　みずほ

株式会社Jocy代表取締役
美容室定額サービス「MEZON」を運営。大学卒業後、不動産ベンチャーに勤務。その後、サイバーエージェントグループで5年半、大手企業と事業提携を行い新規事業企画・開発に従事。新規事業ギネス更新。
2017年10月、株式会社Jocy設立。

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