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目指す会 2401 富士スピードウェイ ママチャリGP ➀

昨年からはじめた新春イベント、富士スピードウェイママチャリGPに本年も参加した。詳しい内容は大会HP見てもらえればだが、簡単にいうと6時間仲間同士で交代しながらママチャリこぎ続けようぜ、ってクレイジーイベントだ。

チャリのイベントは普段乗らない人に説明すると「え!?そんな大変な事やって気でもふれたの??」といった反応を常にされる。富士山を5合目まで登ったり、東京湾一周したり、1日で200キロ走ったり、そのチャリがウン十万したり…

このママチャリGPも最たる例のひとつなんだけど、去年参加してわかったのがこれは本格レースというよりもお祭り感が強いってこと。頑張って順位を目指すチームもあれば、「お前ふけたなー、何その腹? いやいやお前こそ。○○ちゃんは変わらずかわいいねー」と同窓会気分のおじおばチームもいる。コスプレで目立つチームもあればママチャリを思いっきりデコってバキバキに(見た目を)仕上げてくるチームもいる。
※チャリ性能向上の改造はNG

見つけた江頭2:50号
たぶん馬娘のファン号

我々目指す会は今年2チームでエントリー。(会社の工事チームも参加して身内は計3チーム)
普段からチャリ乗ってる組とそうじゃない組に分かれ、楽しみながらも頑張ろうぜってコンセプトだ。ちなみに去年は20位と初参加ながら中々好成績を叩きだした。今回はそんな24年正月一幕の模様をお届け。

日の出の7時頃、現地到着。(6時くらいから受付が開始されるため前泊組もいる)
富士の名の通り会場からも立派な日本の象徴がドンと見える。

実際見るともっと迫力満点だ
これから走るコースを見下ろしながら会場に向かう、空気が澄んでてGOOD。つーかさみー

会場をちょろっと散歩しどんなもんか見学。サーキットをママチャリで走れる機会なんてそうそうなく、ワクワクが体からわきがってくる。

サーキットを生で見ると迫力に圧倒。ここを走るのかー

チーム毎に陣地を確保し、飯食ったり雑談したり、ガスコンロでコーヒー湧かしたりしながらレース開始までの間を楽しむ。工事チームは鍋を振る舞うベテランっぷり。

少年野球時代のわちゃわちゃ感を思い出すかんじ

全員でラジオ体操を済ませいよいよレース開幕。ママチャリといえど数百台が集結する様は圧巻。正月早々暇人ばかり。

スタート直前この写真のどっかに目指す会もいるが見失った…

ここでコースを少し紹介。※HPから拝借

コースの全貌、長い直線の真ん中くらいで我々は待機し順番を待つ。

全長4,563m、アップダウンは50mくらい。直線真ん中からスタートしてまずはバックストレート。ヘアピンを曲がりながら長い坂道を下り平坦スプリントへ。終盤に待ち構える3連続登り坂が鬼門で最後再びバックストレートで1周。

個人差はあるが大体1週10~13分くらいのペースで、それを8,9人で回す。
360m(6h)÷12m÷9人=3~4週/1人の仕事量。実稼働は1人辺り1時間もないくらい。
文章にすると
「正月早々朝っぱらから寒い富士山の麓に、計6時間のほとんどが待機なのにサーキットをママチャリで3,4週するためにぞろぞろ集まってきた変なヒト達」ということになる。

でもこの待機時間も中々に楽しい。普段チャリ乗らないメンバーも多く参加しているから、久しぶりの再会につい花を咲かせたり、さみーさみー言いながらみんなでコーヒーすするものなんかいいじゃん。

ママチャリがサーキットを走る見慣れない光景が6時間続く。

じゃー実際走ってみるとどうなの??というかお問い合わせが殺到しそうなのでとりあえず一言でお答えしおく。

「マジきちーよ」

たかが3~4週だべ? 楽勝っしょ、ってバカにしたやつ、全員タンスに小指ぶつけて骨折すると良い。
どのくらいきちーのか、詳しくは次回のブログで説明するが太ももと心臓が同時に破裂するんじゃないかってくらいに負荷がかかるってことだけ触れておくことにする。

次回記事を読んで、是非未参加者は来年25年には手を上げていただきたい。一緒にぶっ倒れようではないか。

では、次回もお楽しみに!

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