ニュースな記憶は、 野菜のあとで。

こんばんは。mac"oです。

お昼寝から目が覚めて、お昼のワイドショーを見ていた＊おはなさん＊が、驚いた様子でわたしを呼んでいました。

「いつの間にか、結婚していたんだねえ！」

有名人の結婚ニュースに敏感で、いやに詳しい＊おはなさん＊だったのに、ずっと応援していたフィギュア選手のおめでたい話には、何故だか気が付かなかったみたいです。

何となく話題にしたような気もしてきたから、”こんなビッグニュースを知らなかった…なんて、珍しいねえ！”なんて、いたずらっぽく言ってみました。

「３ヶ月前は、キュウリとかトマトの世話で忙しかったからねえ…」

今年の夏はいつも以上に暑くて、昼間は外に出られなかったから、テレビばかりを見て過ごしていたはずなのに、＊おはなさん＊の頭の中には、畑の野菜の記憶ばかりが残っていたのでした。

真面目な顔で答えた＊おはなさん＊は、残念なニュースの内容に胸を痛めながらも、今になってお相手のことが気になっていたのでした。