朝一番の アゲマス！コールに。

こんばんは、mac"oです。

朝の8時を過ぎると、今日も元気よく動きだしていた＊おはなさん＊は、まだ早い時間なのに、誰かと電話をしていました。

「新しいうちに…と思ってるんだんだけど、ねえ…」

まだ眠いままパジャマ姿で、会話のやりとりを聞いていると、お相手はちょっと離れたご近所さんでした。

どうやら、先日精米したお米をお裾分けしたい…から、取りに来てもらおうとしているみたいです。

8時台といえども、もう陽射しは強くなっていて、すでに外に出るのも控えたくなるような気温で、電話を切った＊おはなさん＊に、”迷惑おばさんになってるよ！”って思わず言ってしまいました。

わたしの障る声はうまいこと耳に入れずに、出掛ける用の靴を履いた＊おはなさん＊は、　”夏休みだから、お孫ちゃんが走って来てくれるのかも…”なんて都合のいい想像をしながら、玄関に用意していた紙袋を持って、いそいそと出掛けて行きました。

朝のお忙しい時間帯に、急なわがままに付き合って、わざわざ出て来てくださったご近所さんには、下げた頭を上げられない我が家の日常なのでした。

しばらくして、軽快な足どりで戻ってきた＊おはなさん＊の手には、ふくらんだビニール袋が重そうに下がっていたのでした。