夢の話

久しぶりに同じような夢をみたので、書いてみたいと思います。


水平線まで全部氷山があるようなところに自分は立っていて、そこでここにいる巨大なシロクマの話を朝やるテレビのニュースのように、
『ここには30メートルほどの巨大な熊が生息しています。』
と聞いた。
それで、氷山を自分は登ってて案の定そのシロクマと出会った。襲われようとしたとき、氷山にいるにしては軽装の男の子がやってい熊をなだめてしまった。どうやら仲がいいらしく、背中に乗っていた。
自分はその男の子とシロクマと遊んだ。いつの間にか季節が夏になっていたようで、木々が生い茂っていた。(枯れ木などはなかったのだが)いつの間にか二人ほど人が増え、いっしょに遊んでいた。
ところが一人がくまの逆鱗にでも触れたらしい。くまが突然暴れ始めて、僕も襲われそうになった。
けど、男の子が助けてくれた。早く逃げてって言ってくまをなだめてた。すぐ逃げたからその男の子がどうなったのかはわからない。
その後すぐに前にも会ったことがある人に出会った。夢の中で会ったことがあるように思えた。その人からカチューシャをもらった。自分好みの紫色の薔薇とフリルとリボンがついたやつ。すぐほしいと思った。もう少しフリルが大きかったらよかったとも思った。あげるからもらった。カチューシャをつけて帰り道を進んだ。
そして一つのドアがあった。少し古い。その瞬間今までいたところが箱のように見えた。僕は今から箱から出ようとしていると思った。躊躇いはしなかった。ごく自然に実家のドアを開けるように見知ったドアを開けるように入った。そこは小さな部屋だった。部屋は洗面所にも見えた、実家の一室のようにも見えた。二人人がいて、一人は花魁のような格好をしていた。会ったことがあった。人目で思った。3回目だ。この人に会うのは。同じような体験をしたのは。この夢をみたのは。花魁のような人もまた会えて嬉しい。と言ってくれた。とても嬉しかった。もう一人も思い出したようにまた来たのね。と言ってくれた。ここの空間が好きだった。たくさんお話をした。ふと花魁のような人が、未来の自分が来ていたよ。と言った。その直後電話がかかってきて未来の自分からだった。未来の自分はごめんね。ごめんね。と繰り返し言っていた。僕はこんなになっても生きているんだと思った。それ以外になにも思わなかった。やがてごめんね。は途切れ、音楽に変わった。和風の。琵琶だろうか。きれいな音が聞こえていた。けれど僕は焦った。この音を前にも聞いたことがある。この音はダメだ。と直感で思った。音に混じってはっきりとした男の『魔王』または『女王』という声が聞こえた。これは自分のことだ。そして良くないことだ。そう思った。帰ろうと思った。花魁のような人にこれは良くないなにか悪いことだと伝え、部屋を出た。お土産や忘れ物をたくさんもらった。起きたらなくなっているとわかっているのに。部屋を出るときにはもうカチューシャはなくなっていた。部屋をでた。帰り道はわかっている。喫茶店にでるからその上の階の一番狭くて古いドアを開けるそこが出口だ。夢が曖昧になっていく中で、僕は必死にそのドアを開けた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?