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終わりが見えること

数日前に日本からインドに戻ってきたのですが、
暖房設備がなく、夏の暑さ対策をメインにデザインされたインドの建物では15度あっても日中寒くてすでに日本が恋しいです。

「日本が恋しい」という感情

インドで過ごすなかで、日本が恋しいといつも感じています。
友達や家族に会いたい。犬に会いたい。日本食が食べたい。日本の四季を感じたい。たまにはおしゃれをして出かけたい。

日本にいたら、窮屈だとか、早くここから脱したいと思ってならないのに、一度手放すとこんなにも恋しくなるとは思っても見ませんでした。
無い物ねだりですね。
年度が変われば日本に帰ることになったので、今度はまたインドが恋しいとか言うのでしょうか。
どこに住むかは自分でしている選択なので、環境に対してあーだこーだ言うような人間ではいたくないと思っています。
今年の目標は、
「置かれた場所で咲く」かもしれません。

なんだってできる

4月からは職も所属も無くなり、案外そのことへの恐怖や不安が大きいです。定額でもらっているお給料もなくなりますし、何をしている人か?という質問にも一層答えづらくなる。
大学院に行こうかとか、就職しようかとかいろいろと迷うところはあって
結局進路を決めるには自分のなかの価値観をクリアにしなければならないのですが
それがなかなか難しい。
「本当に自分が欲しいもの」とはなんなのか。

そんなことを考えているうちに、ふといかに自分が型にはまろうとしているかということに気付きました。

この道を選べばこうなると勝手に決めつけて自分を苦しめる。
どんな道を選ぼうと、それが極めてありきたりなものであろうと、理由付けやそのなかでもやりようって自分次第だし、
ようはなんでもあり、なんでもできるんだなって。

結局、わたしがなにがしたいかというのはまだまだクリアには答えが出せていなくて、むしろやりたいことなんて考えれば考えるほど出てきてしまう。

full stop

自分の人生がこれからどうなるかわからないけど、4月にはこの地を去ることだけは決まりました。
やめることは逃げでもなんでもなく、勇敢な決断だと私は思っています。
終わりさえ決まってしまえば、あとは楽しむだけ。

まだまだ国内でみたいところもあるし、ここで劇も見てみたい、服も仕立ててみたい。やりたいことは尽きません。

箱のなかに詰められて、忠実にオーダーをこなす。
そんな檻のなかの動物のような生活は
私には少し窮屈すぎたのかもしれません。

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