さいしょの第一歩




春だから、出逢い、について書く。

私は自分の過去の話をするのが好き、
特に運命的でもない、出逢いの話をするのが好き。


小6。
テレビのザッピング、録画、
オンエアバトルに行き着く幼きワタシ

その時初めてNONSTYLEに出会った。

あの時代はお笑い番組が少なくて、
いや、見ていなかっただけかもしれないが
お笑いの耐性が出来ていない私にとっては
NONの漫才はめちゃくちゃ刺激的で、
なによりめちゃくちゃおもしろかった。

こんなに面白い人おるんや、、、
ちなみにその時のネタは
飛行機で飛び立つ好きな人を追いかなくてええんかという、あれです。
最後40秒くらい、石田から井上への罵倒なんだけど
それがもうすごすぎて、すごすぎた

基本的にはオンバトでやってるNONのネタが好きです。

こんなド田舎にNONSTYLEを知っている人なんているはずなくて、ずっとひとりで吉本の動画チャンネルに時々あげられる漫才や劇場の配信を見て生きていた。

そしたらまさかのM1決勝進出
驚愕でした、うわ、やっぱりこの人たちって
おもしろかったんや、、、って思った。

当日はテレビの前で正座して、
ずっとドキドキだった。
始まってさ、なんのネタすんだろって思ったら
見たことないネタでしかも石田が変なボケ方してる、、、
ってちょっと混乱したな

混乱はしたけど、
やっぱり1本目も2本目もおもしろくて、
そのままNONSTYLEは優勝しました。

あの日からずっと有名人ですね、

結局高校生になったくらいにはもうそんなに好きではなくなっていて
段々違う趣味に移行していった。


けど、今でもよく考えます。


あの時、冬、布団の中で、隣にお姉ちゃんが昼寝している、あの冬休みのあの時間、
私がオンバトを見て、あのNONSTYLEの漫才に出会ってなかったら
きっと今の私は形成されていない

あの時NONに出会ってなかったら
私はあの後ライセンスに出会うこともなければ
baseにハマることもなければ
ザ・プラン9に出会うこともなければ
ラーメンズにも、演劇にも、
舞台のそわそわした静けさと客席の高ぶりにも、
繊細で刺激的な物語にも
なにもかもに出会えてなかったと思う。


今の自分でよかったと思う。
まーーーーーーーじで
オンバトのNONはすごかったんだよなーーーー
NONは何枚かDVD出してるけど
オンバトのが一番おもろい

石田明は天才

井上が事件を起こしたときも
石田の対応は100点満点だった。
あの時の対応の良さがあったからこそ
今もNONも石田も井上も仕事があるんだと思う。
愛、だよね、、、
(実際は井上がいなくなったら漫才をする機会が減るのが嫌だったからという理由)


あの時期に買ってたお笑いポポロやら
マンスリーよしもとやらその他お笑い雑誌、
未だにリビングの本棚の中にあって
絶対もう見ることはないのに
絶対に捨てられない


地元に単独ライブで来てくれたときも、
ちょうど石田が本を出した時期で終わったら
サイン会します~って
は?
なけなしのお小遣いをはたいて
キンコン西野とコラボしてたかるたを買った
(未だに開けられない)

サインね、並んでるときね、
世界で一番好きな人だったから
めちゃくちゃ緊張した、あれは、、高校生のとき?

あれ?まだ好きだったんだ、高校のとき。
記憶があやふやですね

でね、並んでる時からドキドキで
なにを言おうか、なにを伝えようか

「オンバトの時からずっと好きです」

このセリフは覚えてる

「えー!そんなに昔から?ありがとう~!」

これも覚えてる

放心状態のまま、
出待ちして、車の中から手を振るNONに向かって
友達とふたりで「ありがとうございました!」って
お辞儀して感謝を伝えたことも、覚えている。

今調べたら2012年7月だった
17歳か、しっかり自意識があるな

え~~なんだかんだで好きだったんだね、
うれしいよ、、、
幼きワタシ、愛好が素晴らしすぎて抱きしめたいよ


とりあえず、これは私の人生のすべてのハジマリ

これから先、いろんな人との出会いを書く

だーれも呼んでないだろうから自由に。

とりあえず今noteの改行の仕方を覚えた。

noteマスターになる道のりは遠い。


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