てきとう

こうも10年以上続けて単行本が出せてないとなるとコミュニケーション能力もだけど
自分の能力値の限界を感じていて、年齢も年齢だしと若干もう漫画家に片足突っ込んでますと言う
プロフィールも諦め時かと考える。

思い立ったが吉日とハロワに行く、ぼちぼち話を進めて、
係の人に「メンタル駄目な人」呼ばわりをされてむっとした後で思わず失笑する。
「メンタル駄目な人は医者とのすり合わせをしなきゃいけないので」
なんか、改めて自分のことを健常者じゃないんだと思うと悲しくなった。

生き方にも色々あるだろうけど、どうしても絵に携わりたいなら多角的にもっとできることもあるはず、
だけどどうもなにかにつけて上手くいかない。

頓挫する。音信不通になる。これも私の実力がないから。代わりは幾らでもいるから。
長年付き合った担当が異動になった。連絡に2か月かかる。
最近関わってる担当は忙しかったり病気にかかったりでまた大変そう。

待つ側なのだけど1日すぎるのがひたすら怖い。ずっと停滞している。
貯金がなくなっていく、仕事もない、残せたものもない。唯一最終的な目標は両親関連のことなのに親も老けていく。
年齢的にこういうのが不安な時期なんだろう。考える暇もないくらいの忙しさが欲しいけどそれも叶わない。

毎日やりたいことは山ほどあって、死ぬまでにやりこなせないと思って過ごしている。
1つ1つTODOリストに書きつぶしていっても充足感は得られず、
ひたすら不安しかない。

テレビやネットニュースで連日地震で被災された人の話を見かける、それに対する意見も。
自分以外の家族を失った人、家財を失った人、報道されない中にも、地震だけじゃないけども。
やるせない、けどそれより言葉では形容しがたい。
可哀想でもないし幸せになってほしいでもないし自分に置き換えたら耐えられないと思う。

その人たちに比べたら私の悩みなど些細な事なのだろう。

自浄作用はあるかどうかわからないけど、小さな幸せを蓄積させていくより楽しいとかやりがいとかを取り戻したい。

好きな文具屋で通販をした。石川県にあるので心配だったけどそれほど被害はなかったみたい。よかった。
母が帰省時に作ってくれたたらこパスタが食べたくてレシピも聞いてあるので製作に向けて準備を着々と進めている。
親が死ぬまでに何が出来るだろうと考える。
数年ぶりに図書館に行った。小説は読めないので絵本の作者インタビュー本みたいのとか、5冊借りて
1日で3冊読む。小説を読む練習をしたら図書館が自分の書庫になるのかと思うと頼もしい。
漫画が駄目になった時のパターンを考えてスキル何も無し大人の私は取れそうな資格とか出来そうなことを羅列してみた。
まだ遅くない気がする。いくつか会得したい。
要らないものもどんどん処分していこう。
もうちょっと頑張らねば。

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