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東京都の政治家・地元自治体とBONDプロジェクトの繋がりについて探ってみた

1.はじめに

「応援ラボ」という団体が、オンラインで「親子・子育て応援ラボ」という勉強会を開催している。

日頃は、子育てしているお父さん、お母さんがもっと居心地のよくなる世の中になったらいいなと思って、地域で活動する人たちと勉強会を開いています。 今は、コロナ感染拡大についてできることはないかと考え、行動していきたいと思います。 noteはこれを機に始めました。

その勉強会の第4回(2020年8月7日)に、BONDプロジェクトの橘ジュンさんが講師として登場していた。勉強会の参加者を見ると、東京都の政治家および元政治家の顔ぶれが多く見られた。今回は、その政治家・地元自治体と、橘ジュンさん・BONDプロジェクトとの繋がりについて探ってみた。

2.政治家の人たち(卵含む)

2-1. たぞえ麻友 さん(目黒区)

目黒区の区議会議員。都民ファースト所属。

目黒区においては、橘ジュンさん・BONDプロジェクトの活動は記録されていませんでした。のっけからスイマセン。

2-2. 金丸謙二 さん(埼玉県蕨市)

自営業。蕨市市議会選挙に出馬予定。
市長が共産党で、仁藤夢乃さんが講演で3回訪れていた蕨市ですが、橘ジュンさん・BONDプロジェクトの活動は記録されていませんでした。

2-3. 横山ゆかり さん(品川区)

品川区議会議員。元自民党所属、現無所属。

品川区は、BONDプロジェクトとの繋がりが深いです。
令和3年度の男女共同参画推進講座で、橘ジュンさんを講師として招いていました。

令和4年度も同じく講師として招いていました。

また、品川区男女平等啓発誌「マイセルフ」では二度表紙を飾っています。

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon2022/myself64-65h.pdf


https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon/myselfno.58.pdf

品川区については、後述する「2-10. 森澤恭子さん」の箇所も参照してください。

2-4. 奥澤高広 さん(町田市)

元都議会議員(都民ファースト)。町田市長選で敗退。西村康稔議員の元秘書。

2017年度の町田市男女共同参画週間記念講演会で、橘ジュンさんが講師として招かれていました。

https://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/community/danjo/byododayori/18danjocenterdayori.files/machida_danjyo_18_1.pdf

町田市の広報に、その講演の報告が掲載されていました。

これはチラシですね。


2-5. 高橋まきこ さん(中央区)

中央区区議会議員。無所属。
中央区においては、橘ジュンさん・BONDプロジェクトの活動は記録されていませんでした。


2-6. 駒崎みき さん(北区)

北区区議会議員。無所属。北区区長選挙に出馬しています。

夫は、NPOフローレンス元代表の駒崎弘樹氏。
NPO経営と政治家の組み合わせって、癒着し放題だと思うんですが、倫理的にどうなんですかね。

駒崎氏は、村木厚子さんとの関係が深いです。
そして村木厚子さんが呼びかけ人を務める「若草プロジェクト」の本拠地は東京都北区にあります。
そういえば北区には、橘ジュンさん、仁藤夢乃さん、若草プロジェクトと関係を持つ「カリヨン子どもセンター」がありますね。WBPC問題を追っている人から見ると、東京都北区は「魔境」の感があります。

フローレンスのサイトには、駒崎氏と橘ジュンさんの対談が掲載されていました。

北区男女共同参画活動拠点施設「スペースゆう」の平成30年度(2018年度)のイベントに、橘ジュンさんが招かれていました。

その「スペースゆう」の広報誌(2019年6月20日号)で 橘ジュンさんの講座が紹介されていました。ちなみに同じ号で、浜田敬子さんのインタビュー記事も掲載されています。

https://www.city.kita.tokyo.jp/tayosei/kurashi/jinken/report/documents/yureport-46.pdf

「スペースゆう」の広報誌(2020年10月31日号)でも、「増える10代の性被害」記事の中で、BONDプロジェクトへの言及がありました。

https://www.city.kita.tokyo.jp/tayosei/kurashi/jinken/report/documents/yureport-50.pdf


北区の「性暴力や虐待等の被害に遭った又被害に遭うおそれのある主に10~20代の女性に対する支援」先の1つに、BONDプロジェクトが紹介されていました。WBPCそろい踏みでした。

https://www.city.kita.tokyo.jp/tayosei/sodan.html

自治体によって、女性支援の相談先が異なっているのはなぜなんでしょうかね。統一すればいいのに、と思ってしまいます。

〈2023/05/25追記〉
昨日確認したところ、北区のホームページから、若草プロジェクト、BONDプロジェクト、ぱっぷす、colabo の文言が消えていました。5月2日時点では存在していてことは確認できていたんですけどね。

良いことです。

2-7. 荒井駿太 さん(番外)

子どもの相対的貧困という社会課題の解決に向け、子供たちへの学習支援を中心にボランティア活動を行う学生団体C-plantの元代表で、フェースブックの情報によれば、「ドットジェイピー」の社員。

橘ジュンさん・BONDプロジェクトとの繋がりは、この勉強会以外に見つかりませんでした。この荒井さんは将来政治家を目指しているのかしら。


2-8. 前山なおこ さん(杉並区)

杉並区区議会議員。立憲民主党所属。


すぎなみ協働プラザのイベントで、橘ジュンさんの講演会が開かれていました。

https://www.city.suginami.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/087/016/shiryou1_5.pdf

すぎなみ協働プラザの2021年12月21日のブログに、橘ジュンさんのインタビュー記事が掲載されていました。ここで橘ジュンさんは、新宿歌舞伎町の「トー横キッズ」について述べていました。歌舞伎町・トー横周辺は、colabo・仁藤夢乃さんの縄張りかと思っていましたが、BONDプロジェクトも活動しているんですね。へえ。

また、別の議員さん(茜ヶ久保 嘉代子さん。都民ファースト)も、ブログでBONDプロジェクトを紹介していました。


2-9. 高口ようこ さん(練馬区)

練馬区区議会議員。無所属。

twitterで橘ジュンさんの著書について呟いていますね。
勉強会(8月)の後の復習(11月)でしょうかね。

練馬区男女共同参画センターえーるの広報誌「すてっぷ」令和2年2月号(2020年2月)に、BONDプロジェクトが紹介されていました。

また、東京新聞の記事によると、BONDプロジェクトのシェルター「BONDのイエ」は、練馬区の社会福祉法人「ベテスダ奉仕女(ほうしじょ)母の家」を借りて活動してるみたいですね。

東京都に提出している事業報告書に、「主な活動場所」として、練馬区の名前がありました。「BONDのイエ」のことでしょうね。

<2023/06/03追加>
また高口議員は、困難女子支援法の施行を前にしてか、2022年秋に、若草プロジェクトのまちなか保健室のような施設を練馬区に求めていました。

https://koguchiyoko.net/nerima/20220921soumuhi/


2-10. 森澤恭子 さん(品川区)


現品川区長。元都民ファースト、現無所属(東京みらい)。

区議会議員時代のブログで、この勉強会の記事がありました。


BONDプロジェクトは品川区政に食い込んでますねー。
女性活躍推進計画を一体化した「マイセルフ品川プラン~誰もが自分らしく~」のヒアリング調査対象に、BONDプロジェクトが入っています。あと、
LGBT団体のナニカグループ「ReBit」の名前もありました。品川区長は、怪しい団体が好きなんですね。

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon/[siryou1-1]plannowakugumi.pdf
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon/[siryou1-2]plannohoukou.pdf

最終案はこちら

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/ct/pdf/20190118_1.pdf

2022年の男女共同参画推進講座で、橘ジュンさんが招かれていました。

https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/contentshozon2022/myself66.pdf


2-11. 藤條たかゆき さん(多摩市)

多摩市市会議員。日本維新の会所属。

神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙によると、多摩市での講演会に、橘ジュンさんが招かれていました。

多摩市の「女性に対する相談窓口」に、BONDプロジェクトが掲載されていました。

多摩市の市民向け自殺対策講座の講師として、橘ジュンさんが招かれていました。

3.まとめ

以上見てきたように、橘ジュンさんの勉強会に参加した市議・区議・区長の地元での繋がりは以下の通りでした。

・目黒区:とくになし
・(埼玉県)蕨市:とくになし。ただし、市長が共産党で仁藤夢乃との繋がりが強い。注意!
・品川区:区政に食い込む!!
・町田市:イベントに招かれて登壇
・北区:イベントに招かれて登壇。若草プロジェクトがある。ナニカの魔境化に注意!
・中央区:とくになし
・杉並区:イベントに招かれて登壇
・練馬区:イベントに招かれて登壇
・多摩市:イベントに招かれて登壇

品川区は、予想以上に区政に食い込んでいました。
北区は、近々行われる区長選挙の結果次第で、品川区のようになる可能性があります。要注視です。
区長が左派の杉並区におけるBONDプロジェクトの影響度は、さほどではありませんでした。ただこれも、困難女子支援法が施行されたら化ける(悪化)かもしれません。

colaboの仁藤夢乃さんは、共産党、極左NPO、北朝鮮の工作員など、極端な政治色を持った団体とばかり連携していましたが、BONDプロジェクトからはそうしたニオイは感じられませんでした。暇空さんがBONDプロジェクトを「WBPCの集金担当」と揶揄したのは的を得た表現だと思います。

今回取り上げた自治体の他にも、BONDプロジェクトの拠点がある渋谷区、かつて相談室があった荒川区などにおいても、BONDプロジェクトの影響度は強そうに思えます。その辺はまた稿を改めて探っていきたいと思います。

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