死の覚悟
死を覚悟したことってある?
俺はある何回か。
その中の1つをふと思い返したので書くよ。
正確な時期は忘れたけ
ど23歳くらいの頃だっか北海道へ
遊びに出てたの。帰りに交通費ケチるため札幌駅から新千歳空港まで(45km)歩こうと思った。その時のお話。
マジでアホ。
当時何があっても良い様に普段から安全靴を履いてたのよ。
安全靴って鉄板みたいなのがつま先に入ってて重いんだ。
んで長時間履くと爪が割れるのよ。
6枚ほど割れたね。
天気は豪雨。
傘なんて無くびしょ濡れ。雷ゴロゴロ。夜なのに明るい。
手には10kgちょいのダッフルバッグ。
札幌駅を出たのは夕方。
暗い道を雷と月の明かりで歩く。
天候大荒れの夜なので車通りも少ない。
クマ出没注意の看板。
充電切れそうな携帯電話。
足の痛みが酷かったので休み休みで
16時間程かかったよ。
地獄だった。死ぬんかなって思った。
あんな辛い思いするくらいなら1000円ちょっと払ってバスか電車に乗るべきだった。
今後もし新千歳空港〜札幌駅間を車かバスで移動する機会があれば「これを歩いた奴が居るのか。」と思いながら景色を眺めてみてほしい。
ネットで調べると歩いたよって人、何人か居るみたい。
雷雨の中爪割れた状態で歩いた奴はおらんやろうけど。
運転手さんいつもありがとうございます。
そんな感じ。
今日の一言
最近嬉しかったこと。
顔は少女漫画の男の子みたいなのにねって言われた事。
【なのに】ね。…
世の中そう
うまくはいかん。