東京かあさんを見て

家事はしてくれなくていいから、ただ私の話を受け止めてくれる偽物のお母さんが欲しい。

本物のお母さんには期待したら落胆するだけだって思う。それでも期待してしまうのが悔しい。

子供こそ無条件の愛を持っている。悔しいかな。親は十月十日自分のお腹に居たからって無条件で子供を愛せる人ばかりではない。だから虐待死も無くなる事は無いだろう。亡くなる子供達は最期まで両親に期待をしていただろう。恨んで恨んで死んでいった子は恐らく皆無なのではないか。

母の日の1日前に指定して私なりに考えた花を送った。クリスチャンは母の日もスルーするものだと思ったし少し気を遣った。

母から電話は来たけれど感謝の気持ちなんて当然言わないし私の庭の花の咲き方が悪いとか義理の妹の方がペットの扱いが上手いとか…悪意は無いからこそ不快感しか沸き上がらない。

アルバイトで構わない。お金を貰えるから割り切ってくれても構わない。ただ微笑んで話を聞いてくれるだけの「お母さん」居ないかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?