2年前の今、この界隈は…
12月、それはVtuberの月
12月4日。本格的に冬に差し掛かり肌寒なってくる時節。まだなんとなくクリスマスや年末年始は実感できないけど、そろそろ用意しないとなぁ…そんなことを思う頃合い。
なんだか私はワクワクしてくるのだ。それは短いながらも濃いVtuber文化において、どこか12月はターニングポイントになってる気がしてならないからだ。
さてさて、では2年前に時計の針を戻してみよう。2年前の今日、2017年12月4日いったい何があったのだろう。
インフレーション~Vtuber急膨張~
インフレーションと言っても経済学的なものではない。宇宙の誕生における急膨張。これに近いことがVtuber界隈でも起こった。その始まりが2年前の今日である。まだVtuberは数えられる程しか居なかった。この後に何人かのVtuber、元Vtuberの名前を出させて頂く。敬称を略させて頂くことをご了承頂きたい。
キズナアイ
疑いようもなく全ては彼女から始まった。彼女が切り拓いた道を、今後何千人ものバーチャルyoutuberが歩むことになる
電脳少女シロ
アイちゃんの後に続き、また彼女も多くの道を示した。彼女が続かなかったら、界隈の今はないのかもしれない。
ミライアカリ
過去からのノウハウもあり、より洗練された彼女の存在が界隈をより盤石なモノへと導くことになる。
ねこます
性別も関係ない。バックに企業がいるかどうかも関係ない。人は気持ちがあれば好きなバーチャルの存在になれることを示した。
気持ちとしての受け皿も、文化としての受け皿も揃った2017年12月4日。
輝夜月、youtubeチャンネル開設
これ以降、Vtuberは爆発的に増えることになる。
そして今
あの時数える程しかいなかったVtuber。今やその数は、万にも届こうかという勢いで増え続けている。2年前のあの時、あの場所で貰ったワクワクを私は忘れない。何者かになりたい。ああやって輝きたい。そう心から願った。
あの頃の方が良かった、楽しかったと嘆く者もたくさんいるだろう。しかし、あの時の方が良いと懐かしんでも、あの時が帰ってくるわけではない。
ならば、私はそんな人たちをしり目に、あの時に貰った感情を、次のVtuberさんに、さらに次のVtuberさんにと繋げていきたい。
そして、大きなvtuber史のターニングポイントにならなくとも、願わくばあなたのワクワクの一端になれますように。