底辺の人間が始めたこと

北海道から関東に出てくる直前に内定していた仕事が取り消しになる。
引っ越しと同時にニート。最悪極まりない。

しばらくは途方に暮れた。思考が停止した。
「今日何日だっけ?何曜日だっけ?」「今何時?」「今日ご飯食べたっけ?」「いつ寝たっけ?」自分が何をやってどうやって生命維持してるかもわからなくなってきてた。

いやになってきたのでとりあえず断捨離も含めていらないものを売りまくった。漫画だったり家具だったり。現場仕事は好きなんだけど俺の体的にも職人は長く続けれないし戻っちゃいけない仕事と思ってるからその決断として道具も片っ端から売った。まあ1からそろえる気にはならないだろう。現場仕事はとても好きだしわくわくするんだけど。体がもたないとおもう。

その次は北海道の俺の住んでた街にはなかった「派遣」って文化にチャレンジ。色々な仕事に興味がわく俺としてはとてもいい文化だと思ってる。一回就職したら俺はやめるのが申し訳ないって思ってしまうからずるずるだらだら居ちゃうんだけど。派遣なら転々としてても悪気がない。職の中身を体験したい。だけの俺としてはとっても好都合。

あとは前々からやってるLINEスタンプSUZURIは気分で作ったり。引っ越してから始めたのはLancers(ランサーズ)でロゴを作ってみたり。スキルやセンスを除いたとして絵を描くのが好きな俺にはいい仕事だとおもう。

最近始めたのはPythonとJAVAの勉強。無知識からはじめたからとりあえずで買った本が呪文だった。唯一の救いは高校の時に取った情報処理検定の知識があること。「IF」などの言語はExcelでも使うからなんとなくわかる程度。PythonとJAVAもかなり単純な考えからの選択だ。「アプリ作ったりしたいなあ」くらいの思考で始めた。

YouTubeだったり本だったりを見て読んでも俺みたいな無知識がはじめるにはわかりずらいものばかりだと思った。それなりの知識がある人ならすぐにわかるだろうけど。勉強していて思ったのは「俺みたいな無知でも勉強する気になれるものを作りたい」かみ砕いてかみ砕いてわかりやすいものを作りたいなと思った。俺も勉強し始めだからまだみんなに共有するスキルさえもないんだけど、いつか俺の発信するものを見て「え、めっちゃおもろ。これならやりたい」って思えるものを作りたい。

先日みた動画「プログラマーは稼げない」とってもショック!!
「プログラミング」ではなく「エンジニア」が重宝されるという動画だった。単純なのでそっちにも興味がわいた。色々含めて底辺が何をどこまで覚えて人生たち直すかを育成ゲーム感覚で見守ってもらえたらなと思います。

底辺系FtMです。世の中には俺みたいな底辺中の底辺がいるよってのを認知してもらって「こんなやつでも足掻けるんだな。自分もやる気ちょっとだしてみよ」と、人生の踏み出すきっかけに。投げだしそうになってる人生の考え直すきっかけになれたらなと思います。