拓海Pがデレマス7thライブ大阪公演を観に行って炎陣のフルパワーを見せつけられた話

2月14日、バレンタインデー。
モバマスとデレステの両方で担当アイドルである向井拓海からチョコレートをもらった俺は、仕事を定時で終わらせた勢いそのままに新横浜から新幹線に飛び乗りました。

アイドルマスターシンデレラガールズ 7thライブツアー「Special 3chord♪」。
それが私が向かった大阪で開催されるイベントです。
9月の幕張の『Comical Pops!』、11月名古屋の『Funky Dancing!』と繋いできたバトンが、ついに2月の大阪で『Glowing Rock!』へとやってまいりました。
私はイベント当日の物販に朝から並ぶつもりだったため、前日の夜から現地入り。

さすがに仕事終わりで即向かったため大阪に着く頃には22時を迎えており、もはや何をするでもなくホテルへ直行……
……の、つもりだったのですが、たまたま四つ葉の黒婆さんも私の宿の近くに滞在していたため、一緒に晩御飯を食べることとなりました。
サンキューロック(※深夜22時からとんこつラーメンを替え玉したあたりがロック)。


金曜日、くろさんと別れた後はホテルに向かって、翌日が早いのでさっさと就寝。

迎えた土曜日、ライブDAY1当日。
私は7時に起きて支度を整えると、かつまれいさん作成の向井拓海Tシャツを身にまとい、麻璃音さん作成のトートバッグを担ぎ、一路大阪ドームへ。
難波が宿でありこのライブ期間中の基点としていたのですが、大阪ドームがめちゃくちゃ近くて往復するのも楽でかなり助かりました……。

朝8時に大阪ドームに到着。
私は野球好きではありますがあんまり試合観戦で遠征したりはしてこなかったので、大阪ドームは初来訪。
記念にドームの姿を1枚パシャリ。
そして階段を上がり、物販待機列を探してドーム外周を進んでいき……

めっちゃくちゃ並んでる行列を発見します。
朝の8時です。物販の開始は10時。つまり開始の2時間前。
だというのに、長〜〜い行列が3重につづら折りになっていて、「狭い場所に無理やり行列作りました!」みたいなものすごい待機列が出来上がっていました。
……とはいえ、諦めて帰るという選択肢はないので、覚悟を決めて行列の最後尾へ。

冷える朝ではありましたが、風があまり強く無かったことなどもあってか、持ってきたホッカイロを開封することなく耐えることができた、くらいの感じでした。
並び始めた当初は持参していたPS Vitaで「絶対絶望少女」の一度クリアしたデータの2周目に勤しんでいたのですが、10時を迎えて列が少しずつ動くようになってからは気が散るのでFGOの種火周回にチェンジ。
並んでいる間に宮本武蔵(狂)のレベルを90まで育てました。
しかしあれですね。行列は毎年夏冬のコミケで並び慣れていますが、つづら折りになって代わり映えのしない景色の中何時間もノロノロ少し歩いて立ち止まって、を繰り返すのはなかなかにしんどかったです。
しかも10時を超えてからはアソビストアのツイッターで完売速報が次々流れ出てきて……種火周回を1回終えるたびにツイッターを更新して、お目当の商品が売り切れないことを祈りつつ待っていました。
(インディビジュアルズのパーカーがめっちゃ早く売り切れていて、「公式タオルとか公式Tシャツとかが真っ先に売り切れるでしょ〜」と思っていたのに「ユニット系のグッズもそんな早く売り切れるんかい」とかなり焦りました)

そして12時。
行列に並ぶこと、都合4時間。
長かった行列のようやく先頭に到達……。
そうして手にしたのは、炎陣のスタジアムジャンパーと、ノーティギャルズのロング法被!
今まで自分が持っていた拓海関連のグッズは全てTシャツやバッグの類ばかりだったので、こういうジャンパーや法被みたいな上着系のグッズに憧れていたのでめちゃくちゃ嬉しかったです。(※2着で合計3万円くらいつぎ込んでいる)
あと、ひらはらさんから川島瑞樹の引き出物風の湯のみも頼まれていたので一緒に買ったのですが、湯のみが入ってるだけにしては箱がデカくて、しかもかなりマジな引き出物風の装丁で、ちょっと笑ってしまいました。

物販を終えた後は、一旦難波に戻り、大喜利関係の友人たちが集まってお昼ご飯を食べていたのでそれに合流しました。
我々はレストランの1階のカウンター席で食べていたのですが、2階からぞろぞろ降りてくる他のお客さんたちがどう見てもPさんたちにしか見えない人ばかりで、「この店、今、Pのお客さんしかいないんじゃないか……?」というくらい占拠されていました。
(実際、この2日間は難波近辺でも「あなたPですよね?」っていうのが丸わかりなカバンを持っていたり、そういう会話をしている人がたくさんいたりしてました)

お昼ご飯を終えてから、ここで一旦解散し、各自宿に荷物を置いてからドームに再集合することとなりました。
私も一度宿に向かい、トートバッグに必要なものを詰め込んで再び大阪ドームへ。

大阪ドームではみくもさんが一箇所に腰を据えて人が挨拶に来てくれるのをひたすら待つやつをやっていたので、自分もせっかくなので挨拶に伺いました。
その流れで、AstonGTさんやトキワさんなど、少女A絡みで知り合った方々とお話しする時間も取れて嬉しかったです。
なにせ俺は、少女Aに投稿しているのにも関わらず、少女A周りの方々との交流が薄いから……。
俺は本当は、もっとあの辺の人たちとも、アイドルの話とかを、していきたいと、思っているので……(人見知りなのでこっちからはあんまりできない)。

そのあと大喜利組の待ち合わせ場所に向かう前に、ノーティギャルズの法被を装着。
シャツの前を開いて中に着ていた拓海のTシャツが見えるようにし、ノーティギャルズのトートバッグもばっちり持って、いざ集合場所へ。
到着したら俺のあまりの気合の入りように、羊狩りさんから「その辺を歩いてるガチのPとほとんど変わらん」と言われました。
あと、2月の寒空の下法被だけなのはさすがにちょっと寒かったので、法被の下に炎陣のスタジアムジャンパーも着てみました。
あの時の俺は全身のコーディネートが拓海関連に埋め尽くされていた。

そういえば炎陣のスタジアムジャンパーは、DAY1DAY2ともに予定枚数完売したらしいですね。
ある程度並べば帰るくらいの時間帯にしっかりと完売まで持っていくことができたのは、理想の頒布状況だったのではないかと。
炎陣グッズは売れるぞ、ということをしっかりと運営に示していきたいですしね。

あと、手すり野郎さんが担当である池袋晶葉モデルのメガネを買ってたんですが、メガネをかけるのがあまりにもヘタでした。

開演が17時だったので16時過ぎくらいまではドーム前でたむろしていたのですが、開演時間が近づくにつれてどんどん会場前が混み合っていきます。
……と、そんな中でふと人混みの中を見たら、めちゃくちゃ目立つ金色のモヒカンが。
「あれ、大作さんじゃね?」
大作さんでした。
たまたま近くを歩いていたらしく私はそれを発見したのですが、その後遠目で階段を登っていく様子も、しばらくしてからこちらに戻ってくる様子も、全てめちゃくちゃ目立っていたのでよく分かりました。
せっかくなので近くまで戻ってこられたタイミングで捕まえてご挨拶。

開演前の時間を使って、今回着用させていただきました拓海Tシャツの製作者のかつまれいさんにもツイッターで連絡をとってご挨拶。
回線が悪くツイッターが死にかけていたのですが、自分も向こうも同じ拓海Tシャツを着ていたのもあって無事に合流、ご挨拶をすることができました。

そうしてひとまず外での用事を終えた私は、連番者の羊狩りさんを伴っていざドームの中へ。
(※ドームの中で廊下を歩いていたら、今度は戯念さんとマネキントさんを見つけた。今日の俺はよく知り合いを見つける日だ)

席は事前の調査では内野スタンド下段席だったのですが、いざ現地へ行ってみると……なんと、目の前が手すりで内野席のブロックの最前列でした。
内野席なので角度は少しついていますが、前に人がいないのはかなり見やすかったですね。
中に入ったらさすがにちょっと暑いなってなったので、スタジャンだけ脱いで、ノーティギャルズの法被でライブの開演を待ちます。
すっかりおなじみとなった凛ちゃんによるLinksMateのダイマを眺めていると、徐々に会場BGMが大きなっていき……開演の時間が、やってきました。

※ここからは各曲に対して思ったこととかをパラパラと書いていきます。
基本的には拓海・ノーティギャルズ・炎陣Pであるため、自担当ユニットへの贔屓目がすごいですが、その辺はご容赦ください。


開幕

まずはいつもの通り、ちひろさんのご挨拶から。
名古屋ではファンキーでダンシングに「ヒア・ウィー・ゴー!」とのたまっていましたが、大阪ではバレンタインの話をしたりちょっと関西弁を突っ込んできたりと茶目っ気を見せつつも、大方いつも通りの進行でした。
ちひろさんの注意事項に、しっかりと「はいっ!!」と返事をしていたら、羊狩りさんから「いい返事」と評されました。


「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」

開幕、1発目。
生バンドの迫力に圧倒された、というか、もう最初っから「あ、全然違うじゃん」と飲み込まれてしまいました。
そして耳をつんざくような爆音が響いた次の瞬間、ステージには31名の今回のロック公演を彩るアイドルたちの姿が……!
ロック公演のスタートにふさわしいかっこいい曲で、最初っからぶち上がったな……! って感じでした。
凛の「だから、拓け!」がめちゃくちゃかっこいいっていうか……凛はニュージェネの中では唯一3公演でソロ曲披露が一度も無かったんですけど、1人だけ全公演皆勤賞であることに加えてあの「拓け!」を叫んだだけでも凛Pはか〜〜なりやられたんじゃないかなっていうぐらいの破壊力がありましたね〜……。
このライブはやばい、と。そう予感させるに足る一発目でした……。


「Unlock Starbeat」

イベントの方をあんまりやれてなかったので「一応予習として聴いてはおきました」ぐらいの感じだったんですが……いやー、現地でああして生バンド&31人のアイドルたちの歌声で聴いてしまうと「うわ、すげえなこの曲」って思っちゃいますね……。
今までデレマスのライブでそんなに観る機会が無かったので知らなかったんですが、スタンドマイクで歌うのってめちゃくちゃかっこいいんですね……。
あと、サビ部分の手拍子が良すぎる……。あれを歌ってるみんなで揃ってやってるの、かっこよすぎる……。


ここで一度アイドルの方々による簡単な挨拶を挟んで、いよいよライブが本格的にスタートして参ります。
この時点での俺の思考は「『純情Midnight伝説』絶対やってほしいけど、名古屋での開幕Tulipの例を見ると、初っ端からいきなりやる可能性めちゃくちゃあるんだよな……」という状態でした。
もしもあのイントロが流れてきたら、俺はその瞬間に躊躇なくUOをぶち折る、と覚悟を決めて、『この曲ぅ、ですっ!』を聞いた、次の瞬間。


「Lunatic Show」

「いやなんとか開幕即死攻撃は免れたがこれはこれですっげえいきなりぶち込んできたな!」という感じでした。
しかも歌唱メンバーが輝子・小梅に加えてインディビジュアルズの美玲と、4thライブでも歌ったことのある里奈っていうメンバーがめちゃくちゃ熱いですね!
自分としてはこの時はまだ里奈が参加している理由が分かってなかったのですが(4thの頃はライブ未経験なので)、とにかく『担当アイドルがいる!』の一心で里奈のことを応援しまくってました。
間奏部分で立ち位置を移動する部分があったんですが、その時にカワイイ系の里奈にしては珍しく腕を振り上げてノリノリにロックな様子で歩いてるところが見られてかなり良かったですね。
あと、里奈が「いっしょに見たい」のところを歌ってたのが、ロック忘れてマジで可愛くてちょっと変な声漏れました。
と、そんなふうに担当ロックオン目線だったにも関わらず輝子の「ヒャハーーー!」「これ、これだぜぇ!」の印象がめちゃくちゃ強く残っているので、やっぱりあの人すごいなと改めて思わされました。
そしてこれは最終的に明らかになることなんですが、このロック公演、「Lunatic Show」の輝子・里奈(炎陣)で開幕して、「X」の輝子、「純情Midnight伝説」の炎陣で終わるんですよね……。
ロックといえば輝子と炎陣なんだなあ、ということを強く感じました。担当だから明らかに炎陣贔屓目な視点なのは許してね。


「美に入り彩を穿つ」

早っや!!!!!!!!
特徴的なイントロで、「えっ、もう!? こんな序盤でぶち込んでくるの!?」と思いながら慌ただしくサイリウムの色を切り替えていました。
この曲は自分自身も好きな曲であることに加えて、今回が初ライブ参戦となるラパスさんの担当アイドルの塩見周子のユニットでもあるため、「こんな序盤にいきなり刺されてしまって、大変そうだなあ」と思いました。
(そういう俺も1曲前の時点で里奈に刺されている)
自分は以前の6thライブのメラドでも一度聴いてはいるのですが、あの時よりももっとズブズブにデレマスにハマってる状態だったので興奮度も段違いでした。


「Spring Screaming」

「Lunatic Show」「美に入り彩を穿つ」と繋いできて、まだまだプロデューサーたちを休ませる気のない3曲目。
名曲がやたら多い「風」シリーズに収録された、春のパッション曲。
オリジナルメンバーは未央のみですが、ここに可惜夜月が加わってるのがおもしろい構成だなと思いました。
可惜夜月はこの後「義勇忍侠花吹雪」も控えている状態だったのですが、いやあ、このユニットはなかなかに強いですねえ……。
曲自体もハードな曲調で好きな曲だったので、めちゃくちゃ楽しかったです。


「ØωØver!! -Heart Beat Version-」

アスタリスクすらをも最初のブロックにブチ込めるくらい今回のライブのセトリはやべーってことですわね。
しかも自分の知っている「ØωØver!!」とは曲調も歌詞も違っていて、でもめちゃくちゃかっこいいのはそのままで、すごかったですね……。
あと間奏の部分では李衣菜とみくがそれぞれシンデレラバンドの元に駆け寄って、エアギターを演奏ってたのも良かったですね。


「Nocturne」

今まで披露していた際にはスタンドマイクだったのが、今回は振り付けがつきました。
めちゃくちゃ腰を色っぽく振ってるダンスで、すごく印象的でした。
これはDAY2のMCパートの話になるんですが、はらぼうが『「Nocturne」のダンスがめっちゃ良くてめちゃくちゃ気に入ってるので舞台裏とかでも自分も踊ってました(要約)』みたいなことを言おうとして、とっ散らかった結果、りなぽよさんが『好きみたいです』と一言でまとめちゃったのめっちゃ良かったです。さすがはらぼうと長年連れ添ってるだけあって、サポートは完璧……。
あとはらぼうは言葉の通り本当にあの振り付けが好きだったんだと思うんですけど、東山さんたちが振り付けの話をしている時にも端っこの方で一緒になって振り付けをやってたのが見えました。


「オウムアムアに幸運を」

ちとせお嬢様と奈緒の2人での披露。
「あの曲って、2人でも歌えるんだ……」と最初は思ったのですが、2人のパフォーマンス能力が高すぎて、元からデュエット曲だったのか? ってくらいに違和感なく、めちゃくちゃ盛り上がる曲になってました。
ちなみにビートシューターPの羊狩りさんは、梨沙のサプライズ出演に期待していたらしく、歌唱メンバーが2人だけなことに気づいた後は「そうか……」としばらく放心していました。
自分としてもVelvetRoseのユニットとしてのお披露目よりも前にちとせお嬢様だけ先に歌わせちゃうんだ、とか色々な意味で予想外なオウムアムアだったな〜という印象でしたね。
まあ、今回は過半数が欠席だったので、梨沙やフルメンバーはまた次回以降に期待しましょう、ということで。


「義勇忍侠花吹雪」

イントロめちゃくちゃかっこいい! っていうのと、やっぱりすごい期待していた部分もあるのでか〜なり盛り上がってしまいましたねえ。
あやめ(忍者)、たまちゃん(侍)、歌鈴(巫女)のそれぞれをモチーフにした振り付けがあって、めっっっっちゃくちゃ可惜夜月の3人らしい曲になっていてものすごく惹きこまれました。
あの、ソロパートを歌っていないメンバーが後ろ向いて待機しているやつ、かっこよすぎませんでした???
この曲はあの3人のダンスを込みで、またもっかいどっかで見たい! と思わされるくらいのインパクトはあったと思います。
いやー、めっちゃ良かったです……!
あとDAY2のMCパートで、この曲のひとつ前のオウムアムアを歌っていた松井恵理子さんが「次の曲が忍者の曲だから、歌い終わった後は忍者みたいにササササって退場していた」みたいな話をしていたのが微笑ましかったですね〜。


「Gaze and Gaze」

ここ最近噂になっていた、川島さんと巴お嬢のユニット・フォーリンシーサイドの新曲。
いったいどんな曲なんだろうと思ったら、めちゃくちゃかっこいい曲で、自分好みの感じでしたね〜。
デレステにイベント実装されるのが楽しみです!
曲のラストで2人がグータッチ(フォーリンシーサイドポーズ)して終わるの、めちゃくちゃかっこよかったです。
で、なんですが。
この曲はサプライズ新曲だったため、幕張・名古屋の例に漏れず2日間の両日で披露されたのですが、DAY2の方では間奏のところで川島さんとお嬢が急接近しおでこをくっつけてて、いきなり放り込まれた大型爆弾に「ファッ!!!!?」と心の準備なく消し飛ぶ羽目になりましたとさ。


「生存本能ヴァルキュリア」

美波・ありすのオリメン2人に加えて、VelvetRoseの2人が参加。
ただでさえかっこいい曲だったんですが……ここは、なんというか、あれなんですよ。
千夜ちゃんがすごかったです。
なんというか……威圧感? というか、なんだろう。……こう、あの芯の強い千夜ちゃんが真っ向から「生存本能ヴァルキュリア」という力強い歌を歌った結果、ものすっごい迫力の歌声だったんですよね。
うわあああ、千夜ちゃんが真正面からぶん殴ってくるううう! っていうような、そんな迫力満点の歌声に、すっかりやられてしまいました……。


「Trust me」

総選挙曲強え〜〜!
第7回シンデレラ総選挙上位3人がバッチリ参加してるし、総選挙で上位を獲るってのはこういうことなのかよぉ〜〜っていうことを総選挙ほとんど絡めないアイドル担当Pは思うのでした。
美玲がラップパートを歌ってるんですが、アイドルってなんだっけ? ってくらいに激しくダンスをしながらイケボで歌い上げてる様子がマッッッジでカッコいい!
そしてその直後には飛鳥くんの「インパクト此処に打ち込んだら」でヘッドショットしてるフリがめちゃくちゃカッコよかったりとか……本当に見る者を魅了する曲に仕上がっていました。
そして極めつけは、今回のライブを象徴するあの演出ですよね。
曲のクライマックス、ただでさえかっこいい「今心に火をつけろ『発火』!」の部分で会場全員の度肝を抜いた炎の演出!
熱っっっっっつ! 初日はスタンド内野席、2日目はアリーナとはいえドームの真ん中くらいの位置だったので、ステージとの距離は結構離れていました。
だというのに、ステージに炎が噴き出してきた瞬間、めちゃくちゃ熱気を感じました。
炎の演出めっちゃくちゃカッコいいし、ロック公演を本気で盛り上げようという気持ちが伝わってきて、か〜〜〜〜なり良かったです。
そしてこの「発火」を皮切りに、ライブ後半では爆炎を惜しげも無く使いまくっていくのがまた……。
ちなみにあの爆炎は1発3万円で、ドーム裏手の大阪ガスのタンクから供給されてたらしいですね。……いやーん、そんな情報聞いたら、「えっ? じゃあ次また炎の演出使えるとしたら、また京セラドームとかじゃないの難しい?」ってなっちゃうわね〜〜〜。
まあ、一度やれた以上、「またいつか炎を使った演出が見られる可能性はある」という希望も持てるのがいいですよね〜。


「薄荷 -ハッカ-(Acoustic Version)」

ロック公演だからバラード系はあるんだろうか……と思っていたら、バッチリその辺も抑えてきました。
さすがロック。
自分はデレマスPでもありますが、同時に長年ガルパンおじさんとしても活動しております。
そんなわけで渕上舞さんについては北条加蓮であると同時に、西住みほとしての姿や、あんこう祭りでの様子の方がよく知っている状態だったわけですが……。
今回改めて、あの5万人の観衆を前にしてたった1人で「薄荷ーハッカー」を歌い上げた様子には鳥肌すら立つ想いでした。
……と思ったらブロック終わりのMCで「『発火』から『薄荷』」とかちゃらけたことを言ってたのがまいまいの良さな気がしました。


「in fact(Acoustic Version)」

佐藤亜美菜さんが出てきて、「ワン、ツー……」ってカウントとりだしたところから、もう俺たちは空気に飲み込まれていたんだと思います。
最初は本当に何が起こったのかってくらい呆然としていた、ように思えました。
自分は6thライブのメラド夏公演は行っておらず、7thの幕張コミカルポップもLVだったので、佐藤亜美菜さん、そして橘ありすのソロを現地で聴くのはこれが初めてでした。
これが初めて、だったんですが……しっかりやられてしまいましたね……。
佐藤亜美菜さんとありすの道のりは、まとめ記事とか、以前からデレマスライブに通ってらした方々から話は聞いていたので、たくさんの苦労を重ねて、それでも逆境をはねのけてアイドルたちの最前線に立つ今のことを知っていました。
その上で、今まで色々と積み重ねてきたものの上に立つ、「in fact」のアコースティックバージョン……。
ブロック終わりのMCでは佐藤亜美菜さん自身も笑顔で「今までとは少し違うものを表現できた気がする」と仰っていて、私たちも確かにありすのまた新しい一面を見ることができたな、と思いました。
……あとアウトロで「to you for me」の一節を奏でてたのは現地では気づけなかったけど、後でそういう話を聞いて「めっちゃくちゃ良いじゃん……」と思いました。


「Frost」

「風」シリーズから、冬のクール曲。
歌唱メンバーはオリジナルメンバーの奈緒、蘭子、たまちゃん。
あ、そういえばメンバーが揃っていましたね……と、今更ながら気づいたりしました。
「薄荷」「in fact」とPの琴線かき乱していった直後のユニット曲でしたが、ここでもしっかりと3人の空気に惹きこまれて、すごくよかったです。


「White again」

こちらも「風」シリーズから、冬のキュート曲。
オリジナルメンバーからは卯月と紗枝はん、そこに美穂と響子と周子を加えることで、P.C.S.&羽衣小町という編成にしたのはかなりナイスアイデアだったと思います。
そしてその結果キュートユニットたちの中に周子1人だけがクールで放り込まれる形となって、キュート属性のダンスを踊らされた周子が「クールの人たち、こんな可愛い振り付けとかしたことあります!?」って言いながらキュートなダンスを見せてくれたのがかなりかわいかったです。
そしてそのあとは、なぜかクール属性組みんなで「white again」のキュートな振り付けをやってみる流れに。


「夢をのぞいたら」

総選挙ボイス勝ち取りゲストのお披露目曲は「Sun!High!Gold!」かと思ったら、名古屋公演の時と同じく「夢をのぞいたら」でした。
名古屋の時は初見だったため歌詞もなんとなくだったのですが、今回はバッチリ歌詞を思い浮かべつつ聴けてとてもよかったです。
(ぎゅっぎゅっ、のとこが好き)
こちらでも曲終わりのMCで自己紹介となるのですが、りあむ役の星希成奏さんがりあむっぽい調子こいたセリフ言った0.5秒後に「すみませんでした!」って言ってたのがめちゃくちゃ良い人っぽくてよかったです。
あと、中澤ミナさんはシンプルにかわいかったです。


「Palette」

アイドルじゃないですか!!!!!
キュートユニットの代表みたいなところのあるピンクチェックスクールですが、本当にアイドルらしいフォーメーションにアイドルらしい振り付けで、すっごくかわいかったです!
個人的には美穂の「他の子によそ見をしたらダメよ」のところで『まだダメ』のポーズやってるのがめちゃくちゃかわいかったです。
美穂はまだダメのイメージが超強いので……。


「おんなの道は星の道」

ロックとは???????????????????????
ロック公演で演歌をやるのがロック。いや、むしろ演歌がロック。巴お嬢の存在そのものがロック。
諸説ありますが、会場でイントロ流れ出した瞬間から、あたたかい歓迎ムードになって、そこここから「お嬢ー!」の声が飛びまくってました。
や、大阪ドームのど真ん中で1人で演歌歌ってるのは、やっぱりロックですね。
そして知ってたし現地で聴くの2回目なんですが、「歌、うまっっっっっっっっっ!」となってしまいました。


「PANDEMIC ALONE」

ロック公演なのに無いわけが無い、とまで言われた輝子のソロ曲。
本当に彼女が歌うと空気が一気にガラリと変わって、会場全てが輝子の空気になってしまうのがすごいと思います。
しかもこの曲の作曲は、シンデレラバンドでギターを担当していた睦月周平神によるもの……。
作曲者自らの演奏で、あの最高にヒャハーな「PANDEMIC ALONE」聴けるのはちょっと豪華すぎたかもしれませんね……。


「Max Beat」

これめちゃくちゃ聴きたかったんだよなあ!
メンバーに炎陣から涼と亜季が参加しているので、そういう点から楽しみにしていたというのはあったんですが……いや、亜季センターかいっ!
声がついてから長いのに未だにソロ曲無し(「HIGH PRESSURE」があるからまだマシとはいえ……)で目立てる機会が少ないだけに、この公演で見せ場をもらえたのはかなりよかったなと思いましたね〜!
あとこれは現地では気付けなかったのですが、ラストサビあたりで亜季がちょっとだけ敬礼をしていたらしく、めちゃくちゃ彼女っぽくて良いな〜と思ったりしました。
この曲もいつかオリメンが揃って聴けたら嬉しいな、とは思いますが……う、まあ、楓さんがちょっとハードル高いけど……しかしいつかの未来を楽しみに待っていたいですね!


「Fascinate」

Velvet Rose登場!
いよいよお披露目となった2人だけの舞台でしたが、さすがにおふたりとも声がついてほぼ1年が経過しただけあって堂々とした立ち居振る舞い。
見ているこちらも1年間かけて受け入れ態勢をバッチリ作ってきたし、彼女たちの良いところをたくさん知っている状態で受け止めることができたので最高の初披露になったんじゃ無いかなと思います。
というかやっぱりめちゃくちゃかっこいいんですよね、あの曲……。
そして先の「生存本能ヴァルキュリア」でも言及したんですが、千夜ちゃんの声圧というか迫力というか、よく通る低音ボイスがめちゃくちゃかっこよくて、『やば……好き……』ってなりました。


「双翼の独奏歌」

発表から2年半の時を経て、ようやくの初披露となったダークイルミネイト。
初披露というか2人が揃って同じ公演に立つこと自体が初めてだったようで、ファンからしたら「ようやく」という印象が強かったでしょうねえ……。
そしてパフォーマンスに関しては一切の文句のつけようが無い、完璧な蘭子と飛鳥!
で、曲の良さはもちろんなんですが、個人的にはこの後のMCパートがすごく良いなと思いまして……。
DAY1では志貴くんが「あんまり練習でも喋れなかったけど、さっき出番前に真礼さんがこっちにきて声をかけてくれて……。でも目がクッソ悪いから歌いながら顔が見えなくてよかったと思う」と語ったかと思えば……。
DAY2では『イチャイチャすんな』『楽屋でやれ』と囃し立てられる中で志貴くんが「ちょっと待って! 今、真礼が大事なことを言おうとしている!」と周囲を遮って話を聞いたところ、それまでのトークでノーティギャルズやアスタリスクらがお揃いのアクセサリーをつけているのを披露していた流れを受けて、真礼さんから志貴くんへ「私たちも……お揃いのアクセサリー、欲しい……」ってかわいい彼女みたいなことを言っていて。
こ、これは…………!
志貴くん、お前……ことみんはどうするんだよ……!
(※ちなみに俺の個人的な感情では、志貴くんはことみんが正妻です)
順調にギャルゲーの主人公の複数ヒロイン同時攻略みたいな事を進めている志貴くん、いつか飛鳥・志季・蘭子の3人が同じ舞台に立つ公演があるといいですね……。

……と、ここで挟まれたMCパートで、いよいよ次がラストスパートであるという旨のコメントがありました。
この時点で俺は「あ、あれ? 純情Midnight伝説、まだ来ないな……」と焦りを感じ始めます。
まあ今から冷静に振り返ってみれば、他の公演でもトリ付近を任されることのあった「純情Midnight伝説」を最初のブロックのスタートダッシュにならともかく、真ん中のブロックには置かないだろとは思うのですが、ライブ中のこと時点ではまだまだ思考が冷静ではありませんでした。
俺はこの時点で隣の羊狩りさんに「『純情Midnight伝説』と『アンデッド・ダンスロック』無いかもしれない……」と漏らすのですが、「無いわけないだろ」と一蹴されました。


「Rockin' Emotion」

「純情こないかも……」と弱気になってたところでこれが来た時の俺のテンション分かる?
めっちゃくちゃ「うおおおおお!」ってなったよね。
それで、メンバー見てもっと「うおおおおお!」ってなったよね。
だってさ。だってよ。
今回お仕事の都合で不参加となった夏樹は、デレマスアイドルの中でもロックといえば……の代表格なわけじゃないですか。
そんな中、炎陣Pの自分としては、「ロック公演なのに出ないのがロック。むしろ、ロック公演で来てないのに夏樹の存在感を見せられたらそれこそロック」と気楽に構えていたところがありました。
で、公演開始前の自分の予想として、『ロック公演である以上、夏樹不在であっても「Rockin' Emotion」をやる可能性は自体は大いにある』と考えていました。
それで自分の中では、『炎陣メンバーの4人で、唯一不在の夏樹の「Rockin' Emotion」を歌って曲だけでも夏樹を舞台に立たせる』んじゃないかな、と思っていたのですが……いや、公式はその上を行きました。
歌唱メンバーは向井拓海、藤本里奈、多田李衣菜、前川みく、安部菜々……そう。
「 木 村 夏 樹 の 女 た ち !!!!!!」
(※俺の解釈ではマッシブライダースの拓海・里奈は夏樹のダチ扱いなので、ドロドロしている女の関係は李衣菜みく菜々の方だけです)
いや、でもこのメンバー、炎陣だけでなくマッシブライダースとしてのユニットもある拓海と里奈に、夏樹のもう一つの大切な絆「アスタリスクwithなつなな」のメンバーの複合ユニットという……まさしくこの場にいない夏樹をこの場に呼び込むためのユニットなわけじゃないですか。
しかも自分としては拓海・里奈の並びのノーティギャルズも観れたし、すっごい嬉しかったんですよね。
この場にいない夏樹のために、夏樹のことを想っている大切なメンバー5人で力を合わせてロックを歌い上げるっていうコンセプトが、マッッッッジでめちゃくちゃ好きだったんです。
これはDAY1だけの披露でしたし今後もう無いユニットになるかとは思うのですが、自分の短いライブ人生の中でもトップクラスに好きなユニット曲になりました。


「アンデッド・ダンスロック」

そら無いわけないよな。
というわけで昨年のメラドに引き続き本公演でも披露となった「アンデッド・ダンスロック」。
俺はこの曲の振り付けがめちゃくちゃ好きで、ホネホネダンスもそうだし、サビの最後で指先が下がっていくとこもめっちゃ好き。
あとこの曲の時、LVがどうだったのかはわからないんですが、会場のスクリーンでガイコツがぴょこぴょこ踊ってたり、天井にレーザーでかぼちゃが映し出されたりと演出が凝っていて、それもめちゃくちゃ良かったですね〜。
「Undead Dance-rock」のコールのとこも楽しかったし、いや〜、良かった。良かったです。この曲めっちゃ好きだな……。


「Absolute NIne」

可惜夜月とVelvetRoseによる「Absolute NIne」。
いや、「Trust me」と同じ総選挙曲なのに、「Absolute NIne」の方は周子と拓海歌わせてもらえないんかいって、打ち上げで周子Pのラパスさんと喋ったりしました。
……まあその、近年の総選挙曲の扱いの優遇されっぷりが羨ましくて「Absolute NIne」世代の担当Pとしては多少思うところがあるっていうのは本当ですが、今回公演に関しては仕方がないかな〜と思うところもやっぱりあります。
というのも歌唱メンバーが可惜夜月とVelvetRoseという新しいユニットの5人で、みんなソロ曲を持ってない『これから』の世代のアイドルです。
幕張公演の時の「Orange Sapphire」もここ数年で声がついた新しいメンバーで歌ってたりしたので、たぶん今回の「Absolute NIne」がロック公演での新人枠に与えられたってだけの話だと思いましたし。
むしろ、そういう新人の子たちに歌ってもらえる曲を、我々第4回総選挙組が歌っているんだぞってことを誇りに思えたらいいな〜と、今となっては思いますね。
(とはいえ拓海や周子たちにも別の機会で歌わせてあげてほしいゾ☆)


「∀NSWER」

森久保不在で誰が入るのかな、と思ったらめちゃくちゃ大人数(美波、みく、川島さん、菜々さん)追加されてて、その上でド迫力の歌唱で超すごかったです……。
美玲役の彩加さんが「∀NSWER」の時だけは眼帯をつけるの、何度見てもかっこいいんですよね……。
あとこの曲の時、客席のあちこちで「 ∀ 」の形にサイリウムを持っている人たちがいて、いや〜ユニットとしてなんども曲を披露していく中で、ああいう固有のものが生まれていくのめちゃくちゃ良いなあ〜と思いました。


「Trinity Field」

いや〜やっぱり凄いというか……デレマスの代表格ユニットの1組、というのをまざまざと見せつけられた感じでした。
曲もめっちゃくちゃかっこいいし、3人の歌唱力も凄まじいし、会場の熱気もとどまるところを知らずに高まり続けてて、クライマックスの激しい曲が立て続けに流れてくるボスラッシュのこの後半で出てきてもこれだけ強いのはやばい。
あと、会場のレーザーの演出がめっっっっちゃくちゃかっこよかったです。
ステージ上にトライアングルができるようにリーザーが放たれていたり、サビでは青い光が客席を縦横無尽に駆け巡ったりと目が奪われるような美しい光景でした。


「HOT LIMIT」

イントロが流れ出した瞬間、興奮するとかじゃなくてもう笑っちゃったよ。
しかも今までの公演ではコラボパートは何十人かで歌ってたのに、ここでは卯月がたった1人満面の笑顔で「HOT LIMIT」歌ってるのがあまりにもシュールすぎましてですね……。
しかもどこかに送風機があったのか、めっちゃくちゃ風吹いてるし!
「これが見たかったんだよな!」のド正解を叩き出されてしまいまして、こっちだって満面の笑みでサイリウムを振ることしかできないじゃないですか。
しまむら的にもオールオッケーなら、何やったっていいんです。
最高。やはり島村卯月は、デレマスのセンターです……。


「純情Midnight伝説」

待ちに待った、大好きなあの子の声で、聞こえたのは俺たちに発破かける大音声。
「オメーらぁ! まだまだ声出せんだろぉっ!」
あ、「純情Midnight伝説」だ。と、思った瞬間には、もうUOをぶち折っていた。
待ちに待った推しと推しユニットの持ち歌は、大盛り上がりのロック公演の、大盛り上がりの卯月の「HOT LIMIT」の後の、ユニット曲のトリを飾るめちゃくちゃ大事な役割を与えられていました。
歌唱メンバーは夏樹を除く炎陣の4人に加えて、美穂・紗枝による「春色姫君」をゲストとした6人編成。
ヤンキーっぽくかっこよさを前面に押し出したユニットに対して、可愛く清楚な2人が加わるというちょっぴり刺激的な組み合わせがいいですね。
で、俺はUOを折りながら「うおおおやっと来た純情Midnight伝説!」と思って巨大スクリーンをちらっと見たんですが、ちょうど歌い出しのところでゲストの春色姫君が歌ってるのを、(たぶん本来は映す予定ではなかった待機パートがカメラワークの都合でうっかり映っちゃったんだと思うんですが)仁王立ちしながら腕組みして「ほぉん? オメーらの実力、どんなもんか見してもらおうじゃんかよ」みたいなすっげえ顔した拓海が見ているところが映し出されていて「やっば!!!! 拓海がいる!!!!! かっこよ!!!!」ってなってしまいました。
マジで、カメラワークの結果ほんの一瞬だけ映し出された映像だったしLVで映ってたかとか今後の円盤に収録されるかどうかすら微妙なラインの画だったんですけど、でもあの拓海の「らしい」表情を見れただけでも俺はあの現地に立てて本当に良かったと思っています。
そっから先はもう、どういう風に叫べば良いのかを、体の方が知っていました。
6人体制になったことで普段とは歌唱パートも多少変わった中でも、リーダーの拓海がサビ前で煽りながら歌ってくれるのは変わらず。
俺は拓海の声に応えるように、そこにいた誰よりもデカイ声でコールをし続けていました。
そして間奏パートに入ると、「ここで、ライブを盛り上げてくれたシンデレラバンドを紹介するぞ!」とメンバー紹介へと移行。
バンド紹介とかめちゃくちゃ大事な役割任されてるぅ……炎陣が、めっちゃくちゃライブの要の部分を任されてるよぉ……と、もうすっごい感動してしまいました。
純情Midnight伝説の聴き慣れたメロディを生演奏してくれているバンドメンバーが次々と紹介されていく様子は、言葉では言い表せないくらいに素晴らしい時間だったと思います。
現地では興奮しすぎていてほっとんど正気で見れていなかったので、円盤が出たら絶対に買ってそこを落ち着いてチェックしたいんです。
そしてバンドメンバー紹介が終わった後は、6人横並びになって軽く踊ったりして……ああ、いいぞ、その仲よさそうにしてる感じが最高に炎陣だ!
そして曲はクライマックスへ突入。
前回メラドで初めて現地で見たときに、周りに最後の「Boom Boom Boom」の時にサイリウムをハンドル握るみたいに横にしながら振ってる人がいるのを見かけて「あ、あれ、次『純情Midnight伝説』聴けるチャンスがあったら絶対やろう!」と思っていたんですよね。
あれから1年と3ヶ月間が空きましたが、今回公演。
その時が来ました。
Oi Oi Oi そうさ今宵は!
Ai Ai Ai 愛の集いさ!
Boom! Boom! Boom! 胸のエンジン!
今、唸りを上げて伝説になる……!
嗚呼、やっとできました。とても嬉しかったです。
一番好きな子の一番好きなユニットの一番好きな曲でブチ上がりました。
自分の中で確かにこの公演は伝説として胸に刻み込まれました。
炎陣Pで、よかったです。
ありがとうございました。


「EVERMORE」

炎陣・春色姫君以外のメンバーも勢ぞろいの、全員で歌う「EVERMORE」。
「ああ、これで本当にライブが終わるんだ……」という実感とともに、「本当に炎陣がユニット曲のラストを締めたんだ……」という感慨深さが湧き上がってきます。
というかもうこの時は「純情Midnight伝説」の余韻がすごすぎて、正直ぽわぽわした気持ちの中でサイリウムを振っていたような気がします。
ていうか、ライブの最後で流す曲が「EVERMORE」っていうのがなんかもうすごくキちゃいましたね。
ライブの終わりだというのに哀愁を感じさせない、ここからもさらに先へ先へ走り続けていくアイドルたちの姿が想起されて、なんだかすごく感動してしまいました。
拓海も、ノーティギャルズも、炎陣も、そのほかのたくさんのユニットたちも、シンデレラガールズも、アイドルマスターも、ずっとずっとどこまでも遠くまで走って行ってほしいものです。
ついて行ける限り、私もその行く末を見届けたいと強く強く思うのでした。


ここでちひろさんからの業務連絡を挟んで、アンコールへと突入していきます。
デジモンコラボの、乙倉ちゃんの「Butter-Fly」めちゃめちゃ楽しみですねー……っていうかもう金曜日には実装されるのか。
そういえば幕張・名古屋と違って、衣装チェンジのための時間稼ぎパートが無かったですね。
ロックアイドルたちは着替えが早い……?


「TRUE COLORS」

おなじみアンコール後の披露、デレステ4周年記念楽曲。
いよいよもう後少しでライブが終わってしまうんだなあ、という寂しさがありつつも、楽しげな曲調の明るい曲なので前向きに聴けるのが良かったですね。
キャンバスに色を乗せる時みたいな、筆をぐるぐるさせる動きの振り付けのところが好きです。


ここで出演者の方々うちの、まずは立ち位置が左側だった方々からのご挨拶。
気になったところでは、まゆぽよさんの「お疲れチャーハン♪」、中澤ミナさんのご挨拶、そしてそれを受けての立花理香さんが『京都親善大使』の3人が同じ舞台に立てたことへの言及、種﨑敦美さんの「ロックは魂、魂と書いて心と読む。心を込めて歌えば、ロックになる。サンキューロック」(本当にキュートアイドルですか??)、桜咲千依さんの「楽しかったでーす」の最短挨拶、などが印象に残りました。
特に『サンキューロック』はロック公演の挨拶としてとてもいいな、と思いましたね……。


「お願い!シンデレラ」

アイドルたちが一斉にステージ狭しとあっちこっちに駆け回る様子は微笑ましかったです。
シンデレラバンドから楽器を強奪して勝手に演奏したりしていたの、すごい光景だったな……。
そしてスティックを片方奪われても演奏を続けたドラムの山本真央樹さんすごすぎる……。
これはDAY2の時の話なんですが、まゆぽよさんとまゆ(牧野由依さん)が一緒に歩いているところが映っていて、「まゆとまゆが一緒にいる!」と思いました。
あとみんなが客席に向かって走り寄ったり楽器を強奪したりとワチャワチャしてる中で、飛鳥だけがしれっと階段に座ってかっこつけてました。なにしてんだおまえ……。


そうして大盛り上がりの中、DAY1は終了……。
めちゃくちゃ楽しかったな、と放心していると、目の前の通路を戯念さんとマネキントさんが通っていくのが見えたのでびっくりしてすぐに声をかけまいた。
どうやら私たちと同じ内野席の前方にいたみたいです。
戯念さんからは「流人さん、明日覚悟してくださいよ。『炎の華』がありますよ」と声をかけられました。
……ああ、そうだよなあ、と自分でも思いました。
『Trust me』での超衝撃的な『発火』の演出。
あの炎の噴き出す装置がある今回公演では……『炎の華』を歌いながら炎の舞うステージで歌う拓海の姿を見ることができる可能性がある……ん、だよな、と。

ただ実際のところ、この日のソロ曲の披露は卯月の「HOT LIMIT」を除いたとしてもわずかに4曲。
ソロ曲が明日全て入れ替わるとして、その4曲しかない枠に拓海が入れてもらえるのか……? という疑問はありました。
その後打ち上げで合流した大喜利組との検討では、アコースティックバージョンの「青の一番星」と「Dreaming of you」、そして「炎の華」「夢幻ノ救憐唱 ~堕チル星ノ調ベ~」という読みになり、その後「いや、ロック公演で李衣菜のソロが無いわけがない」ということからソロの1枠は李衣菜のソロ曲、そして「炎の華」はノーティギャルズで歌うのでは……という予想に落ち着きました。

あるのか?
可能性はかなり高いと思う。
炎の演出があるんだし。
炎の演出が今後あるかどうかも分からない状況で、炎の曲をやらずに終わるか? みたいなところはあるし。
ただ、対抗馬となるソロ曲も多いし(「One Life」とか)、そもそも千秋楽だから何を仕掛けてくるかわかったもんじゃないし……と不安に思いつつも、期待して待とう、くらいの感覚ではいました。
なお、その後会った人たちにはだいたい「今日は『絶対に』炎の華があるので、コールの予習しておいてくださいね!」と言っている模様。
……まあ、名古屋でも『タッタ』があると信じていて外したので、セトリの予想ほど難しいものはありません。


で。
日曜日。
大阪ライブDAY2、そしてツアーライブの千秋楽。

昨日の朝8時からの4時間物販待機列が響いたか、チェックアウト時間を超えて寝坊してしまう痛恨のミス。
幸いにしてホテルから怒られることはなかったですが、起きた瞬間から慌てて準備をしてかなり焦りました。

この日も難波で一度大喜利組で集まり、お昼ご飯を食べることになっていました。
7人ほどで連れ立って、お好み焼き屋さんへ。
ちなみにこの日の私のTシャツは、かどきちさん作成の炎陣Tシャツです。
昨年秋のデレマス大喜利で着てたやつです。

ここでも昨日と同じく食事の後は一旦解散となり、各自宿を経由してドームで再集合。
この日は強めの雨が降っていたこともあり、外で色々な方と話す時間があんまりとれなかったのは残念でしたね〜。

まずはイオンの1階で友人のスズカゲさんと、その同行者の方とご挨拶。
「アツアツ♪マカロニグラタン」のFuFuは絶対にコールをするんじゃないぞ、ときつく厳命されました。

その後場所を移動して、再びみくもさんの基地の近くに陣取り、大喜利組の方々が集まってくるのを待っていました。
ここでようやく戯念さんとちゃんと会えたので、改めてご挨拶。
「今日の『炎の華』で死ぬから、生前の星野流人と会えるのはこれで最後」と言われした。
まあ、『炎の華』があってもなくても、昨日のセトリの通りなら最後が『純情Midnight伝説』なのでどちらにしろ俺はここで死ぬ、と思っていました。

あと、Treizeさんが立ち寄ってくださったので少し話せたのですが、『炎の華の時はUOではなくURを折って応援したいと思います』と言われたのに対し「あー、なるほど。確かに会場を赤く染めるにはURの方がいいのか……。1本もらえませんか?」と冗談交じりに尋ねてみたら、『担当が持っているほうがいいから』と、なんと本当に譲ってくださりました。本当にありがとうございます。あの時もらったUR、めっっちゃくちゃ心強かったです……(もし本当に担当の曲が来た時に、ちゃんとそれらしい準備ができてなかったら心残りになってしまうだろうと思ったから)。

その後羊狩りさんと合流し、開演30分前にドームの中へ。
一度トイレに寄っておこうとスタンド上段のトイレに向かったら、どうやらここでもみくもさんとすれ違っていたらしい。

トイレを終えたら慌ただしくアリーナへ。
初めて降り立つ大阪ドームのアリーナ……はたして俺たちの席は……?

大阪ドームのど真ん中、でした。
いやステージは端から端まで全部見えるし、左右のスクリーンどっちも視界に入るし、めちゃくちゃバランスよく全部見えるいい席でした。
あと、2列前に炎陣のスタジャン着てるPがいました。

さて。
いよいよ迎えたDAY2。

はたして今日は何を仕掛けてくるのか?
俺は無事に死ぬことができるのか?

前日よりも1時間早い16時。
ロック公演2日目、そしてライブツアーの千秋楽が始まりました。


ここからの書き方はDAY1と同じですが、基本的にはDAY2だけでやった曲のみを書いていきます。


「Virgin Love」

「Lunatic Show」「美に入り彩を穿つ」と繋いでいき、昨日は「Spring Screaming」があった位置で、めちゃくちゃ聴き慣れたあのイントロが流れ始めました。
「うわああああ!」と絶叫しながら慌てて両手のサイリウムを振りつつ、ステージを凝視します。
隣の羊狩りさんはイントロでなんの曲だか分かってなかったみたいでしたが(そもそも「Virgin Love」は2年数ヶ月前に発売されたデレマスWWGの特装版のCDにしか収録されていない上に未だ配信すらされていないレアな曲なので、いまいち聴き慣れない人が多いのは仕方ない)
ステージの両端には、俺が愛してやまない向井拓海と、そしてわずか2曲前に「Lunatic Show」を歌ったばかりのはずの藤本里奈の姿が……!
正直なところ私自身、今回公演で「Virgin Love」をやる可能性は低いだろうなと思っていたのですが(去年のメラドで2日やってるから)、その予想を思いっきり裏切ってきたのでめちゃくちゃ真横から手刀をいきなり叩き込まれたみたいな衝撃の中にありました。
いや、でも、そうだよな。だって、物販でノーティギャルズの法被売ってるのに(しかも「Virgin Loveの衣装のやつ」)、「Virgin Love」やらないわけがないんだよな……。
しかも曲の間奏中、「里奈ぁー!」「たくみーん!」と互いの名前を呼び会ったかと思えば、ステージ上を猛ダッシュ。
拓海、足早っっっ! 全然見えんかった!
そしてステージ中央で合流し、ハイタッチ!
ああああ〜〜〜〜〜ノーティギャルズじゃん! ノーティギャルズが今、完全にステージ上にいる!
そして観衆を熱狂の渦に叩き込んだ2人は、曲の最後でいつものあの客席をビシッと指差す決めポーズで締め!
本当に歌って踊って走ってと大騒ぎのノーティギャルズは、アイドルっぽくなさがどこまでもどこまでも彼女たちらしさにつながっていて、めちゃくちゃ最高でした……!

さらにその後のトークではノーティギャルズの2人で登場したかと思えば「お揃いのヘアピン、『Virgin Love』の時につけてるのと似てるのを探してきて2人でつけてたんだ〜」「まだ『Virgin Love』が発表される前に、2人の曲ができたらいいねってはらぼうからお揃いの指輪をもらって、お返しにお揃いのイヤリングをあげたんだ〜」「指輪は手作り」とお揃いのアクセサリーをいくつも身につけてイチャつきっぷりをアピール。
さらにはまゆぽよさんがはらぼうの指輪が左手薬指にあるのに気がついて「あれっ? 薬指につけてたんだ……。……言ってよぅ」と自分も指輪を同じ位置に嵌め直すところがもう……やっっっっっっっっっっっっっっば! ちょっと拗ねたみたいな素の表情っぽい声がめちゃくちゃかわいかったんです!
しかもはらぼうが当たり前みたいな顔して左手薬指にお揃いのお手製指輪を嵌めてるあたりも、憎いですね〜〜〜!
あれ、ウチの推しユニットなんですよ!!!!!!
これを読んでいるあなたたちも萌え悶えていただければ幸いです!!!!!

……ちなみに私はこの時点で「あ、『炎の華』は無いな」と思いました。
(大トリの「純情Midnight伝説」に「Virgin Love」に、ソロで「炎の華」まであるのはいくらなんでも出番多すぎるので)


「Voyage(Acoustic Version)」

はたして何がくるのか……と様々な予想の飛び交ったアコースティックバージョンソロパート。
洲崎さんが舞台上に現れ、歌い出しの瞬間から「うわっ」と声が出ました。
歌詞がすごく良いことは当然のことながら、会場を魅了する歌唱力に自然と惹きこまれていました。
というか改めてアコースティックバージョンでしっとりと聴いてみると、本当に歌詞が良くて、聴きながら「何をやっても空回り」な自分のいろんな過去のあれこれと重ねてしまって、ものすごく感慨深くなりました。
曲の終わりには惜しみない拍手を送ったのですが……いやはや、本当にこの日のアコースティックバージョンのソロ組はずっとすごかった。


「メドレー:エヴリデイドリーム~マイ・スイート・ハネムーン(Acoustic Version)」

5万人の観衆が揃って息を飲む瞬間を、初めて見ました。
アコースティックバージョンのアレンジで、切なげな印象が強くなった「エヴリデイドリーム」。
牧野さんの高い歌唱力、聞き手を惹き込む表現力、それらの合わさったあの曲を聴いているうちに、いつの間にか視界がじんわりと滲んでいくのが分かりました。
ナゴヤドームでも「さよならアンドロメダ」で思い切り泣かされましたが、今回は「エヴリデイドリーム」にしてやられました。
しかし、今回のまゆは……それだけで終わるような生易しいものではありませんでした。
しっとりと落ち着いた曲調の1番を歌い終えると……演奏がやにわに転調していくのに気がつきます。
そうして始まるのは「マイ・スイート・ハネムーン」。
それまでの泣きそうに切ない曲調からやさしげな曲調へと移り変わり、まゆの持つ世界をこれでもかというぐらいに浴びせかけてきます。
メドレーの2曲目が始まった瞬間、あまりの衝撃から「ひぇぇっ……」と今までの人生で一度も出したことのない悲鳴が喉から漏れました。
そしておんなじような悲鳴が、会場のあちらこちらから上がっていました。「すげえ……」と漏れ聞こえる声も、ひとつやふたつではありません。
本当に、コールだとかザワザワした騒がしさとかじゃない、静寂の最中から漏れ出た小さな悲鳴の渦みたいなものがはっきりと騒めきを作り出していたのが、かなり衝撃的な光景でした。
あれをたった1人で作り出したのか、まゆは……。すごすぎるだろ……。
曲が終わった後の拍手は、この公演の……いや、おそらくライブツアー全体から見ても最も長い時間響き渡った拍手だったように思えました。


「夏恋 -NATSU KOI-」

メンバー的にやるだろうと思われていた曲ですが、まさかあの超衝撃的ソロ2連発のあととは……。
しかしながら、そこはさすがにこれまで数々の山場を乗り越えてきたアイドルたち。
曲が始まってしまえばすぐに自分たちの虜にしてしまいます。
個人的にはこの曲では、昨日の亜季に続いて涼がセンターを張っていたのが嬉しかったですね。
3人とも歌唱力が高いのと、もともと好きな曲だったこともあって、めちゃくちゃ楽しむことができました。


「Great Journey」

ニュージェネレーションズの知らない曲だ!!!
千秋楽だしニュージェネレーションズの曲は何かしらあるだろうとは思っていましたが、まさかサプライズで新曲が打ち込まれるとは思いませんでした。
しかしライブツアー中に合計4曲もサプライズ披露とは、なかなか楽しませてもらえるというか……気が抜けないというか。
アップテンポでかなり楽しげな曲だったので、これからイベントで実装されてもう一度しっかり聴けるようになるのが楽しみですね〜。


「Sun!High!Gold!」

曲が流れ始めた時のテンションの爆上がりっぷりったらなかったですね。
昨日は「夢をのぞいたら」を披露しておいて、こっちは無いのかな?と思わせておきながら……ニュージェネの新曲で興奮したところにさらに大型爆弾を投入されたような感じです。
ただでさえ明るく楽しい曲であるのに加えて、ゲスト参加のりあむ・雪美ちゃんへの祝福の想いも込めて、やたらめったらテンション高くサイリウムを振り、UOもご祝儀とばかりに折りました。
しかも途中からは総選挙1位・2位の未央と加蓮も加わり、会場のボルテージはさらに高まっていくのがわかりました。
(個人的には、りあむと雪美ちゃんのお披露目も兼ねてる場で総選挙上位が一緒に出てくるのはどうかな〜、っていうのと、これで4人だけで歌ったら逆に1人だけ参加できないこずえちゃんかわいそうだろ〜、という思いから今回はもう披露しない流れなのかな〜と思ってたんですが……全然そんなことなかったですね)
りあむと雪美ちゃんにしても先輩である未央・加蓮と一緒のステージで会場を盛り上げて楽しそうにしていたし、実際かなり盛り上がっていたしそこから自己紹介のMCにもうまいこと繋がっていたので、今となってはあの途中参戦の演出で良かったな〜と思ってますねえ〜。


「Twilight Sky」

「いつも李衣菜ちゃんの見ている景色を見にきたよ〜!」と、みくと李衣菜が揃って登場。
いや、今回公演アスタリスク何回出てくんのよ!(「ØωØver!!」2回に、「Rockin' Emotion」に「Twilight Sky」で、計4回)
李衣菜ちゃんの曲はどっちも好きなのですが、アスタリスクで歌うということもあってか1曲目のソロの方でしたね。
「一度きりの旅だから〜♪」の歌詞のところで、この公演も一度きりだし、アスタリスクが「Twilight Sky」歌うっていう光景も、一度きりってことはまあ無いにしてもそうそうあるわけじゃないし、こういうユニットでソロ曲歌うやつはめちゃくちゃ貴重だからちゃんと見ておかないとだな〜、なんて思ったりしました。


「夢幻ノ救憐唱 ~堕チル星ノ調ベ~」

蘭子ソロ曲2曲目。
今振り返ると、事前の予想で当たったのこの曲だけだったな……。
自分はCDを持っていなかったのでフルでしっかり聴くのは初めてだったのですが……蘭子の魅力がふんだんに詰め込まれた良い曲ですね〜。
しかしこれはあれですね。
自分の不勉強が招いた自体でもありますが、歌詞を全く知らない状態で聴いていると、英語の曲を聴いているみたいに歌詞が耳の中を綺麗に素通りしていきますね……。
それはそれとして自分は蘭子をライブで観るのが初めてで(たぶん円盤とか含めても、ソロとかユニットとかをちゃんと観るのは初めて)、「これがライブの蘭子か!!!」とめちゃくちゃ衝撃を受けました。
「華蕾夢ミル狂詩曲~魂ノ導~」もいつか聴いてみたいんですよね〜。
これからまた次のライブにも来てくれることを願ってます。


「毒茸伝説」

えっっっっっっっっ!
ちょ、ちょっと待ってちょっと待って!
このメンバーは、アレじゃん……コードギアスコラボの時の『O2』の歌唱メンバー……拓海、巴、輝子のパッション歌唱力でぶん殴ってくるトリオ!!!
今回公演ではこの3人が揃っているのはわかってましたが、「いくらコラボ曲の多い今回のライブツアーでも、『O2』とかコードギアス曲をぶち込んでくることはないだろうなあ」と思っていたのですが……まさかこんな形で登場することになろうとは!
曲の歌い出しから拓海が大声を張り上げていて、「うおおおお、これこれ! このパッション全開な3人の歌が聴きたかったんだよ!」とめちゃくちゃ興奮しました。
ただでさえソロでも会場を沸かし大盛り上がりとなる「毒茸伝説」が、パッション溢れる3人が声を合わせることで破壊力も段違い!
ていうか3人ともシャウトが凄まじすぎて、声圧に完全に飲み込まれてしまいました。
拓海と巴は『喧嘩屋と鉄砲玉』でユニットも組んでいますが、そこに輝子を加えたこの3人でのオリジナル曲やイベントも見てみたいなと思いましたね〜。


「紅」

イントロ流れ始めた時のざわつきはすごかったですね。
「え!? やるんだ!」っていう。
まあ、前日が卯月の「HOT LIMIT」だった以上、予想に上がっていた曲ではありましたが、昨日の「PANDEMIC ALONE」のソロ、そしてこの日もPaトリオでの「毒茸伝説」、「∀NSWER」「Lunatic Show」と負担のかかる曲ばかりこなしてきたところでこの選曲……!
聞き慣れたイントロが響き渡る中、ステージ上にはゆらりと立っている輝子の姿が。
そしてこの時スクリーンに映し出されたのは、ステージに向けて赤いサイリウムを交差させ「X」を作っているファンの姿が。
そうだよな! 「X」の「紅」なんだから、もうそれしか無いよな!
ということで紅いXのサイリウムは瞬く間にあちこちに広がっていき、客席には数え切れないほどの「X」が……。
静かなギターとともに淡々と歌う輝子。
しかし、観衆が緊張感に満ちた空気で見守る中、スクリーンに映し出された輝子は、サビに入る、その少し手前……。
ニヤリ、と、少しだけ、けれど確かに、妖しく笑っていた。
そして、次の瞬間。
「紅だあああああああああああああああ!」
会場の期待を一身に背負い、その上で期待以上のものを返してくる。
たった1人で広いステージに立ち、誰よりも大きな声でシャウトし続け、あまりにも有名すぎる『紅』を歌い上げた輝子。
このロック公演の最終ブロックを彩るにふさわしい、最高の1曲でした。


「純情Midnight伝説」

DAY2も、全体曲前のトリは炎陣が務めてくれました。
「紅」一色に染まった大阪ドーム。
圧巻のステージに放心していたプロデューサーさんたちもたくさんいただろうと思うのですが、そんな人たちを一気にまとめて叩き起こし、再びサイリウムを振らせるのがウチの担当アイドルたちに任された使命でした。
DAY2でもとんでもない爆弾が多数放り込まれた、とんでもないライブでした。
まゆのメドレー、ニュージェネレーションズのサプライズ新曲、ダークイルミネイトのいちゃつき、総選挙組上位メンバーたちの「Sun! High! Gold!」、そして「紅」……。
しかしその全てをひとつにまとめ上げる、最後の最後、肝心要のユニット曲の締めを炎陣が任されたことがとにかく嬉しくて仕方がなかったです。
ニュージェネレーションズでもなく、トライアドプリムスでもなく、星輝子でもなく、アスタリスクでもダークイルミネイトでもない、あのアイドルっぽさからはかけ離れたヤンキー軍団が、大盛り上がりのライブの締めに足るものだと信頼されて運営から送り出されたという事実がとんでもなく嬉しかったのです。
自分は炎陣Pではありますが、炎陣のメンバーたちはいまいちアイドルマスターガールズの190人の中において、トップを張れるようなアイドルたちではないのではないか……という思いをずっと抱えていました。
涼以外の4人はシンデレラマスター未登場だし、亜季に至っては未だソロ曲がカバー曲しか無いし。そもそもユニットのコンセプト自体がアイドルとは程遠い硬派なヤンキー気質のものだし。
LiPPS、アインフェリアに続く3組目のデレステ新規ユニットだったはずが、先のSCRAPとコラボした脱出ゲームで抜擢されたユニットは炎陣ではなくMasque:Radeだったし。
そんなこんながいろいろ積み重なって、自分の中での炎陣というユニットは「ファンからの人気はあるユニットだけれど、アイドル個々のアイドル力は他のデレステユニットに比べると一歩引いた立ち位置」くらいなのではないかと分析していました。
それでも5人だからこそ力を合わせて、「炎陣」というかっこいい看板を引っ提げれば、他の有名ユニットたちにだって匹敵するぐらいの人気はある……それが、炎陣というユニットなのだと。
そう、思っていました。
しかし実際には、自分の思っていた以上のものだったのではないかな、と今回公演で思いました。
ニュージェネレーションズ、トライアドプリムス、アスタリスク、インディビジュアルズ、羽衣小町、ダークイルミネイト……名だたるユニットたちが居並ぶこのロック公演で、そのトリを連日任されたユニット。
大盛り上がりの公演の最後を、それまでの疲れを感じさせずに最後までファンを突っ走らせ続けたユニット。
会場を真っ赤に染め上げて全てを星輝子の思うがままにした「紅」から、バトンを受けて……立派にそのあとの役目を果たせるだけの実力を持ったユニットが、果たしてどれだけいるでしょうか?
俺はこの日残っていたUOを片っぱしから折り、炎陣の晴れ姿をしっかりと目に焼き付けていました。
誰よりも大きな声で声援を送り、炎陣と拓海のかっこよさを思う存分楽しませてもらいました。

ああ。
炎陣は、担当プロデューサーの俺ですら驚くくらいに、素晴らしいユニットだった。

ずっとこの先も、炎陣の5人がどこまでもどこまでも暴走し続けてくれることを、俺は信じている。


ちひろさんのお知らせでは、4月の総選挙&ボイス争奪選挙の開催が告知されました。
ツイッターでは早くも声なし勢のPR合戦の前哨戦が始まっている感じがしますね。
ちなみに私はボイスなしアイドルでは、炎陣を影から支える盟友・原田美世を推していこうと思っています。
拓海の愛車をメンテナンスしてくれる頼れる相棒なんだから、そろそろいつまでも喋れないままってわけにも、いきませんものね?
ブロロン、ブロロン。


挨拶で気になった子(2日目)。
トップバッターのはらぼうの挨拶が簡潔すぎて、他の人から「もういいの?」と聞かれて「あいっす!」と返事したら、隣で挨拶を始めようとしていたなつ姉の言葉に思いっきり被ってしまった挙句、ゲラゲラ笑ってるはらぼうがなつ姉を撮ってる画角に映り込んできてて最高でした。
まさかこの関口さんではなくキャリアがある方の佐倉薫さんの方が号泣挨拶。「自分の方がキャリアがあるから支えてあげなきゃと思ってたのに、気がついたら自分の方が支えられてて……」って言葉から、この2人の関係の良さが感じられました。VelvetRoseのこれからに幸あれ。
奈央ぼうは「次は川島さんと同じく28ちゃいでステージに立ちます」とのことで……来年のライブにも、来てくれるということですね……!?
ふーりんは全アイドルの中で唯一のライブツアー皆勤賞。最後の挨拶も全ての公演を駆け抜けてきた彼女だからこそ言える思いの詰まった言葉で、すごく良かったです。


……と、そんなこんなで、駆け足のレポートで恐縮ですが、自分の感じたことは、だいたいそんな感じです。
結果的には「炎の華」は無かったんですけど、実際セトリ見たら「これでどこに『炎の華』入れんのよ?」状態なわけでしたし、拓海個人で言うのであれば「炎陣」「ノーティギャルズ」「O2トリオ」「木村夏樹の侍らす女たち」と、拓海の狭い交友関係の全てのユニットが登場する結果となっていて、どちらかといえばかなり優遇されてたぐらいまであるんじゃないでしょうか?
だって、毒茸伝説っていうめちゃくちゃ注目される曲をこれからPa歌うまトリオとして頑張っていきたいユニットで歌ったと、大トリを2日連続で任されるんだよ?
すごくね? ウチの担当、めちゃくちゃ仕事してる。
あと、ノーティギャルズとしての2人の並びをDAY1DAY2どちらでも見れたのがかなり良かったです。
あの2人のお揃いのアクセサリーを送り合うほどの仲の良さ、そしてライブ中のアイドルの憑依っぷりは、ファンの心を射止めるに足るものだと、運営の方々にも届いたのではないかなと思いました。
一度炎の演出があった以上はまた別の機会に、それこそいつかまた大阪ドームでやる機会があればその時にまで楽しみはとっておきましょうよ、と。

何が言いたいのかというと、拓海Pとしては大満足のライブでした!ということです。

ライブが終わった後は大喜利関係者で打ち上げを行ってたんですが、私はしょっちゅうスマホを眺めては、ライブ出演者の方々がツイッターにあげてくれるはらぼうやまゆぽよさんのお写真を見つけ次第リツふぁぼする機械に成り果てていました。
今では私のスマホのロック画面と待ち受け画面は、炎陣とノーティギャルズです……。
(打ち上げの時はまだ写真が公開されてなかったので、ロック画面をまゆぽよさん、待ち受け画面をはらぼうにしていた)



と、いうわけで。

幕張はLV、名古屋は現地、大阪も現地、ということで7thライブツアー、無事完走することができました。
6thライブのメラド公演DAY1にお試しで連れて行かれてから、早1年と少し。
まさかわずか1年で、ライブツアー完走するくらいにまでハマってしまうとは……。
ま、まあ、今回は幕張は里奈ぽよ、名古屋はなつきち、大阪でも拓海里奈涼亜季と全公演に担当がいたわけで、そのあたりも全通の決め手になったところではありましたね〜。
まだまだライブに通いだして日が浅いので、現地でアリーナなんかにいると、ステージを見るべきかスクリーンを見るべきか迷ってしまって、まだうまいことライブ観戦の最適解を得られずにいますが……そんな中でも、拓海の晴れ舞台を同じ場所で体感し、見守ることができたという経験は何物にも変えられないものだと思いました。

やっぱり自分は、拓海が、ノーティギャルズが、炎陣が、大好きです。
どうしても彼女たちのことを贔屓目に見てしまうし、もっと出番や新曲も欲しいし、どんどん活躍していって欲しいです。

だからこそ俺から言えることは、たった一つだけ。
彼女たちが好きだ、という気持ちが、運営に届くくらいにでかい声で言い続けられればいいんじゃないかな……と。


7thライブツアー、お疲れ様でした。

拓海、炎陣のみんな、今はゆっくり休んで、また少ししたら走り出そう。
先へ先へ。夢の先へ。

拓海金閣寺

(ライブ翌日、金閣寺のPRのお仕事をする拓海の様子)