生大喜利イベントの年表

最近「大喜利」という文化に触れ始めたばかりで、自分が始める前にどんな出来事があったのかを知りたい……というお声があったので、試験的に作ってみました。
まとめている自分が始めるよりも以前のものや、そもそも参加できていないイベントの情報はあやふやであったり、多少間違っている場合があるかもしれません。
(もしも何かご指摘があればよろしくお願いいたします)

「生大喜利の〜」とは書いてありますが、場合によっては生大喜利以外の情報もあります。



1999年

6月
吉本興業主催、バッファロー吾郎プロデュースの大喜利イベント「ダイナマイト関西」が開催。
コンセプトは「ゴチャゴチャ言わんと 誰が一番おもろいんか決めたらええんや」。
2006年(第13回)、2008年(第14回)、および2016年はオープントーナメントとなり、予選から一般のアマチュアが出場することも可能であった。

2004年

4月
伊福部崇さんと鷲崎健さんによる音楽ユニットPOAROによる大喜利イベント「ポアロ大喜利大会」が開催。
ポアロマンスリーライブ終了後に開催されていた、伊福部崇と大喜利軍団によるプライベートな大喜利大会だった。
このほか、「大喜利修学旅行」「大喜利実力判定考査」「大喜利夜会」など、ポアロによるそのほかの大喜利イベントも多数行われている。

2005年

1月
NHKにて「着信御礼!ケータイ大喜利」が放送開始。出演者は今田耕司さん、板尾創路さん、千原ジュニアさんほか。
生放送中にリアルタイムで視聴者から大喜利の回答の募集を行うという番組であり、採用されることでオオギリーガーの段位が上がっていく。
多数のアマチュア大喜利プレイヤーが投稿をしていた人気番組であったが、2017年4月の300回記念放送をもって放送終了となった。

12月
大喜利ゲームサイト「ネタボケライフ」が公開。
ひとつのお題に対して参加者が回答を投稿し、その後採点を経て結果が出る。
投稿の結果によりレートが変動し、ランキングに反映されていくのが大きな魅力。

2007年

1月
「転脳児杯(てんのうじカップ)」が開催。優勝は後藤征平さん。
会場はクレオ大阪中央4Fセミナーホール。
2013年6月からはK-PRO主催による東京開催の大会となった。

2月
「第1回大喜利天下一武道会」が開催。優勝者はサイトウさん。
その後開催を重ねていく中で徐々に規模が大きく育っていき、アマチュア大喜利大会の中では最大規模のイベントとなっていく。

9月
「ハガキ職人ナイト」が開催。
第1回公演の会場は渋谷・シアターDで、24時半開演のオールナイトイベントだった。
各種ラジオ番組などへの投稿者として名前の知られたハガキ職人が一堂に会するイベントであり、それ以降も継続して開催されている。

2008年

2月
大喜利サイト「大喜利PHP」が公開。
お題出題から3分以内で回答をし、3分以内で投票をするという6分間で完結する大喜利サイト。
現在は閉鎖されている。

7月
大喜利ライブ「禁じられた遊び」第1部が開催。優勝はタイガーJチンさん。
名古屋を拠点にした大喜利ライブ。
プロアマ問わず出演可能であり、東海地方で生大喜利をすることのできる貴重な場でもあった。

12月
ステイゴールドさん(サークル名「たさゴー本舗」)による大喜利の同人誌「大喜利BOMB」が発行。
2010年からは「大喜利大賞典」、2015年からは「大喜利帝王賞」がそれぞれ発行開始され、全国から多数の大喜利プレイヤーの回答が寄せられている。

2009年

3月
大喜利ライブ「オオギリクレイジー」が開催。会場はワッハ上方 7F レッスンルーム。
その後も関西を拠点に活動を続け、2019年11月にはなんば紅鶴で10周年記念ライブも行った。

12月
フジテレビ系列にて「IPPONグランプリ」が放送開始。
現在まで概ね年に2回程度のペースで、継続して放送が続いている。
視聴者である一般の方からの回答を紹介するコーナーもあり、採用されると番組特製グッズが贈呈される。

2010年

2月
「第11回大喜利天下一武道会」が開催。優勝者はよろしく椎茸さん。
今大会より本戦とは別日程での予選が開催されることとなった。
1月に2つの予選会が開催され、2月に本戦。

「純豆腐の会」が初開催。
大喜利を楽しむ関西のオフ会であり、会長はひらたいさん。
年末にはオンライン上で「108問108答大喜利」を開催。

4月
大喜利ライブ「オオギリロマネスク」の第1回公演が開催。
芸人さんを中心にした大喜利トーナメントであり、アマチュアの大喜利プレイヤーも多数出演していた。

7月
「大喜利実力判定考査2010」が開催。優勝はジェロさん。
音楽ユニットPOAROによる大喜利大会。
2006年より隔年で開催されていたため、この大会は第3回大会にあたる。
最大1360人収容可能な日本青年館で開催されたこの大会は「アマチュア大喜利史上・最大規模の大会」と銘打たれ、現在でもアマチュアイベントにおける会場規模ではその記録を破られていない。

2011年

1月
「大喜利会議室LIVE」が開催。
元々は素人大喜利集団『牛タン大好き倶楽部』によるPodcastだったが、阿佐ヶ谷LOFTにて初めてライブイベントを開催。

3月
mixiにてコミュニティ「解の会」が発足。
運営メンバーは、いのゆうさん、ハッピーターンさん、店長さん、二塁さん、スズケンさんの5名。
関西を拠点に、月1を目安にして生大喜利の会を開催している。

5月
「第1回大喜利鴨川杯」が開催。優勝は不治ゲルゲさん。
同年1月に第0回大会が開催され、今大会より本格的に始動。
関西で開催される生大喜利の大会としては最大規模のものとして、長年親しまれていた。

6月
「第1回天下一チームバトル」が開催。優勝チームはあじわい(ヨージさん、清水狸さん、二階堂旅人さん)。
個人戦の「大喜利天下一武道会」とは異なり、3人1組でのチーム戦となる。

10月
「福岡地獄大喜利 THE LIVE~郁~」が開催。優勝はジャスティスKさん。
福岡県にてらんちゅうさんが開催した大喜利イベント。
この大会で使用していたルールは、後に六角電波さん主催のもと「東京地獄大喜利」として引き継がれていくこととなる。

2012年

1月
大喜利ライブ「ペントヴォード vol.1」が開催。
メンバーは和壱郎さん、松澤さん、キルヒホッフさん、ないとくんさん、岡田あづまさん。ライブMCは橋本さんが務める。
初代リーダーは和壱郎さんが務めた。
その後メンバーの大会出場結果により、リーダーが代わったりメンバーが入脱退したり、解散と再結成を繰り返していく。

3月
「24時間大喜利フェスティバル~副作用の恐怖~」が開催。
浅草「こしょうばこ」で開催され、「普通大喜利」「大喜利犬棒カルタ」「デートプラン大喜利」「お手てつないでプレゼンツ大喜利ダイバー」「昼食大喜利」「競馬発表」「大喜利天下一武道会チームバトル前哨戦」などのイベントが行われた。

4月
「関西大喜利団体対抗戦「戦」」が開催。優勝は純豆腐の会。
これ以降「戦」は年1ペースで開催されていくが、現在のような点取り合戦での予選を行うようになったのは2014年大会から。
また2016年大会からは名称が「戦 -大喜利団体対抗戦-」に代わり、関西以外からの団体の参加も活発になっていく。

5月
「新型大喜利対局オオギリダイバー1」が開催。優勝は概念覆すさん。
以降、「オオギリダイバー“フォース”」や「オオギリダイバー HYPER DASH」などの派生ルールでの大会も生まれた。

6月
長田悠幸さん(タピ岡ススルさん)による大喜利を題材にした漫画「キッドアイラック!」がヤングガンガンにて連載開始。
元々趣味でネット大喜利やアマチュア大喜利イベントに参加していた長田悠幸さんが、その趣味を生かして作品の題材にしたいと編集者に提案したところから大喜利漫画を描くことが決まった。
コミックスは全3巻発売されている。

11月
社会人大喜利集団「ダイキリ」が、大阪府立大学の大学祭「白鷺祭」にて大喜利公演を行う。

12月
「新型大喜利対局オオギリダイバー5大阪」が開催。優勝は番茶が飲みたいさん。
初めての大阪での開催となった。

2013年

1月
「第1回東北大喜利会」が開催。
主催は罠箱さんで、仙台での大喜利界隈を盛り上げようと発足。
前年の12月に第0回が開催され、多数の参加者が集まり成功に終わったことから本格的に会の運営が始まった。

4月
「第1回中央杯」が開催。優勝は概念覆すさん。
この大会の存在を皮切りに、杉並区の会議室で行われるアマチュア向け大喜利会が徐々に広がっていくこととなる。

5月
「24時間大喜利フェスティバル2013」が開催。
阿佐ヶ谷アートスペースプロットで開催され、24時間ランナーとしては、小浜さん(大喜利会議室)、松澤さん(大喜利天下一武道会)、和壱郎さん (ペントヴォード)らが出演。
時間帯ごとに○○枠というテーマに沿ったゲストや企画を行うという内容。
「オフ喜利枠」「クリエイター枠」「ハガキ職人枠」「深夜枠」「はやく大喜利した朝は・・・」「地方枠」「団体対抗!企画プレゼン対決」「女性枠」 「大喜利四賢者枠」といった催しが行われ、最後には「24時間大喜利王決定戦」が開催。
「24時間大喜利王決定戦」はオオギリダイバールールで行われ、優勝は冬の鬼さん。

6月
「転脳児杯」第1回大会が開催。優勝は風藤松原 松原さん。
元々関西で同名の大会が行われていたが、今大会よりお笑いライブK-PROが東京で主催する大喜利大会となる。
多数の芸人さんが出演する中、一般のアマチュア大喜利プレイヤーでも予選を勝ち抜くことで出場することができる。

「大喜利革命 F☆LEAGUE」第1回大会が開催。優勝は鯖鯖鯖んなさん。
主催は毛玉のぬしさんで、前年12月のプレオープントーナメントを経て正式に開催されたイベント。
1答ごとに審査が行われ、すべての回答の平均点で勝負が決まるというシビアなルール。

7月
企画大喜利ライブ「大喜利千景」が開催。
主催は寺田寛明さんで、プロアマ問わず多数の出演者による、企画大喜利のライブ。
主催の寺田さんを含め、このライブに出演経験のある芸人さんで、後に賞レースなどで結果を出しブレイクしてく存在も多い。

8月
史上初の大喜利を行うためだけのスペース「大喜利ルーム 喜利の箱」がオープン。
店長は星野児胡さんで、池袋駅西口に所在。
主な企画としては、タイマン勝負で昇段を目指していく「大喜利道場 段位戦」、生大喜利初心者向けイベント「ひなどり歓迎会」など。
クラウドファンディングなどを行い来客数の増加を目指すも、経営悪化に伴い2015年8月に閉店。

11月
「新型大喜利対局オオギリダイバー12福岡」が開催。優勝はぴろりんさん。
初めての福岡での開催となった。

12月
「お笑いジョルトカウンターvol.1」が開催。
清水狸さん主催のお笑いライブ。
ネタ部門と大喜利部門があり、大喜利部門ではアマチュアの大喜利プレイヤーも多数出演していた。
2015年3月、vol.20の節目をもって最終回を迎える。

「東北大喜利杯2013冬」が開催。優勝は親方全部さん。
東北大喜利会を主催していた罠箱さんによる、初の仙台での生大喜利の大会。

2014年

1月
「第15回大喜利天下一武道会」が開催。優勝者は片野さん。
これまで以降主催の松澤さんが多忙となり開催が難しくなり、Redさん、ノディさんら社会人大喜利集団「ダイキリ」が引き継ぐ2019年まで天下一空白の期間となる。

3月
「第1回大喜利未来杯」が開催。優勝は宇多川金時さん。
関西を中心に開催される大喜利大会で、非常に人気の高いイベントである。

4月
「オオギリダイバー“フォース”Ⅰ」が開催。優勝者は空九さん。
1対1での対戦である従来のオオギリダイバーから、4人同時対戦のルールとなった。

8月
「喜利の王決定戦」が開催。優勝は田んぼマンさん。
主催者は「喜利の箱」の店長である星野児胡さん。
決勝戦での『この会場に妊婦が駆け込んできました。助けてください!』というお題に対し、田んぼマンさんの出した回答『(子供が生まれた後に、誰かが言ったんですけど)喜利の王の誕生だー!』は現在でも語り種となっている。

「東北大喜利杯ダブルス」及び「東北大喜利杯2014夏」が開催。
ダブルスの優勝は和壱郎さん&国井さん、シングルスの優勝は冬の鬼さん。
仙台を舞台に2日間にわたって大会が行われ、東北地方以外からも多数の遠征出場者が訪れ盛り上がった。
関東からの出場者たちの間では「東北大喜利2Daysにワイワイブーブー行こう2014夏」というイベントが組まれ、レンタカーによって楽しく遠征が行われた。

9月
悪の大喜利団体「悪答」の会合が開催。
「シャイニングドラゴンズ」などをはじめとした大喜利団体が乱立する中で、ヒール的な立ち位置として存在する団体として六角電波さんが立ち上げた。
立ち上げ当初は団体名が決められておらず、第1回会合の企画の中で選考が行われ、阿諏訪 祀さんの考案した「悪答」の名称が採用された。
会合が開催されるごとの頭領決めトーナメントが開催され、その優勝者が次回会合開催までの間の頭領を務めることとなる。
初代頭領は星野流人さんが務めた。

10月
「24時間大喜利フェスティバル2014」が開催。
昨年と同様に阿佐ヶ谷アートスペースプロットで開催され、24時間ランナーとしてまるおさんが出演。
「始答式」「ハガキ職人ナイト」「大喜利革命F☆LEAGUE」「まるおVS視聴者」「深夜枠」「早く大喜利した朝は…」「大喜利天下一武道会の振り返り」「ペントヴォード」「大喜利千景VSジョルトカウンター」「女性枠」「新婚さんオオギリストいらっしゃい」「地方枠」などの企画が行われた。
最後の企画は今年も「24時間大喜利王決定戦」。
予選は東北大喜利杯、本戦は福岡地獄大喜利ルールで行われ、優勝は虎猫さん。

2015年

1月
能登たわしさんとうっらいさんによる大喜利会「ひよこかけごはん」が開催。
「名探偵大喜利」や「地雷原突破大喜利」などの企画大喜利を多数行っている。
第1〜5回開催はインターネットでの配信が行われ、それ以降はカラオケ店での生大喜利イベントへと移行していった。

2月
「第2回喜利の王決定戦」が開催。優勝は雑魚さん。
前年の末にクラウドファンディングによる開催支援が行われ、見事プロジェクト達成、開催が実現した。
1月には福岡予選、仙台予選、大阪予選、東京予選が行われ、全国各地から強者の勝ち上がってきた決勝戦は東京建物八重洲ホールで開催。

5月
「第5回天下一チームバトル」が開催。優勝チームはまるお、直泰、ネイノー(まるおさん、直泰さん、ネイノーさん)。
主催の松澤さんはこの大会以降、天下一およびチームバトルの主催から身を引くこととなる。

「大作・よしひこの禁止生 #1」が配信。
大作さんとよしひこさんが得意分野のアイマス&野球の話題を禁止して、ラジオパーソナリティを目指しニコ生のラジオ番組。
番組終了後、30分のおまけ枠で大喜利コーナー「Hey Hey 大喜利まいどあり」が開催されており、このコーナーで目立った活躍をするとパーソナリティーから「マル禁ネーム」が与えられるのが特徴。
この番組をきっかけにして大喜利文化に触れたプレイヤーも多く、「禁生大喜利部」としてその名を知られている。

7月
「第1回URRAIグランプリ」が開催。優勝は蛇口捻流さん。
関東の大喜利プレイヤーであるうっらいさんの名前の響きとIPPONグランプリがかけ合わさった大会であり、なぜか関西で開催されている。
ポイントを獲得すると、「URRA〜I」という音が鳴るのが特徴。

9月
「新型大喜利対局オオギリダイバー21東北」が開催。優勝は蛇口捻流さん。
初めての東北(宮城県)での開催となった。

「東京地獄大喜利〜零〜」が開催。優勝は虎猫さん。
それまで福岡でらんちゅうさんが開催していた「福岡地獄大喜利」のルールを引き継ぎ、六角電波さんが東京で開催している。

10月
「アイドルマスターシンデレラガールズ大喜利会」が開催。
それまでもアニメ作品などをテーマにした”くくり”大喜利会は存在したが、その中でも一際目立った存在のイベントとなる。
会を増すごとに参加者が増え、その作品を知らないけれど大喜利がしたいだけの人(蛍原枠)などの参加で盛り上がりを見せる。
作中に登場するキャラクターを用いて大喜利を行う、「アイドル憑依大喜利」が人気企画。
「シンデレラガールズ大喜利会」の主催は星野流人さんであり、同じくアイドルマスターシリーズの別ブランド「ミリオンライブ大喜利会!(主催はるるはんさん)」と「シャイニーカラーズ大喜利会(主催はヅカマゲドンさん)」も共同運営により不定期で開催。

12月
「新型大喜利対局オオギリダイバー23名古屋」が開催。優勝は木曜屋さん。
初めての愛知県での開催となった。

2016年

5月
「第1回Ups大喜利ライブ」が開催。優勝はセンサールマン 愛植男さん。
主にプロの芸人さんの出場する大会だが、予選を突破すればアマチュアでも出場が可能。

9月
「大喜利メランコリー杯」が開催。優勝はごとうSCさん。
大会MCを毎回令和ロマンの高比良くるまさんが務めている。

10月
2015年8月に閉店した「大喜利ルーム 喜利の箱」が、1年2ヶ月ぶりに再オープン。
所在地は池袋駅東口に移転。
店長はまめこさんに代わり、スタッフとして前店長の星野児胡さんや、ばらけつさんらが参加していた。
前体制から運営面を改善して臨むも、2017年5月に閉店。
ばらけつさんがルールを考案し開催していた「1500」や、「ステゴロ(現企画名はオオギリサンダーロード)」などは、喜利の箱閉店後も会議室大喜利として継続して開催されている。

2017年

3月
「EOT-extreme oogiri tournament- 第1章」が開催。優勝は蛇口捻流さん。

「第1回大喜利東海杯」が開催。優勝は偉業も小さな一歩からさん。
名古屋で開催された大喜利大会で、関東や関西からも多数の遠征出場者が訪れた。

4月
「第1期大喜利名人戦」が開催。優勝は急遽猫を噛むさん。
将棋のタイトル戦を模しており、これ以降「大喜利竜王戦」「大喜利王位戦」など複数のタイトルが開催されることとなる。

5月
「第1回大喜利3on3トーナメント」が開催。優勝は即席チーム(蛇口捻流さん、浜村凡平さん、警備員さん)。
寺田寛明さんが主催の3人1組でのチーム戦大喜利大会で、芸人さんも多数出演する。
初優勝チームは事前に組まれたチームではなく、個人でエントリーした上で当日即席で作られたチームだった。

「覆面中央杯」が開催。優勝はアトミックベーコンさん。
出場者が全員普段使用しているハンドルネームとは全く異なる名前でエントリーして、当日まで誰が参加しているのかがわからないという趣旨の大会だった。

7月
「東北大喜利最強トーナメント「T-OST」」が開催。優勝者はATPさん。
東北大喜利杯が開催されなくなった東北地方を盛り上げようと、羊狩りさん他仙台を拠点とする大喜利プレイヤーたちによる運営で開催が実現。
恒例として優勝者には寿司券が贈られる。

「オオギリダイバー HYPER DASH vol.1 シングルトーナメント」が開催。優勝者はスパムちゃんさん。
従来のオオギリダイバーのルールに加えて、一発KOのシステムが追加されており、よりスリリングな試合を楽しめる大会となっている。

12月
「超加点大喜利杯」が開催。優勝はネイノーさん。
”超加点ルール”とは審査員による10点の挙手審査が、乗算によって加点されていくかたちのルールとなっている。
ルールはみくもさんが考案し、ひろちょびさんが大会での実際の運用を行った。
後に大喜利千景でも超加点ルールでの大会が行われたり、関東生大喜利での重要な対戦ルールのひとつとして馴染んでいく。

2018年

1月
大喜利ライブ「荒城の月」が開催。
田野さん主催の大喜利ライブであり、芸人よりもアマチュアの大喜利プレイヤーが多く出演しているのが特徴。

「あなーば大喜利会」が開催。
後に「大喜利カフェ ボケルバ」を運営することとなるせんだいさんが、最初に開催した大喜利会。
会場は静岡県富士市にある「ゲームスペースあなーば」。
これ以降、バーや銭湯、猫カフェなど、一風変わった会場で大喜利会を主催していくようになる。

2月
大喜利観戦記者 鵠」のツイッターアカウントが公開。
当初は大喜利大会などの実況ツイートなどもしていたが、現在は関東での大喜利イベントをまとめたスケジュール表の公開が主な役割。

3月
「大喜利未来杯-BIG GAME-」が開催。優勝はかっきーターンwithつぼみ(おかきさん、まな!さん、ハッピーターンさん)。
3人1組でのチーム戦で、合計30組総勢90名が出場した。

4月
初心者向け大喜利会「始めの一歩」が開催。
主催者は虎猫さんであり、生大喜利経験の無い(もしくはほとんど経験の無い)初心者向けの会となっている。
このイベントから生大喜利への参加を開始するプレイヤーも多く、多数の強豪プレイヤーを輩出している。
基本的に年に2回のイベントであり、春は「始めの一歩」、秋は「きっかけの一歩」として開催されている。

「第2期大喜利名人戦」が開催。優勝は風呂つんくさん。
本戦にて「植物状態だった貴方の恋人が20年ぶりに目を覚ましました。さあ、感動的な言葉をかけてあげましょう!」というお題に対して、風呂つんくさんは「俺も今起きたとこ」と回答し、優勝を決める。
その後その回答をしがんだかさのばさんのツイートが大バズりし、最終的に4.1万RT、16.3万いいねを達成。
この回答は”今起き”として以降も語り継がれることとなった。

「第9回大喜利鴨川杯」が開催。優勝は鉛のような銀さん。
この大会の決勝戦はネット上で生配信され、大会終了直後に次回大会開催時期を運営内で検討している様子を映したVTRが公開。
しかしいずれの候補日も運営メンバー内でスケジュールが合わず、業を煮やした卵飯さんが鶴の一声「ほな、明後日やったらええやんけ!」と発言。
これにより翌々日の「第10回大喜利鴨川杯」の開催が決定、告知される事態となった。
翌日の「戦」を挟んで翌々日、宣言通り「第10回大喜利鴨川杯」が開催。優勝はすり身さん。
ちなみに大喜利鴨川杯のツイッターのヘッダー画像では直近の優勝者の写真が採用されており、第9回大会終了後は鉛のような銀さんとぺるともさんの並ぶ格好いい後ろ姿の写真だったのだが、わずか2日後にすり身さんの画像に差し替えられてしまった。

5月
「女性限定大喜利会〜つぼみの会〜」が開催。
主催者はデリシャストマトさんで、文字通り女性限定の大喜利会。
生大喜利界隈自体が男所帯だった中で、多数の女性プレイヤーが大喜利を始めるきっかけとなった。
2022年6月には第2回が開催され、参加者総勢45名という大所帯での開催となり話題を呼んだ。

「オオギリバッティングセンター」が開催。
なんば紅鶴にて月一開催され、匿名参加での大喜利打ちっぱなしが特徴。
2022年10月にはNHK「ほっと関西サタデー」でもその模様が紹介された。

7月
関西大喜利カレンダー presents 「関西大喜利新人賞2018」が開催。優勝は吉永さん。
関西で活動する新人大喜利プレイヤーを対象にした大会となっている。
「関西大喜利新人賞」は翌2019年にも開催されるがそれ以降は行われず、2022年からは吉永さんが関西大喜利新人賞の流れを汲む形で新しい新人賞「スーパールーキー決定戦2022大阪」を開催した。

8月
「冬の鬼30人組手」が開催。
強豪大喜利プレイヤー冬の鬼が、フリーエントリー25名と運営により用意された5名の刺客を相手に、タイマン勝負で行う30人組手ライブ。
主催の大喜利企画ROSEはその後、「ぺるとも30人組手」「警備員30人組手」を開催し、結果的に意図せずしてラジオクロワッサン90人組手になっていた。
”組手”シリーズは大喜利企画ROSE以外にも多数の主催により開催されており、多数の実績豊富なプレイヤーや修行したいプレイヤーがこの組手の苦行に臨んだ。

10月
「第1期大喜利竜王戦」が開催。優勝は虎猫さん。
大喜利名人戦から1年遅れで開催された、2つめのタイトル戦となる。

12月
YouTubeにて「大喜る人たち1問目」が公開。
企画づくりチャンネル「にーぬムービー」内の1企画として、芸人さんたちの大喜利する様子が公開された。
翌年6月から「大喜る人たち」として独立したYouTubeチャンネルで動画が公開されるようになり、動画のほか多数のライブなど様々な大喜利イベントに携わる一大コンテンツとして成長していく。

2019年

2月
「第16回大喜利天下一武道会」が開催。優勝は鉛のような銀さん。
第15回大会までを開催していた松澤さんに代わり、Redさん、ノディさんらが主催を引き継ぐかたちで5年ぶりの開催となった。

「U3 OOGIRI CHAMPIONSHIPS"答龍門"」が開催。優勝はぐーがおさん。
生大喜利暦3年以内の方のみが出場することのできる、新人戦大喜利大会。

3月
大喜利団体「大喜利企画ROSE」が発足。
これ以前も同メンバーにて大喜利会の主催・運営は行っていたが、この頃に「大喜利企画ROSE」のツイッターが公開された。
主な運営イベントは「オオギリサンダーロード」「1500」「直式大喜利大会"1d100GIRI"」「大喜利タイトル戦シリーズ」「喜利ベロス」「○○○30人組手」「大喜利ノ園」「大喜利奨励会」ほか多数。

4月
「第3期大喜利名人戦」が開催。優勝は風呂つんくさん。
史上初の連覇となり、風呂つんく大喜利名人は永世大喜利名人となった。

7月
「一般社団法人日本大喜利協会」が設立。
事業内容は「大喜利競技大会の開催・運営事業」「大喜利研究会、競技戦略研究会といった研修会・講習会の開催・運営事業」「前各号に掲げる事業に附帯又は関連する事業」。
代表理事は渡部千大さんが務めている。

「第1期大喜利王位戦」が開催。優勝はFANさん。
大喜利竜王戦から1年遅れで開催された、3つめのタイトル戦となる。
ベストアンサー形式の名人戦・竜王戦とは異なり、王位戦は初めての印象審査ルールとなる。

9月
「大喜利会ボケルバ」が開催。
せんだいさんが後にオープンする「大喜利カフェ ボケルバ」の前身となる、会議室大喜利会としてのボケルバの第1回イベント。
ミニトーナメントではkubodiさんが優勝した。
これ以降毎週木曜日に(新型コロナウイルスの流行に伴う開催自粛期間を除き)欠かさず開催され、開催日も土曜日に行われる場合も増え、参加者も多岐にわたって増えていくこととなる。

「24時間大喜利フェス」が開催。
5年ぶりの24時間イベントの開催となり、会場は池袋GEKIBA。
24時間ランナーとして田野さんが出演。
「荒城の月」「車海老のダンスの時間」「大喜リーマン」「3card」「すり身企画」「金曜大喜利会とまこやす杯の深夜枠」「ハーフタイムショー」「早朝超加点大喜利」「冬の鬼企画」「荒城の月スピンオフ 新月」「大喜利千景」「田野20人組手」などの企画が行われた。
早朝超加点大喜利の優勝は、直前のハーフタイムショーでも熱唱を披露した菅原パスタさん。

11月
警備員さん、冬の鬼さん、ぺるともさんによるYouTubeラジオ番組「ラジオクロワッサン」が配信開始。
その後公開収録ライブの開催や、ラジオクロワッサンによる大喜利ライブも開催された。

12月
「SENIOR OOGIRI CRASSICS″MASTER=PIECE″」が開催。優勝はいしださん。
30歳以上の大人のみが出場することのできる大喜利大会。
ドレスコードが存在し、この大会のために衣装を用意してくる人もいるほど。

2020年

1月
「大喜利サックス杯」が開催。優勝はsomaさん。
昨年9月に開催された24時間大喜利フェス内の企画で、菅原さんがBARBEE BOYSのモノマネを披露するためにサックスを購入。
しかし別に吹くわけではないしいらないということで、その時のサックスを優勝賞品とした大会が開催される運びとなった。

3月
「The Order」が開催。優勝は迫真大喜利部(KNSIさん、JSMNさん、OGKZさん、W3さん、SMMさん)。
5人1組でのチーム戦の大会であり、チームメンバーをどのお題に登場させるかのオーダー担当の役割が鍵となる戦略性の高いルール。

新型コロナウイルス蔓延に伴い、生大喜利イベントの開催が困難となる。
2020年の秋ごろまでの半年ほどの間は、生大喜利イベントがまったく開催されておらず、代わりにオンラインイベントが主流となった。

4月
スプレッドシート大喜利が開発される。原案はみくもさん、作成は戯念さん。
Googleが提供するウェブプログラムのスプレッドシートを用いた大喜利ツールであり、通話アプリを併用することでフリップで回答する形式に近いスタイルでの大喜利の提供を実現した。
新型コロナウイルスの流行に伴い生大喜利イベントが開催されていなかった中、スプレッドシートを用いたオンラインでの大喜利会が多数開催されることとなった。

8月
スプレッドシート大喜利会「おはよう大喜利です」が開催。
主催はるるはんさん。朝の時間帯(初回は木曜日の6時〜7時)に開催され、1日の始まりに大喜利をしてシャッキリとした気持ちで仕事や学校へと向かおうというイベント。
その後も定期開催されているうちに、土曜日の朝の開催が定例となる。
現在は田んぼマンさんが引き継いで開催を継続している。

10月
「神奈川県民優遇大喜利会」が開催。主催はヘオンキさん。
エントリーの際などに早めに募集が開始されるなどの点で、神奈川県民が優遇されている。

11月
「大喜利・文化杯」が開催。優勝は警備員さん。
コロナ禍によって長らく生大喜利が開催されていなかった中で、久しぶりの大規模な大会となった。
これ以降、毎年文化の日に開催されるのが恒例となる。

「一撃」が開催。優勝は眠都さん。
関西で開催されている大喜利大会で、全試合がタイマン大喜利のトーナメント大会。

「冠到杯」が開催。優勝はわたおさん。
優勝経験の無い大喜利プレイヤーが対象となる、完全招待制の大喜利大会。

2021年

2月
神山まるたさんによるブログ「祈ブロ」が連載開始。
新型コロナウイルスの終息を願って開始された、祈りのブログ。
「国内の感染者数が0になるまで毎日書く」というルールで始まり、その後状況を鑑みて「感染症区分の5類への移行」もしくは「勃棋大喜利会の開催」が終了条件として追加。
そして連載開始から2年3ヶ月の時を経て、2023年5月8日をもって5類へと移行したためブログは惜しまれつつも最終回を迎えた。
連載終了後の5月21日にはジャスミンさんとシャープくんさん主催による「完結記念!祈ブロ会」が開催され、祈ブロのファンが多数集まり非常に大きな盛り上がりを見せた。

3月
「大喜利千景」を主催していた芸人の寺田寛明さんが「R-1グランプリ2021」の決勝戦に進出。
結果はファイナリスト10名中の10位。

4月
スプレッドシート大喜利1周年記念大会「スプシ王」が開催。優勝は博士の生い立ちさん。
スプレッドシート大喜利を用いた初めての大規模大会。
予選4ブロック開催され、出場者は最大72名。
各予選を勝ち抜いた上位24名がニコニコ生放送で配信される本戦へと進出する形式。
オンライン開催の利点を生かし、全国各地から強豪プレイヤーが参戦した。

「大喜利とネタ見せの会」が開催。主催は水中トリックのおーはらさん。
大喜利のパートとネタ見せのパートが合わさったイベントであり、社会人お笑いの大会などで活躍する方も多数参加している。
このイベントをきっかけにアマチュア大喜利イベントに興味を持つ人や、逆に社会人お笑いのネタにチャレンジする人も多い。

7月
「INPON GRAND PRIX 2021」が開催。優勝は中国産さん。
ラッパーであるハハノシキュウが主催する「韻」と「笑い」が融合した大喜利イベント。

11月
大喜利投稿サイト「大喜利茶屋」が公開。
24時間サイクルで投稿と投票を行う「デイリー大喜利」と、定時に開催されている「昼の茶屋」「夜の茶屋」のほか、多数のイベントも開催。

2022年

1月
こんにちパンクール」のYouTubeチャンネルが開設。
大喜利プレイヤーとして活動していた、FANさん、蛇口捻流さん、ぺるともさん、警備員さん、田野さん、アオリーカさん、ジョンソンともゆきさんの7名による大喜利のYouTubeチャンネル。
ユニークな企画と確かな大喜利力の高さから、大喜利界隈内外を問わず多数のファンを抱える人気チャンネルとなった。

3月
座・高円寺2にて、2日連続でアマチュア大喜利プレイヤー向けの大会が開催。
土曜日は「哄演児杯」が開催。優勝はOGAKUZUZさん。
日曜日は「EOT-extreme oogiri tournament- 第7章」が開催。優勝はヤオクロ(キャベツさん、ジャージの顔さん)。

「R-1グランプリ2022」にて、大喜利イベントで多数活躍される寺田寛明さんが2年連続2度目、サツマカワRPGさんが初めての決勝戦進出。
結果はファイナリスト8名中、サツマカワRPGさんが5位。寺田寛明さんが6位。

「大喜利渋谷杯 powered by 渋谷渦渦」が開催。優勝は大久保八億さん。
渋谷をもっと楽しくするイベントコンテンツを募る公募プログラム「渋谷渦渦」にて、寺田寛明さんの提案した大喜利大会が採択されたため開催が実現。
WEB予選が実施され、60名のアマチュア大喜利プレイヤーが出場し、本戦では多数の芸人さんも参加した。

4月
大喜利大会「ボケルバカップ」開催。優勝はしゅごしゅぎさん。
「大喜利会ボケルバ」初の大会系イベント。
優勝者には次月のボケルバ1ヶ月無料参加権と、「金のボケルバカード」が贈呈された。

5月
「EOT-extreme oogiri tournament- 第9章 嫌OT」が開催。優勝はMAさん。
予選から本戦まで、出題される全てのお題が「嫌だお題」のみという特殊ルールでの開催となった。

6月
「大喜利会テトラボ01」が開催。
毎週木曜日、関西を拠点に開催されている大喜利会。
それまで関東にのみ定期開催の大喜利会「ボケルバ」があった中で、関西でも初めて毎週開催となる大喜利会が始動した。

「神奈川県民優遇大喜利ライブ」が開催。
元々ヘオンキさんの開催していた「神奈川県民優遇大喜利会」が、Naked Loft Yokohama協力のもと、ライブイベントとして開催された。
一般観覧チケットは1500円だが神奈川県民であれば1000円に割引となり、その点で優遇されているらしい(なお大喜利参加者の場合はホワイトボード持ち込みでも1000円に割引となる)。
ライブMCにはミネさんが参加している。

7月
「大喜利渋谷杯フェス powered by 渋谷渦渦」が開催。
会場はスタンディング最大700名収容という「渋谷ストリーム ホール」。
「バトルなしワイワイ大喜利ライブ」と「第6回大喜利3on3トーナメント」の2部制。
「第6回大喜利3on3トーナメント」は前日に予選会が行われ、多数の芸人さんも出場する大規模な大会となった。
優勝は小室圭さん、サウナへ(赤黄色さん、冬の鬼さん、チャンスさん)。

8月
「大喜利別天地」が開催。
関西で開催された生大喜利初心者会であり、当初は2021年1月の予定だったが大阪府緊急事態宣言要請を受け中止となり、1年半の時を経てようやく開催となった。
エントリー枠32名に対してキャンセル待ちが20名以上にも及ぶなど、生大喜利人気の高まりを予感させるイベントとなった。

9月
「大喜利スイッチ杯」が開催。優勝は武山さん。
菅原さんが遊ばなくなったスイッチを優勝賞品として提供。
しかし菅原さん本人は大会の終了した直後にスプラトゥーンをやりたくなったため、スイッチを再度購入している。

10月
「大喜利双葉杯」が開催。優勝はヒヤシンス(骨密度、予備校)。
生大喜利暦3年以内の大喜利プレイヤーの向けのタッグ大会。
同じく新人向けの大喜利大会である答龍門とは異なり、歴が3年を超えていても参加回数が10回以下であれば出場できる。
また出場資格のあるプレイヤーの中でも、1年以内or5回以下(A)と3年以内or10回以下(B)の区分が分けられるのも特色となっている。

「喜利ベロス8/ベロス・イン・ワンダーランド」が開催。優勝は羊狩りさん。
大喜利プレイヤーの六升さんが店員として働いている、神奈川県川崎市にある「BAKERY CAFE Shiromaru」が会場となっている。
美味しいパンとコーヒーを楽しみながら大喜利ができる会となった。
またこれ以降Shiromaruは、「神奈川県民優遇大喜利会」や「ガクヅケ船引添削大喜利ワークショップ 赤ペンフレンド」など、営業時間外を利用して大喜利イベントが行われる謎のパン屋さんとして知られるようになる。

12月
「24時間LOFT9大喜利FES.」が開催。
会場はLOFT9 Shibuya。
24時間ランナーとしてぺるともさんが出演。
「ぺるともダッシュ」「こんにちパンクール」「One shot three pell」「ヤングアダルト大喜利」「深夜に大喜る人たちオールナイトぺるとも」「早朝EOTスパーリング」「アイドルタッグ大喜利」「大喜利千景」などのイベントが行われた。
「早朝EOTスパーリング」ではOGAKUZUZさんが優勝。

千葉県で大喜利を行う「ChibaGiri」が発足。
J@Qさんにより立ち上げられた大喜利団体であり、柏を中心に千葉県の大喜利の盛り上がりに大きく貢献した。
主な主催イベントに、平日夜に行う大喜利会の「千葉喜利」、休日に行われる強化会「大喜利千葉力」、大喜利大会の「ChibaGiriMAX」などがある。

「関西大喜利グランプリ2022」が開催。優勝は五能ファイアさん。
2022年中に開催された関西の大喜利イベント「一撃」「URRAIグランプリ」「N」「Athletics」「マイドン杯」「スーパールーキー決定戦」の優勝者に、当日行われた敗者復活戦の優勝者を加えたメンバーで争われた。

2023年

1月
「第17回大喜利天下一武道会」が開催。優勝者は鉛のような銀さん。
コロナ禍により2度の開催延期を経て、ようやく4年ぶりに開催に至った。
なお大喜利天下一武道会の連覇者はホムンクルスさん以来2人目、予選が行われるようになってからは初めての連覇者となった。

3月
「R-1グランプリ2023」にて、大喜利イベントで多数活躍される寺田寛明さんが3年連続3度目、サツマカワRPGさんが2年連続2度目の決勝戦進出。
結果はファイナリスト8名中、寺田寛明さんが3位。サツマカワRPGさんが同率4位。

4月
秋葉原に「大喜利カフェ ボケルバ」がオープン。
長年「大喜利会ボケルバ」を開催し続け種を蒔き続けたせんだいさんの努力が実り、ついに常設店舗としての活動を開始。
基本的に年中無休で昼(13時〜17時)と夜(18時〜22時)の2区分で大喜利に参加することが可能。

三ル貝さん(サークル「超サマーヌード」)が「大喜利合同誌 ExT Vol.1」を発行。
大喜利プレイヤーたちによって執筆された、大喜利に関する合同誌。

5月
「Another The Order Ⅲ」「The Order Ⅲ」が開催。
優勝は、「Another The Order Ⅲ」が三笘薫に取り憑いたサキュバス5体(犬ドッグさん、田野さん、家臣エブリモさん、wataoさん、ジャスミン洗さん)。
「The Order Ⅲ」が反町じゃない布袋のポイズン(キャベツさん、栃木ゆにさん、アオリーカさん、ぽるすさん、6輪タイレルさん)。
当初は「The Order Ⅲ」の1日のみ開催が告知されていたが、エントリーチームが定員を大幅に超過したことを受けて、その前日に「Another The Order Ⅲ」の開催が決定した。

大喜利企画ROSEによる大喜利ライブ「8 MELODIES」が開催。
出演は、MAさん、おせわがかりさん、かねかわさん、小粒庵さん、武山さん、手すり野郎さん、ネオさん、ヨシダin the sunさんの8名。MCはデッサンビーム(蛇口捻流さん、FANさん)。
固定メンバーによる全8回公演であり、”旅する大喜利ライブ”と銘打たれた。

7月
「大喜利液タブ杯」が開催。優勝はキルヒホッフさん。
菅原考案、大喜利企画ROSE主催で開催されていた「大喜利サックス杯」「大喜利スイッチ杯」に続く3つめの大会。
プレゼンターはこれまでの菅原さんではなく、千代園るるさん。
優勝すると、千代園るるさんが使わなくなった液晶タブレットが貰えた。
また液晶タブレットにちなみ、予選と本戦、決勝戦では絵回答限定の一問一答もお題に組み込まれている。
大会中から「親戚の子に液タブをあげたい」と語っていたキルヒホッフさんは、見事親戚のお子さんのヒーローとなった。

8月
「大喜利大輪杯」が開催。優勝はクレーム(わたお、ぺるとも)。
新人向けの大喜利タッグ戦である「大喜利双葉杯」のベテラン版のような大会。
大喜利歴が4年~5年以内(C)とそれ以上(D)のタッグ(もしくはC同士)のみが出場可能。
酸いも甘いも嚙み分けた、歴戦の手だれたちが大勢集まる大会となった。

「EOA-extreme oogiri arena- 第1章」「EOA-extreme oogiri arena- 第2章」が開催。
第1章では決勝戦4問目で全員後が無くなった状態から、虎猫さんが満場一致での優勝を果たした。
第2章では決勝戦7問目までもつれ込む長期戦となり、大熱戦の末南部屋敷さんを下したフェスタさんが優勝となった。
当初は第1章の開催のみを予定されていたものの、エントリー開始時に応募が殺到しサーバーがダウン。
サーバーの復旧を待っている間に定員を大幅に上回るエントリーが集まったため、急遽第1章の1週間後に第2章を開催し、エントリー者を両日に抽選で振り分けての開催となる旨が発表された。

9月
「池袋大喜利フェス」が開催。
会場は池袋GEKIBA。主催は2019年にも「24時間大喜利フェス」を開催した田野さん。
2日間に渡って開催される大喜利フェスだが、9月9日14時から9月10日の11時半までの公演のため、24時間開催ではない。
2日目の午前中には早朝大喜利大会が開催され、ヨシダin the sunさんが優勝した。

「宮崎大喜利Typhoon」が開催。優勝は副編集長さん。
全国各地から豪華大喜利プレイヤーをゲストとして招いた、宮崎県開催のアマチュア大喜利大会。

10月
「大喜る人たちトーナメント2023」が開催。優勝は木曜屋さん。
過去に開催された「大喜る人たちトーナメント」の優勝者・準優勝者の6名は決勝戦シード出場となり、12名が予選からの本戦出場枠となる。
8月から9月にかけて、東京(渋谷ばぐちか、大喜利カフェ ボケルバ)と大阪(日本橋UPs)にて1〜2回戦・準決勝からなる予選会を開催。
予選の総出場者数は432名と、アマチュアもエントリー可能な大喜利大会としては、大喜利天下一武道会以上の規模を誇る大会となった。
決勝戦ファイナルまで勝ち残った木曜屋さんとミネさんの両名は、いずれも予選会からの勝ち上がりだった。

11月
「第1回新潟大喜利カップ〜初雪〜」が開催。優勝はいい女さん。
新潟県開催の大喜利大会で、田野さんや馬肉かなめさんらがゲストで出場したほか、他地方からの遠征も多数参戦した。


2024年

3月
「R-1グランプリ2024」にて、大喜利イベントで多数活躍される寺田寛明さんが4年連続4度目、サツマカワRPGさんが3年連続3度目の決勝戦進出。
さらに大喜利プレイヤーでありアマチュアとして社会人お笑いの活動をしていたどくさいスイッチ企画さん(大喜利名:ウォーリー)が、初の決勝戦進出となった。
なお、20年以上の歴史を誇るR-1グランプリにおいて、アマチュアでの決勝戦進出はどくさいスイッチ企画さんが史上初となる。
結果はファイナリスト9名中、どくさいスイッチ企画さんが同率4位。サツマカワRPGさんが6位。寺田寛明さんが7位。

千葉県での大喜利イベントを主催・運営していた「ChibaGiri」の発起人J@Qさんが、「千葉県大喜利大会『vol.MAX!!!』~タッグトーナメントマッチ~」の開催を以て、千葉から東京へ引っ越すため代表を勇退。
2代目の代表者としてセトピアさんが就任し、4月以降も千葉県での大喜利イベントの継続が発表された。
なおJ@Qさんは、4月以降は世田谷区付近で大喜利会を主催する団体「大喜利GLASS」で主催活動を再開した。

「U3 OOGIRI CHAMPIONSHIPS“答龍門”2024」が開催。優勝はコーツ(覚醒)さん。
生大喜利暦3年以内の方のみが出場可能な新人大会であるが、今大会から事前に予選会の開催が決定。
予選会は1月に開催され、トーナメントを勝ち上がった28名が本戦進出となる。
これによって予選の出場者数は最大112名へと膨れ上がり、同時にWeb予選も開催されるなどより厳しい戦いが繰り広げられた。

「君と笑顔が見たいだけ」がファンタジア文庫より発売。
作者は新田.jpgとして大喜利でも活動している新田漣さん。
第36回ファンタジア大賞にて金賞を受賞した作品で、「お笑い」に青春を捧げる少年少女の物語となっている。


4月

「EOT 第10章」が開催。優勝は尊敬ラーメン屋さん。
記念大会として2日間に渡って開催され、day1は予選1〜3、day2は予選4と本戦が行われた。
総出場者数は2日間総計140名となり、その中から予選を勝ち抜いた32名が本戦トーナメントに進出。
通常回の倍の規模でありながら募集枠を大幅にエントリーがあったことを受け、抽選漏れ・キャンセルとなった方々が優先エントリー可能な「EOT 第11章 Counter Attack」の開催も告知された。

「笑う警報 第六響(in 大阪)」「笑う警報 第七響(in 名古屋)」「笑う警報 第八響(in ボケルバ)」が開催予定。
サイレンさん主催の大喜利会「笑う警報」が、ゴールデンウィークに日本列島を横断するツアーイベント。
当初はツアー初日に(in 福岡)が予定されていたが、主催都合により中止となった。

5月
大喜利企画ROSEによる大喜利ライブ「8 MELODIES 第8回公演 ホワイトレクイエム」が開催予定。
2023年5月より開催されてきたアマチュア大喜利プレイヤーの固定メンバー8名による大喜利ライブの最終公演。
”旅する大喜利ライブ”と銘打たれたイベントの、長きにわたる冒険の終着点となる。

6月
「大喜利龍虎杯」が開催予定。
生大喜利暦5年以上のベテラン向けの、タッグ大喜利大会。
主催の犬ドッグさんをはじめ、MCのぽこやかざんさん&フェスタさん、そして審査員など、運営チームのいずれもが生大喜利暦4年以内のプレイヤーによって構成されている。

「第18回大喜利天下一武道会」本戦が開催予定。
今大会から予選会の形式が大きく変わり、予選の出場者数が増加。
予選ルールもより厳しいものとなった他、大会当日に敗者復活戦なども予定されている。

10月
「福岡地獄大喜利〜吊〜」が開催予定。
六角電波さんにより「東京地獄大喜利」として東京で開催されていたが、わからないさん主催による福岡での開催は実に10年ぶりとなる。